名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

台風18号が飛騨地方を縦断した

2009年10月08日 | セカンドルーム

 

心配していた台風18号は、我が家に何の被害も残すこと無く去っていった。
「はさ干し」中の稲は冷たい雨に濡れはしたものの、風で倒壊することは無かった。
伊勢湾台風並みの超大型で、厳戒態勢が必要とテレビが度々報じていた。
伊勢湾台風の惨状も覚えているし、5年前に飛騨地方を襲った台風の被害の記憶も生々しいので、台風情報を聞くたびに緊張した。


飛騨地方も暴風、大雨、洪水警報が出ていたので、風で飛ばされないように板材を固定したり、外に出ていた物を片付けたり、犬を玄関の中へ入れたりと備えだけはした。
5年前は高山線や国道が山崩れで寸断され、増水した川では橋や鉄橋が流されて多くの集落が長期間孤立し、ビニールハウスが飛ばされたり、田畑が冠水して農家の被害も甚大であった。

テレビからは、レポーターが緊張した声で、海岸の波や街路樹の揺れる様子を報じていたが、言うほどの緊張感は映像から伝わってこない。
強引に水溜りに突っ込んだタクシーが立ち往生したり、古い建物や看板が倒壊した程度の映像を競って伝えているが、何となく芸能ネタレベルの報道のようだった。
被害に遭われた人には心から同情するが、過去の惨状を知っているだけに、「伊勢湾台風並み」にしては、被害がそれほど大きくなかったことは幸いだった。
飛騨地方では案ずる事も無く、超と名の付く台風も並であったのは、予報が良い方に変わったのだろうか。

コメント (6)
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