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アレクサンダー・ショルツ、浦和退団

2024-07-01 22:23:37 | 浦和レッズ
昨日の磐田戦の試合後、写真の浦和DFアレクサンダー・ショルツ選手の退団セレモニーが行われていました。ショルツは2021年にデンマークリーグのミッティランから完全移籍で浦和に加入してきました。当時、若手主体で選手を育てるチームだった浦和が、ショルツと酒井宏樹の獲得で本気で強化に乗り出す、ちょうど時代の変わり目にいた選手です。

日本人だったら代表にも呼ばれる可能性がある選手ですが、来日当時28歳と年齢的に欧州でのキャリアでこれ以上を目指すのは厳しいと判断したようで、まったく異文化の日本に新天地を求めました。彼のプレーで、売り物はとっさの判断力で、危ないと判断したら頭でちょっと触って、相手選手がいない方向に正確に弾き出すのが得意でした。

昔の浦和DF、ギド・ブッフバルトを思い出すような自陣からのドリブルも特徴でした。彼のドリブルはギドと同じように、相手を抜くためのものではなく、高い位置に上がってゲームを作るためのドリブルでした。相手にブロックを引かれてパスの出し所がない展開になると、ショルツが自陣から上がってクロスを上げた場面は何度も見られました。時にはそのまま上がって点を取ることもありました。

昨シーズンからの、ホイブラーテンとのCBコンビは、最強のコンビでした。ホイブラーテンが前から当たればショルツがカバーし、ショルツが上がっているときはホイブラーテンが時間を稼いでくれました。当時の浦和で、ショルツかホイブラーテンがサイドに引っ張り出されていない限り、単純なクロスでは失点する気がしなかったほどです。

また、ショルツといえばPKキッカーでもありました。当時の浦和では一番上手く、サイドの相手GKが届かないところに正確に蹴るキックで、PKでしか点が取れない試合を拾うこともできました。今季はチアゴ・サンタナにキッカーを譲る場面も見られましたが、昨年まではショルツのPKで1-0というのも、浦和の一つの勝ちパターンでした。

今季はヘグモ監督が導入した4-3-3がなかなか機能せず、ショルツとホイブラーテンのCBで何とかしてくれというような場面を作られたことで、昨年ほどの安定感は出せませんでした。それでも、ACLも優勝し、浦和にタイトルを残した彼への感謝は尽きません。移籍先はカタールリーグが有力と言われます。彼もキャリアの終盤になり、また違った場所でプレーしたいと、オファーを見て思ったのでしょうね。
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ダリア

2024-07-01 22:19:52 | 埼玉
地元さいたま市で、写真のダリアが咲いていました。夏から秋にかけての花で、咲き始めです。少し背丈があるので「コダチダリア」かもしれません。
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