名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

飛騨三十三観音霊場めぐり

2007年10月17日 | セカンドルーム
先月から、「明日の道しるべ」を探そうと飛騨三十三観音霊場めぐりを始めた。
今日は爽やかな秋晴れに誘われて、丹生川地区のお寺を巡ってきた。
高山市街地のお寺に比べると、どこも草庵風の小さなお寺で、静かなたたずまいからは山寺の雰囲気が漂ってくる。
飛騨の伝説上の英雄「両面宿儺」や「乗鞍権現」縁の寺、円空が逗留してたくさんの円空仏を残している寺など、興味をひく寺が多くある。
かつては賑わった寺も、過疎化で檀家が減り住職が常駐しなくなってしまった寺や、盗難を防ぐために円空仏を大きな、金庫に保管されている寺など、草深い山寺にも現世の風が吹き寄せているようだ。

道しるべは見付からなかったけど、何体もの円空仏のほほ笑みに出会い、心が洗われる秋の一日となった。
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