今日の飛騨地方は時々薄日は差すが、北西の風が強く寒い一日だった。
先月の初めに、きのこ栽培用の原木にシイタケとナメコの菌を打って、コモにくるみ軒下に寝かせておいた。
こうして山桜が開花するまで仮伏せしておくと、菌が活着して良いきのこが収穫できる。
今日はシイタケの原木10本と、ナメコ8本を裏山に運び本伏せした。
原木の伏せ方はいろいろあるが、シイタケは支柱に横桟を渡して交互に立て掛ける「むかで伏せ」がよくおこなわれる。
ナメコは、原木が直接地面に触れるように置いている。
今回のシイタケは、比較的乾燥しやすい場所に置くので、ナメコと同じように、丸太を枕にして交互に並べた。
地面と接する部分を増やして乾燥を避け、梅雨まではコモをかぶせて養生することにした。
ナメコは崖下の湿気の多い所に置くので、腐食しないように片方を少し上げて並べた。
経験者から教わったり、無い知恵を絞って色々試しているが、どの方法が良いのかいまだに解からない。
結果は1~2年後に出るが、いずれにしても、収穫の多寡は天候しだいで、人知の及ぶところではないようだ。
1本10キロ前後の原木を、裏山に担ぎ上げるのは結構な力仕事で、息が上がるし足ももつれる。
毎年やっている裏山ジムの筋トレだが、スピードもスタミナも年々衰えていくことを、今日も実感してしまった。