先月は高山の岩滝小学校の運動会と、岩井神社の秋祭りに行き、今日は孫が通う都会の幼稚園の運動会と「名古屋祭り」を見物してきた。
ビルの谷間の幼稚園も園児の何倍もの応援団で埋まっていたが、四方を山に囲まれた小さな小学校の運動会も、集落総出で盛り上がっていた。
今日の名古屋は、昨日までの雨がうそのように晴れ上がって、子供達の健気な演技や競技に、大きな拍手が園庭いっぱいに広がっていた。
我が家もママのお腹が大きく、パパも腰痛で親子リレーに参加出来ないので、小学生のおねえちゃんがピンチヒッターで懸命に走っていた。
場所は対照的に違うが、子供達のがんばる姿はどこで見ても感動的だ。
午後は、名古屋祭りで郷土の生んだ信長・秀吉・家康の「三英傑行列」を見物してきた。
今年で55回を数える観光祭りも、年々見物客が少なくなっていくようで、地元デパートが趣向を凝らして取り組んでいる割には盛り上がりに欠けていた。
以前は椅子やござを持ち込んで、早くから場所取りをしていたが、今日はどこでも自由に見物が出来た。
数百年の歴史に裏打ちされた山里の秋祭りは、静かな鎮守の森で厳かに執り行われる。
木立の中を鉦を打ち鳴らし太鼓を叩きながらの祭り行列は、年に一度の華やぎで集落全体が祭りと一体になる。
見物客は数えるほどしかいない伝統の村祭りとは比べるべくも無いが、都会の観光祭りは思い切り賑やかであって欲しい。