名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

わが家の節電対策

2011年04月26日 | セカンドルーム

 

十数年前に名古屋の家を建て替えた時、オール電化にした。 それまでは、電気とガスの併用であった。
火を使わない安全性や、割安な深夜電力を使った給湯システム、2系列の基本料金を払う必要が無い、などメリットを考えて電気だけにした。
また当時は、災害が発生しても真っ先に復旧するライフラインが電気であったので、それも決め手の一つになった。
IHクッキングヒーターも不安も感じたが、普段の料理で何の支障も無く、むしろ汚れがちな台所が清潔に保てる長所のほうが大きい。
深夜電力を使ったボイラーも、風呂や洗面所、台所の給湯まで、5人家族のときも湯切れが無く十分に賄えた。
オール電化にしてよかったと満足していたが、東日本大震災以来、様相が変わってきた。
今まではあまり意識しないで、暮らしの快適さを考えていたが、そういうスタイルは通用しなくなりそうだ。
クリーンエネルギーの決め手といわれた原発が、存続を危ぶまれるような状況では、節電とか計画停電で済むレベルでは無いようにも思われる。
ベストと思ったオール電化の足元が揺らぎ始めたが、50年前の生活にも戻れないし、当面は節電でしのぐしかない。
そんな訳で、まず従来使っていた照明を見直すことにした。

 


リビングの照明は、蛍光灯で全室を明るくするのは好きでなかったので、天井埋め込みのダウンライトとテーブルの上を照らすコードペンダント、壁に取り付けた灯りを使った部分照明にしていた。


必要なところだけを明るくする照明は、落ち着きもあり気に入っていたが、消費電力が多いことと、視力の衰えもあって明るさも足りなくなってきた。
量販店で照明器具を探した結果、天井直付けのシーリングライトを使うことにした。
部屋全体は明るくなったが、事務所のようで、なんだか部屋の雰囲気が味気なくなってしまった。
省エネタイプの器具は、今までのほぼ6分の1の消費電力で済みそうなので、贅沢は云っていられない。
節電の一歩はクリア出来たが、クーラー頼りの夏場をどう乗り切るかが次の課題である。
名古屋の暑さは尋常でないので、一番の難敵になりそうだ。

コメント (2)
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