八ヶ岳方面へ1泊旅行に行ってきた。
好天に恵まれて八ヶ岳連峰から南アルプス、富士山などの眺望をいろいろな角度から楽しむことが出来た。
山麓をドライブし、野辺山高原から見た八ヶ岳は裾野が広く開放的で、飛騨の峻険な山なみと対照的な明るさを感じた。
高原野菜の畑や牧草地は広々として、北海道を思わせる風景だった。
紅葉の時期であるが、赤く染まる木が少ないので、銀色や黄色の葉も何となくくすんで見える。
飛騨と同じ標高でも暖かかったし、日本海側の影響が強い飛騨と比べると、風景だけでなく気象の違いも感じた。
夜は友人の山荘に泊めてもらい、4夫婦が揃って昔話に花を咲かせた。
前の晩は、名古屋で高校山岳部OB会の飲み会に出た。
我々の年次で廃部になり、その後復活しなかったので、いつまで経っても若手あつかいである。
年々メンバーは減少していくのでちょっと寂しい会であるが、新制高校第1回卒業生以降の先輩が出席しているので、5年後、8年後の自分の姿を想像できるよさもある。
昔の仕事仲間に会っても、山岳部のOB会でも血気盛んであった頃の話題が途切れることなく出てくるのに、昨日食べた食事のメニューがなかなか思い出せない。
そんなことを考えながら予定の行事が終わった。