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酒井宏樹、浦和退団

2024-07-02 21:59:42 | 浦和レッズ
写真の酒井宏樹選手の退団セレモニーも行われていました。詳細は明日、書きます。

写真の浦和DF酒井宏樹選手の退団も発表になっていました。酒井は柏でユースから昇格してプロになり、J2時代の柏でポジションをつかむと、J1優勝の開催国枠で出場できた2011年のクラブW杯でサントスFC(ブラジル)と対戦するなど、世界相手に一躍名を売ります。これだけ実績を作れば海外からオファーが来るのは必然で、ドイツのハノーファーでブンデスリーガ1部でのプレーを実現させます。

もっとも、ハノーファーはそれほど強いチームではなかったので、2部降格をきっかけにフランス1部のマルセイユに移籍します。このマルセイユ時代が酒井宏樹の輝いた時期でした。この頃になると日本代表の右SBといえば彼の名前が定着するようになり、PSGのエムバペなど強力アタッカーとの対戦が日常になったことで、2018年ロシアW杯では4試合すべてにスタメン出場します。

浦和移籍は2021年です。当時「なぜ浦和なんかに移籍するんだ」と反対する周囲の声もあったと聞きます。彼が、古巣の柏でなく浦和を選んだ理由は「ACLで優勝したいから」でした。2007年、2017年と2度ACL優勝を果たし、2019年も準優勝とアジアで結果を残すノウハウを浦和が持っているというのも、移籍の決め手だったでしょう。

もちろん、ACLで優勝するためには出場権を取るところから始めないといけないですが、そのチャンスは加入直後にありました。2021年の天皇杯で、ロドリゲス監督が率いた浦和は、新加入の酒井宏樹やショルツの活躍もあって見事優勝を果たし、ACL出場権を得ました。翌2022年、コロナ禍でACLが変則開催で、1次リーグがタイで集中開催、決勝トーナメントのベスト16から準決勝が埼スタで集中開催という条件でした。

1次リーグは浦和の力をもってすれば問題なかったですが、準決勝の全北(韓国)はハードな相手でした。サイドの強力アタッカーに苦しんだ浦和ですが地元埼玉スタジアム開催を味方につけ、PK戦で勝ち抜いて決勝に進出します。決勝戦はもっと強いアルヒラル(サウジアラビア)でしたが、今度は2023年に新加入したDFホイブラーテンの力もあって優勝することができました。

このACL優勝で、やりたいことはできたという思いがあったのでしょう。移籍先はオーストラリアリーグが有力と言われています。それほどレベルの高いリーグではないので、代表復帰というような話にはならないでしょうが、いい意味で海外慣れしている彼なので、そこで右SBとしてチームの主力選手になれれば、彼なりに満足できる移籍になることでしょう。

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