ACLの3試合すべてに出場し、右MFとしてボールを何度もキープしてくれたスウェーデン人、ダビド・モーベルグ選手を取り上げます。モーベルグはチェコのスパルタ・プラハから今季浦和に移籍してきました。もっとも、当時日本がコロナ対策で厳格な入国規制を行っていたので、来日が開幕に間に合わず、4月にようやくチームに合流できました。
彼にとって、多少幸運だったのは、4月に行われたACLのグループリーグで試合が混んでいるタイミングがあったことです。この6試合はターンオーバーさせないと乗り切れない強行日程だったので、ここで浦和のやり方になじむことができました。右MFで、ボールをキープできるのが売り物と、次第に我々サポーターにも特徴が見えてきました。
もっとも、彼はサイドでボールを持ったときに力を発揮するタイプで、トップ下タイプではありません。そのため、MFではあるもののゲームメーカーではなくアタッカーとして期待した方がいいと見えてきました。彼の特徴に、右サイドでボールをキープしたときに見せる「またぎフェイント」があり、スピードに乗りながらこれを見せると、磐田戦のように相手が置いて行かれることもあります。
また、モーベルグが最近ゴールを量産し始めた理由として、1トップの松尾がプレースタイルを変えたこともあります。松尾がサイドに流れたときは小泉かモーベルグが中央で待つようになっており、クロスを合わせてのゴールも増えてきました。そういう、ダイレクトで味方クロスを合わせるプレーが上手いのも、彼の長所として目立つようになってきました。
スウェーデン代表で3試合出場という経歴もありますが、欧州では年齢的に上を目指しにくいと感じたのも、日本からのオファーを受けた理由の一つでしょう。そういう、27歳前後で欧州中堅国でプレーしている選手を即戦力で補強する、浦和の新方針が機能し始めてきています。かつてのロブソン・ポンテのように、浦和で長くプレーして欲しいのが期待です。
彼にとって、多少幸運だったのは、4月に行われたACLのグループリーグで試合が混んでいるタイミングがあったことです。この6試合はターンオーバーさせないと乗り切れない強行日程だったので、ここで浦和のやり方になじむことができました。右MFで、ボールをキープできるのが売り物と、次第に我々サポーターにも特徴が見えてきました。
もっとも、彼はサイドでボールを持ったときに力を発揮するタイプで、トップ下タイプではありません。そのため、MFではあるもののゲームメーカーではなくアタッカーとして期待した方がいいと見えてきました。彼の特徴に、右サイドでボールをキープしたときに見せる「またぎフェイント」があり、スピードに乗りながらこれを見せると、磐田戦のように相手が置いて行かれることもあります。
また、モーベルグが最近ゴールを量産し始めた理由として、1トップの松尾がプレースタイルを変えたこともあります。松尾がサイドに流れたときは小泉かモーベルグが中央で待つようになっており、クロスを合わせてのゴールも増えてきました。そういう、ダイレクトで味方クロスを合わせるプレーが上手いのも、彼の長所として目立つようになってきました。
スウェーデン代表で3試合出場という経歴もありますが、欧州では年齢的に上を目指しにくいと感じたのも、日本からのオファーを受けた理由の一つでしょう。そういう、27歳前後で欧州中堅国でプレーしている選手を即戦力で補強する、浦和の新方針が機能し始めてきています。かつてのロブソン・ポンテのように、浦和で長くプレーして欲しいのが期待です。