名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

自作刃物研ぎ器

2022年01月17日 | 趣味


朝方は小雨がぱらついたが、気温が高めで
雪にはならなかった。
今日は晴れたり曇ったりで、すっきりしない一日。



刃物を研いだり、彫刻をしたりして家で過ごした。
彫刻刀や鑿を研ぐ時は、刃の角度を一定に保つのが
大切だがこれが難しい。

熟練の宮大工や指物職人は研ぎを体で覚えているので、
ブレることなく一定の角度を維持して、切れ味鋭く研ぐ
ことができる。



何十年もかけて習得した技は簡単に覚えられないので、
角度を維持する補助具を色々自作してきた。



今回はパイプ引き手を台に固定し、刃物を挟んだ器具を
パイプに沿って前後にスライドさせて研いでいく。

刃物の角度が正確に出るので、後は仕上げ砥石で
刃表を研ぎ、刃裏のバリを取ればよい。
匠の技が、補助器具を使うことで習得できる。

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2 コメント

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飛騨の匠ですね (Rei)
2022-01-17 18:03:48
むつかしいことはわかりませんが、
研ぎ器まで自作なさるとは!すごいです。
「飛騨の匠」は飛騨に関わらず、
名工を指して言うとありました。
私は飛騨限定の名工とおもっていました。
ことほど左様に飛騨の国には
名工が多かったと言うことでしょうか?

今日はお医者さんに行きましたが
空には黒い雲、雪でも降ってきそうでした。
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研ぎ (nko)
2022-01-17 19:53:17
Reiさん
刃物の研ぎに苦労していて、今まで何種類もの
研ぎ器を自作しました。
飛騨に居ましたが、匠の足元にも及ばず、せめて
補助具で対抗しようという魂胆です。
これで素人でも玄人並みの研ぎができそうです。
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