Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

カーリング女子

2018-02-28 22:37:35 | 他スポーツ
女子カーリングの銅メダルも、日本国中を熱く沸かせた快挙でした。「カー娘」「そだねー」などの、流行語候補も生むことになり、おやつタイムのテレビ中継にまで注目が集まる、社会現象にまでなった彼女たちが、最後にメダル‎という形で報われたのは良かったと思います。

カーリングはハウスと呼ばれる、的のような円形にスタート地点から滑らせたストーンを置いて、相手より内側に置いたストーンの数で得点を取れる競技です。もちろん、単にハウスの中に置いただけでは、相手のストーンにすぐに弾き出されてしまうので、手前側に「ガードストーン」を置いて相手のショットをより難しくさせるテクニックが重要です。

また、後からストーンを投げられる「後攻」が圧倒的に有利なので、わざと相手に1点だけ取らせて有利な後攻を取るテクニックもあります。この場合、有利な後攻で2点以上取ることが必要になってきますが、展開次第ではそれが可能な状況に持っていくこともできます。氷上のチェスと呼ばれる、頭脳プレーが勝敗を分けるスポーツでもあります。

じっくり見たのは、3位決定戦のイギリス戦でしたが、この試合は1点ずつを取り合うロースコアの試合で展開します。第9エンドに、日本は不利な先攻でしたが、日本の「No.1」のストーンをイギリスがミスショットで弾き損ね、日本に不利な先攻で1点が入る「スチール」で4-3と日本の1点リードで最終10エンドに入ります。

点が入った方は先攻というルールなので、この10エンドも日本の先攻でした。うまくガードストーンを置きながら試合を運んでいた日本でしたが、最後のストーンでハウルの中に置きにいったスキップ藤沢のストーンが、わずかにミスになって自分のガードストーンに当たってNo.1を取り損ねます。藤沢は「しまった」という表情をしていました。

しかし、このエンドで1点を取って延長戦に持ち込んでも先行で不利と見たイギリスサイドは、強気に2点を取って逆転勝利を狙ってきました。その、一気にストーンを弾きに行ったイギリスのショットで、日本のNo.2だった石が跳ね返ってハウス中央に転がり込んで、日本がスチールしたことで銅メダルが転がり込んできました。

そんなドラマがありました。最後は劇的な決着でしたが、地味にガードストーンを置いていたことがこの結果につながったと言えます。もっと、このスポーツはメジャーになっていいと、結果が出た今は強く思います。
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スピードスケート女子マススタート

2018-02-28 21:46:34 | 他スポーツ
今さらなネタですが、高木菜那選手が金メダルを取ったスピードスケート女子マススタートについて書きます。このマススタートは400mのリンクを16周するもので、12人が同時にスタートする、よりショートトラックに近い競技です。ヘルメットをかぶるいでたちも、ショートトラックに似ています。

しかし、この競技はショートトラックのスペシャリストではなく、通常のスピードスケートのスペシャリストで競技は行われていました。日本からは、高木菜那選手と佐藤選手がエントリーしていましたが、佐藤選手が予選で転倒に巻き込まれて敗退したので、12人からなる決勝では日本勢は高木菜那選手一人でした。

もちろん、言葉の通じる同じ国の選手がいた方が作戦が立てやすく有利ですが、高木菜那はマークする選手をオランダの選手と明確に決めていました。この大柄なオランダ選手の後ろに隠れる格好になった高木菜那は、最初から飛ばすエストニアのアルサル選手を追うことはせず、最初はゆっくり走る集団の前の方につけていました。

そのアルサル選手は、残り3周ほどで先頭集団に捕まり、オランダ選手を先頭に残り2周の勝負になります。高木菜那をマークしていた韓国のキム・ボルム選手は不気味でしたが、高木菜那は最後のカーブでオランダ選手が外に膨れた、一瞬の隙を見逃しませんでした。そのタイミングでインコースを仕掛けた高木菜那はトップに立ち、最後の直線の競り合いを制して見事金メダルに輝きました。

おそらく、この競技は長距離型の選手が強いようですが、それでもこれまでのスピードスケートではなかった駆け引きという、新しい要素が加わった「若い」競技です。他のスポーツに例えると、競馬が近そうに思えます。道中でどのあたりを走るか、どの馬をマークすべきか、そして最後の直線でどれだけ伸びるか、作戦がものを言うスポーツだと感じます。

もちろん、次の五輪ではこの競技も、スペシャリストが出現して違った面も見せてくるでしょう。高木菜那が連覇するのは大変な道だと思いますが、見ていて面白かったので、また次の五輪でも注目していきたいです。
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ジョウビタキ

2018-02-26 22:05:14 | 埼玉
今日は長い文章を考える元気が出ないので、昨日の散歩で見かけた珍しい鳥「ジョウビタキ」の写真を載せます。渡り鳥で冬場を日本で過ごします。名前のジョウビタキの「ビタキ」は、鳴き声が火打石に似ているからだと、インターネットの記事で見かけました。またまた、見かけるものの写真にできない鳥を、写真に収めることができました。
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サンウルブズ対ブランビーズ

2018-02-25 22:01:51 | 他スポーツ
今年は2019年ラグビーW杯の前年という、日本代表の強化には大事な年です。今季、スーパーラグビー(SR)に挑む日本チーム、サンウルブズは、いくつかのチーム改革に着手しています。まずは準備期間の長期化です。日本の社会人のシーズンを短縮して、1か月間のキャンプを九州で行い、チームとしての一体感を上げています。

もう一つは指導陣で、日本代表のHC、ジェイミー・ジョセフ氏がサンウルブズの監督を兼任することになりました。この人事は的確なもので、ジョセフが将来日本代表で起用したい選手を前もって、サンウルブズで起用することが可能になります。事実、今回のチームには「在日3年」という日本代表入りの条件を、今年中に満たす外国人選手を多く起用しています。

試合からもその改革の成果を感じました。まず、サンウルブズはこれまで、タックルの弱さが課題でした。2016年のタックル成功率はSRで最下位の70%台で、パントで陣地を稼いでもその後の相手突破を止められずに意味がなくなってしまう失敗が以前は目につきました。今日のブランビーズ戦では、正面から向かってくる相手に対しては、少なくとも突破はされないというレベルまで上げることができていました。

また、先制トライの場面では、思い切ってモールを押し込むというこれまでの日本ではあまり見られなかった攻めのパターンも作っています。モールからのトライや、相手をゴールラインに押し込んでからの連続攻撃など、1か月の合宿と外国人選手の起用で、チームとしての熟成度はこれまでで最高だと感じました。

しかし、そんなサンウルブズは一つのミスで流れを相手に渡してしまいました。SH流が、自陣ゴール前でロングスローで展開を狙ったプレーからでした。不運なことに、このボールはゴールポストに当たってしまい、そのリバウンドに相手CTB、クリドラニが素早く反応し、つかんでそのまま倒れ込んでトライという痛い場面を作られてしまいます。

サンウルブズ全体としては、CTBやWTBの外国人選手が機能し、うまく相手の攻撃を止めてチャンスも作れていました。そんな試合を、ちょっとした運が味方せず敗れたのは残念です。それでも、強化の方向性は間違っていないことは見えたので、今後の試合でそれが出てくるよう、楽しみに見て行きたいと思います。
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FC東京戦マニアック分析

2018-02-25 20:02:40 | 浦和レッズ
昨日のFC東京戦、結果は引き分けで残念ですが、それでもCKからの槙野智章のゴールで早い時間に追い付いておいたことは効きました。無理なギャンブル的な交代を打たないで済んだからです。浦和のセットプレーは、ミシャ時代はあまり重視していませんでしたが、堀監督になってから練習を積んでいます。その成果が出たゴールです。

この試合が引き分けに終わった要因として、FWの興梠慎三の出来が良くなかったことが挙げられます。FC東京が2ラインを下げて守りに来たので、興梠にいいボールが入りにくくなったことで、彼の悪い癖である後ろに下がり出す動きが出てきてしまいました。厳しいことを言えば、興梠のMFにはFWほどの魅力はないので、どこまで我慢して前に張っているかは今後の采配次第でしょう。

また、後ろからのシュートをあまり狙わなかったという戦略的な理由もあります。この日の浦和は、何とかしてマルティノスと武藤雄樹を使おうと、サイドにこだわり過ぎた印象も受けます。もっと、柏木や長澤が思い切って長い距離のシュートを狙っていれば、相手に当たってコースが変わるような幸運もあったかもしれません。

サイドからのクロスも精度を欠きました。特に右SBの遠藤航が2度クロスを大きくふかしたのは痛いです。遠藤航はマルティノスの裏のスペースをうまく使う動き自体は良かったのですが、クロスが入らなくては意味がなくなってしまいます。このポジションはこの日はベンチスタートだった阿部勇樹も対応可能なので、次節は手が入る可能性もあります。

FC東京も、長谷川監督になって現実主義に立ったサッカーを目指すというメッセージは伝わってきましたが、まだ完成していない印象を受けました。バイタルエリアで何度かパスミスが出ており、浦和がシュートに行けなかったことで事なきを得たとはいえ、少ない得点を守り切るサッカーは今のままでは難しい印象も受けます。

それでも、途中出場した16歳の久保建英が思い切ってスルーパスを狙うなど、将来性は感じます。おそらく、この4-4-2で後ろ2ラインを下げる、ガンバ大阪時代と同じサッカーが基本形になっていくのでしょう。機能のさせ方が難しいシステムですが、長谷川監督なら成功させる可能性もあるでしょう。











































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サイドチェンジを使えた(2/24FC東京対浦和)

2018-02-24 20:33:38 | 浦和レッズ
今日のJリーグ開幕戦、FC東京対浦和は1-1の引き分けでした。浦和は昨年までの4-1-4-1をマイナーチェンジして、両ウイングを高く上げてインサイドハーフを下げて4-3-3気味に変更してきました。この布陣を採用した理由として、右MFの新加入マルティノスが、攻撃に専念した方が持ち味が出るMFだからだと推測できます。

事実、マルティノスは右サイドのタッチライン際を主戦場にしていました。相手左SBの太田宏介に1対1の勝負を挑んで、少し抜いたところでマイナスのクロスを送れば決定機というのを狙ったと思います。この日は、それが実現した場面は多くなく、後ろからフォローに来たSBの遠藤航に預けて逆サイドに振ろうとしていました。

この日の浦和で、良かったのはそのサイドチェンジの意識です。長いボールで逆サイドに振って、武藤雄樹とマルティノスにサイドで勝負させるという、ゲームプランは見えてきました。もっとも、この日のFC東京は自陣に2ラインを引いて守る堅陣を敷き、なかなか真ん中にクロスを入れられない苦しい展開を強いられます。

FC東京はPSM横浜FM戦と同じ4-4-2でしたが、後ろ2ラインは下げて守り、FWの前田遼一とDオリベイラの二人で浦和DFにプレッシャーに行くという試合運びをしてきました。一度、ボランチの高萩から縦パスが出てチャンスになったように、守りながら縦パスに走り込むサッカーで最小得点を守り切るというプランだったと推測できます。

浦和はアンカーの位置にいる青木以外の二人のMF(柏木、長澤)が、思い切って前に行くこともありました。そのため、この日の浦和は相手の縦パスに対してDFが素早く前に出てクリアするプレーが重要でした。その役割は主にマウリシオが担当していましたが、一度GK西川周作が出てしまい、相手FWのDオリベイラと接触したという、ファウルを取られていたらレッドカードという危ないプレーもありました。

その、縦パスに対する危うさが、後半開始直後の失点という形で表に出ました。縦パスに走り込んだ東に対して、宇賀神のチェックが遅れ、足に当てたもののクリアが不十分でゴールに吸い込まれてしまうという、手痛い失点を喫してビハインドを追うことになります。この、縦パスに対する危機意識は、これから熟成していかなければならない点です。

続きは明日のマニアック分析で。

























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FC東京戦プレビュー

2018-02-23 23:49:34 | 浦和レッズ
ここのところ、平昌五輪のことばかり書いてきましたが、いよいよ明日、浦和のJリーグ開幕戦、アウェイのFC東京戦です。今季の浦和はACLに出られないので、戦力のスリム化を行っています。特に、人数の多かったシャドーの選手を中心に、高木俊幸をC大阪に、梅崎を湘南に放出しています。

浦和にとって痛かったのは、開幕直前のタイミングで決まった、ラファエル・シルバの中国2部武漢への完全移籍です。移籍金が9億円入ったとの情報もありましたが、その移籍金を使っての代役補てんはしませんでした。狙っていたのではないかと噂された、原口元気を逃したのが、今後どう出るかです。

対戦相手のFC東京は、今季から名将と呼ばれる長谷川健太監督が就任しています。どちらかと言えば、チーム作りのうまさを発揮するタイプで、戦力を適材適所に配置していいチームにしてくる監督です。G大阪時代は、それまでの西野監督時代の攻撃サッカーではなく、現実主義に立って自陣に2ラインを引いて守ってくることも辞さない采配をしていました。

FC東京は、大久保嘉人の抜けたFWに、ディエゴ・オリベイラを柏から、富樫を横浜FMから補強しています。もっとも、現有戦力にも前田遼一などがいるので、彼らといえどスタメンを約束されてはいません。比較的地味な補強というイメージですが、昨年派手な補強をして結果が出なかったことを反省して、確実にチームを作っていこうという考えなのかもしれません。

FC東京の強みはサイドハーフで、俊足で知られる永井謙佑がいます。河野は鳥栖へ去りましたが、それでも東、神戸から移籍の大森などの名前が浮かびます。16歳の久保建英も、PSMの横浜FM戦でベンチに入っており、出場の可能性もあります。

まだ開幕戦ということで、戦術のネタはできないですが、また試合を見て分析する自分が戻ってきました。今は、明日味スタのスタンドに座っている自分が、どういう試合を見るかが楽しみです。五輪はしばらく脇に置いて、生のサッカーを楽しむことにします。
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スピードスケート女子団体パシュート

2018-02-22 23:13:42 | 他スポーツ
平昌五輪、昨日いいニュースが入ってきました。スピードスケート女子団体パシュートの金メダルです。女子団体パシュートは2400mという距離で争われるので、3000mのスペシャリストが最もぴったりくる距離ですが、ペースを上げるために1500mの選手を置く采配をするチームもあります。

今回の日本女子は、1500m銀メダルの高木美帆選手がいます。彼女は3000mも5位と対応可能で、高木美帆をエース格として最も長く先頭を任せ、残りの周回を高木美帆の姉、菜那と佐藤で分担して先頭を任せるという布陣で臨んできました。今回のレースで、重要なのは1日に2レース走ることになる準決勝と決勝の戦い方が大事でした。

その準決勝のカナダ戦、佐藤の代わりに菊池彩花が出場したところが、日本女子の勝負手でした。今回のパシュートでは菊池彩花の存在も重視しており、菊池が出場しても大丈夫なように、常に練習は4人で隊列を組んでいました。その菊池は期待に応え、準決勝を安定した滑りでカナダに圧勝して、決勝に力を残してオランダとの勝負に臨むことができました。

決勝のオランダ戦は、相手にわずかながらリードされる苦しい展開でした。しかし、日本得意の、選手との間隔を詰めて風の抵抗を抑える滑りは常にできていました。1秒以内の差で展開すれば、最後高木美帆が先頭に立ったときに逆転が狙えると予想できたシナリオ通り、最後の2周で逆転した日本は見事な金メダルに輝きました。

このパシュートは、3人一組で滑りますが、最下位の選手のタイムなので、一人転倒者を出したら終わりです。そんな緊張感は常に伝わってきましたが、佐藤がバランスを崩しても持ちこたえ、最後の高木美帆の引っ張りで見事快挙を成し遂げました。この金メダルのために、日本女子チームは年間300日近い合宿を組んでいました。チームとしての強さでは日本は戦えると、強化方針が正しかったことが証明された結果だと思います。
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コサギ

2018-02-21 21:46:19 | 埼玉
地元、さいたま市で見かけた「コサギ」の写真です。今日は、ブログを書ける元気が出ないので、写真で穴埋めします。女子スピードスケート団体パシュートの金メダルは嬉しいですが、それについてはあとで書くつもりでいます。今日はゆっくり休みます。
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小平奈緒、金メダル

2018-02-19 23:18:06 | 他スポーツ
昨日の小平奈緒選手の金メダル、感動的でした。日本選手団の主将を引き受ける際に、主将はメダルが取れないジンクスは気にならないかと聞かれた質問に対し、「500mは絶対の自信がある」とまったく気にしなかったことを、レース後に明らかにしています。それほど自信があるというのは、滑りを見ていればある程度見て取れました。

小平の場合、最初の100mを10秒3前後で通過するのが金メダルへの目安ですが、10秒26と予定通りの入りを見せます。スタートでわずかに腕が動いていましたが、スターターがフライングを取らなかったという幸運も味方します。そこからの伸びが芸術的でした。500mではバックストレートでの加速が勝負ですが、そこを低い姿勢でどんどんスピードが上がっていく様子もわかりました。

コーナリングも安定しており、同走のチェコの選手に競り勝って36秒台の五輪新記録で、予想通りとはいえ快挙を成し遂げました。小平効果は、同走のチェコの選手が小平を追いかけて競り合った結果、銅メダルにまで食い込むことができたことにも現れています。W杯で全勝という本命ですが、本命が勝つのは難しいとも言われます。さすがでした。

小平は長野県茅野市の出身で、高校は伊那西高校、大学は信州大学と長野県を拠点としています。かつての男子500mの金メダリスト、清水宏保氏を指導した信州大学の教授に指導を受けたいと、国立の信州大学に受験勉強して合格した、別の意味での「強さ」も持っています。

彼女を語る上では、所属先の相澤病院の存在は大きかったです。大学卒業時に実業団チームの内定を取り消され、スポンサーとして名乗りを挙げる格好で相澤病院がバックにつくことになりました。給料は「普通の大卒社員程度」と聞きますが、それでも遠征など、お金のかかる競技なので、病院がバックについていることが彼女の競技人生を大きく支えています。

おそらく、相澤病院には小平自身が金メダルを手にしてやってくるでしょう。前々回のバンクーバー五輪でのパシュートの銀メダルで入院患者が喜んだと聞きますが、金メダルなら尚更です。今回の金メダルは、彼女を支えた長野県の多くの人の力だったと感じています。おめでとう小平、おめでとう長野。
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