名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

薬師三尊像の模刻

2025年02月01日 | 趣味


午前中は晴れ間もあったが、曇りがちですっきりしない天気の一日だった。

月が替わったが、カレンダーにスケジュールを記入する程度で、日常の変化はあまりない。


変わったと言えば、新聞に花粉情報が掲載され始めた。
まだ「少ない」の表示だけで一安心だが油断はできない。



薬師三尊の左脇侍「月光菩薩」の木取をした。
もう一体の右脇侍日光菩薩は、仕上げ彫り中だが像形が共通しているので、並行して作ることにした。


ヒノキ材を必要な大きさに割ったら、隠れ節がたくさん出てきた。

木が若い時に枝打ちをして成長すると、内部に節が残る。
固くて赤味がかった節は彫り難いし欠けたりするので、顔面などに現れないように木取りをする。


顔には出てこなかったので、このまま彫り進めることにした。

彫っている途中で節や割れ、入り皮などが出てくるのは自然材の常で、上手く利用したりかわしたりするのは技の一つと言われる。


3月の作品展に薬師三尊像を出す予定なので、少しピッチを上げなければならない。
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2 コメント

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花粉飛び交う季節到来 (Rei)
2025-02-02 10:00:31
嬉しくない季節ですね。ご用心を。
固くて赤味がかった節>おかおに出ませんように。
浜松は私には遠いところですが
車なら問題ない距離でしょうね。
作品展は各分野からの出品でしょうから
思うだに楽しいと思います。
コンサートも開かれ、また旧交も温められ
楽しい一日ですね。
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作品展 (nko)
2025-02-02 13:56:08
Reiさん
彫り進むと、外からは見えない材料の欠陥が
よく出てきます。
ここまで来たら顔に節などが出ないことを願い
ながら作っていきます。
作品展は、リタイアした人たちの余暇を楽しむ
姿を垣間見ながら鑑賞できるので興味深いです。
返信する

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