Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

北海道卒業旅行2

2013-04-30 17:20:26 | 雑記
(前回から続く)この旅では、宿を意図的に日本旅館にしました。日本旅館だと地元の特産品を夕食に出してくれるだろうと思ったからで、北海道の海産物の美味しさは感じました。それでも、札幌だけは日本旅館が高かったのでビジネスホテルにしました。

札幌の冬は観光シーズンではないので、ビジネスホテルの値段は3000円台と安かったです。札幌には狸小路のじゃがいもハウスというおすすめの店があったので夕食をそこにしました。たぶんじゃがいも餅とポテトグラタンを食べたはずです。

当時、札幌の時計台は改修工事中で、友達といえども皆趣味は違うだろうから、その時計台を集合場所にして少し自由行動にしました。友達は地下鉄に乗ったりデパートのCD売り場をチェックしていましたが、私は路面電車に乗って旧北海道庁を観光して戻ってきました。

札幌では一つ失敗もありました。中島公園では冬の間、スキーを無料レンタルする歩くスキーがありました。スキーは初心者レベルの私も、当時活躍していた複合の荻原健司に憧れ、ちょっと運動してみるかと調子に乗ってしまいました。

友達のうち、一人はスキーができましたが、バスケをやっていて一番運動神経が良さそうと思っていた友人が、意外にもスキーは全然できないことが判明して、足首をひねってしまったのは悪いことをしたと反省しています。

その後は北大へ行き、ポプラ並木やクラーク博士のレリーフを見ました。先程の怪我で歩く距離は最小限にして、北大の生協食堂でお昼にしました。シチューを注文して、生協食堂がこれほどうまいものを出すとは驚きでした。

翌日は大倉山のラージヒルのジャンプ台にリフトで上りました。残念ながら、札幌五輪で日本勢が金銀銅を独占したジャンプ台はノーマルヒルで、これではありませんが、遠く大通公園まで見晴らせる眺めは最高でした。もっとも、足元のカンテに目をやると垂直のように見え、本当にこんなところからジャンプできる事実が信じられません。

昼頃の特急北斗で函館に移動して、この街も堪能するのですが、続きは後日書きます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

堅守速攻の王者対策(トリノ対ユベントス)

2013-04-30 10:19:42 | ワールドサッカー
今日はトリノダービーのトリノ対ユベントスを見ました。トリノは優勝7回を誇る名門ですが、その優勝の多くは1950年代で、飛行機の墜落事故で主力選手を失ってから輝きを取り戻せなかった苦い過去を持つチームです。トリノは最近はセリエAとBを行ったり来たりしていて、今季は4年ぶりのセリエAでした。

ユベントスは30試合で20失点という、リーグ最小失点の堅守を誇り、攻守の切り替えの速さで攻める堅守速攻のチームです。そういうチームと戦うトリノは、何か戦術的工夫をしてくるはずだと思ったのが、この試合を見た理由です。

その戦術的工夫は、ユベントスが誇るアンカーの司令塔、ピルロを抑えることでした。ユベントスが最終ラインでボールを回しているとき、トリノはFWのメッジョリーニをピルロに忍者のごとくマークにつけます。ユベントスほどのチームなら、ピルロ以外はゲームメークができないわけではありませんが、ピルロの誇るレンジの長いキックやスペースをかぎ分けるセンスはなかなか真似ができないのは事実です。

ピルロが抑えられたユベントスは、思うように縦パスを入れられず、前半は0-0と残留ラインを争う格下トリノ相手に思わぬ苦戦を強いられます。それでも、ユベントスには面白い選手もたくさんいるチームで、FWブチニッチのキープ力やボランチながらどんどん上がってFWの位置まで行けるポグバの運動量など、使えそうな武器はいくつも持っています。

トリノは後半30分ほどまで耐え抜きましたが、メッジョリーニが交代してからピルロを抑えられなくなり、ユベントスの速い攻めを何度も浴びるようになって最後はビダル、マルキージオに連続ゴールを食らって、0-2で惜しくも敗れました。

イタリアという国は戦術オタクの監督をよく輩出する国で、セリエAの下位チームのレッジーナに在籍した経験のある中村俊輔の話によれば、練習のほとんどは相手の特徴を分析した相手対策に費やされるとのことです。そういう意味で、今回のトリノの健闘はセリエAではよく起こることだと思いますが、それでも結果はユベントスが勝ったことで、やはり両者の力の差は否定できないという事実は証明されたことになります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

母の日

2013-04-30 09:58:22 | 雑記
少し早いですが、母の日のプレゼントは写真のミニカーネーションにしました。カーネーションは真夏の花で、母の日の季節は温室で無理やり咲かせているらしく、なかなか開花しないのは残念ですが、こういうものは気持ちなので、喜んでくれれば嬉しいと思います。

母の持っている感性の鋭さには、息子の私はかなわないなと思うものです。昨日、武蔵野線の橋梁を電車で越える際、スカイツリーを探していたのは私には考えもつかない行動でした。かすんではいましたが、確かに遠くに見えた塔はスカイツリーで、なるほど何でも探してみるものだと感じた行動でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

配球が見えた(4/29西武対楽天)

2013-04-30 09:19:02 | 他スポーツ
GWの大型連休は西武ドームで野球を見るのを習慣にしています。野球好きの友達と見るときは投手の配球が見えるセンターバックスクリーン脇の外野席で試合を見ていますが、母と見るときは座り心地を優先して椅子のある内野指定席で見ます。

そういう理由で、今回は内野指定席で雰囲気を味わえばいいという気分で見るつもりでした。しかし、チケット売り場が指定した席は、多少高さはあるものの、ネット裏の特等席の隣でした。これなら、投手の球筋はだいたい追えます。少なくともインコースに投げたかアウトコースに投げたかは一目瞭然です。

この席を見て考えを変え、母は呆れていましたが、マニアックに西武の先発十亀の持ち球を見ていました。今季の西武は開幕から好調ですが、それは開幕から6人のローテーション投手が一度も変わっていない事実に表れています。岸だけは黒星が先行していますが、他の先発投手は誰を見ても面白いのが今の西武です。

十亀は昔の選手に例えれば潮崎(現西武二軍監督)で、右サイドハンドから左打者のインコース低めに強気に140kmのストレートを投げ込む投手です。去年はそのストレートの制球があまり良くなかったので、球筋を覚えられる前の短いイニングなら通用するだろうという理由で主に中継ぎで使われました。

しかし、今季は開幕から先発に定着しています。社会人野球のJR東日本時代は先発投手だったので、先発も十分できる投手です。球種は右打者のアウトコース低めに投げるストレートと、同じコースのスライダー、インコースのチェンジアップにたまに投げるカーブです。

カーブは投げ慣れていないらしく、序盤に2、3球投げて完全にボールだったので諦めたようですが、チェンジアップは効いていて、メジャー450本塁打の実績を誇る楽天の4番、A・ジョーンズをチェンジアップで見逃しの三振に打ち取った配球はさすがでした。先週のNumberのインタビューによれば、横浜DeNAのラミレスが、投手が捕手のサインにあまり首を振らないことをメジャーと日本の違いに挙げていました。

つまり、メジャーでは投手が投げたい球を投げるのに比べ、日本は捕手がインサイドワークを考えて相手の意表を突く野球です。それに対応するには、ラミレスの話では捕手の考えを読むようにしないといけないとのことです。ブレーブス、ヤンキースでもプレーし、メジャーでの実績は抜群のA・ジョーンズも日本は一年目なので、まだこういう意表を突く配球には慣れていない感はありました。

しかし、A・ジョーンズは西武の投手がストレート主体の岡本篤に変わったらヒットを放ち、さすがのところは見られました。もっとも、十亀は楽天2番の藤田に高めのストレートの釣り球が低く入る痛い制球ミスを犯し、痛恨の2ランを浴びて5回途中で4失点で降板し、先発の役割は果たせませんでした。

2番手の若い武隈が十亀の残したランナーを返さずに処理し、その後6回、7回を抑えて試合を引き締めて西武が勝ちましたが、渡辺監督の立場では会心の勝利ではなかったはずです。それでも、5回の裏に代打大崎が満塁のチャンスにきっちりセンター前ヒットを放って楽天を突き放す2点を入れたのは采配の成功で、野球は確率のスポーツという面白さは見られました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北海道卒業旅行1

2013-04-29 21:09:58 | 雑記
私は大学時代、オリエンテーリングをやっていました。その集大成である大学選手権が3月に行われるため、怪我をしないようにスキーなどは一切禁止し、レースの体力を維持するために学部のときは卒業旅行をしていません。その分、大学院を卒業して社会に出るときに卒業旅行を2度しています。

ワールドサッカーを巡ったイタリアの旅はあまりにもマニアックで友人は誘えなかったので、北海道のフリー切符を使った北斗星の旅に高校時代の友人二人を誘って出かけています。卒業旅行のシーズンは3月で北海道は雪が残っていたので、街並みを中心に見るプランを立て、小樽→札幌→函館と回りました。

小樽は運河沿いに建つ、明治の面影を残す洋館が印象的です。運河沿いの遊歩道は雪で歩きにくかったですが、当時の船会社の建物で欧州航路の時刻表があったことは今でも印象的です。スエズ運河のなかった時代で、船で欧州へ行こうとするとアフリカの南端を回らないと行けない時代でしたが、シンガポール一日半滞在だとか当時の船旅が結構時間を正確に管理していたことは当時の驚きでした。

また、小樽といえばお寿司ですが、父から一見さんには高い値段を提示するすし屋もあると聞いていました。そのため、店頭に値段の書いてあるおすし屋さんを狙い、ガード下のすし屋が10貫1500円とリーゾナブルだったので入りました。どのすしを選ぶか、友達とじゃんけんをして決めましたが、そのときに私はドラフト会議に引っ掛けて、「第一回選択希望すし」と言ったら受けたことを覚えています。

この小樽の夜は、何か楽しめることをやろうと、近くのコンビニまで出かけてトランプを購入したことも印象的です。延々と大富豪を行い、私は負けてばかりで最強札を拠出して最弱札を引かされる「税金」を何度も収めていました。まあ、一晩のネタになればいいだろうと思っていましたが、これが北海道旅行の大きな思い出になるのですから、何でもやってみるものです。

小樽では郷土資料館でクイズに挑戦して友人の一人が全問正解したことと、原人の体験をしようとする火起こしに挑戦して全身汗だくになってクリアしたことも印象的です。ある友人はあまりの暑さに、革のコートを脱いでポロシャツ一枚になり、北海道でそんな格好をする人はいないと驚かれた印象があります。(これは3回くらいになりそうで、ここは一旦切ります。)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ピンク・レディーの記憶

2013-04-29 18:06:39 | 雑記
このGWに、家の近くのパチンコ店にピンク・レディーの未唯(Mie)さんが来る予定になっています。タバコ臭く音楽がうるさいパチンコ店の雰囲気は好きではないので、誰がゲストに来ようともパチンコをすることはないと思いますが、少年時代のアイドル、ピンク・レディーを思い出すきっかけになったので、ブログネタにします。

ピンク・レディーが流行っていた当時は、小学生だったので歌詞の意味はわかっていませんでした。しかし、小学生の読む雑誌の主役は王貞治とピンク・レディーだった時代に私は育っています。印象に残る代表曲を一つ挙げるとすれば、サウスポーです。

背番号1のすごいやつが相手、フラミンゴみたい、ひょいと一本足で、とはまさに王貞治です。当時王貞治は765号を打った頃で、そういう相手に投げるのは恋の気分という意味はわかっていませんが、リズムは好きでよく口ずさんでいました。

当時のピンク・レディーの二人はあまりの過密スケジュールをこなすために、家には帰らず、都内のホテルに缶詰めの生活でした。ザベストテンでは何度も黒柳徹子と話をしていましたが、ピンク・レディー本人はあまりの忙しさゆえに全く覚えていないそうです。

ピンク・レディーというビッグプロジェクトで周りは騒いでいても、本人にはそんな実感はなく、ホテルの自室にこもる生活は「台風の目にいるよう」と振り返っています。松田聖子のようにアイドルであることを楽しむふてぶてしさがあれば良かったように思いますが、やはりいくら人気があっても本人がそれを楽しめなければ長持ちはせず、ピンク・レディーは1981年の後楽園球場のコンサートを最後に解散しました。

それでも、初めて好きだと思った女性アイドルは彼女たちで、山口百恵とともにあの時代を彩った、思い出の二人組です。今、NHKののど自慢で若い人がピンク・レディーの曲を歌っているのは嬉しく、世代を越えて歌い継いで欲しいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ワールドサッカーが好きな理由(リバプール対チェルシー)

2013-04-29 08:56:23 | ワールドサッカー
私がサッカーにはまるきっかけは地元にできた浦和レッズですが、浦和は好きでも日本代表やワールドサッカーには興味がないという方もたくさんいます。そんな私がなぜワールドサッカーを見るようになったのか考えてみましたが、たぶん中学、高校時代の趣味が将棋だったことが一つの理由だと思います。

将棋の場合、美濃囲いや矢倉囲いなどの守備の戦術があり、攻撃にも居飛車、振り飛車などの戦術があります。駒も攻撃に効く飛車、角のような強力な駒もいれば、守備を引き締める金や銀などもいます。ワールドサッカーのように選手をあまり知らないテレビ観戦では、誰をどこに置き、どうやって攻めるかを知る、将棋的な面白さが好きだったのだと思います。

昨日見た、チェルシー対リバプールもそんな将棋的な面白さを感じた試合でした。チェルシーは攻撃的MFに人材が豊富で、柔らかいドリブルのアザール、セカンドストライカーのマタ、華麗なテクニックを誇るオスカルの3人を同時起用すると、攻撃面ではいろいろアイディアが出て面白いです。しかし、彼ら3人は守りに回るとあまり強い「駒」ではないので、守備にバランスを取るために攻撃的なランパードの代わりにミケルを置いているところは戦術の面白さです。

アザールには移籍金40億円を払うなど、資金力で選手を集めてきたチェルシーですが、率いている監督はリバプール時代に欧州CL優勝経験もあるベニテスで、そういう将棋的な能力は十分持っている人物です。もっとも、サッカーが難しいのは将棋の駒はどんなときでも同じ能力を発揮できますが、選手は好不調があっていつも同じ能力を発揮するとは限らないところです。この日のチェルシーはフェルナンド・トーレスがあまり存在感を出せませんでした。

逆にリバプールはスピードに乗せた方が力を発揮するチームです。冬の移籍期間で獲得したスターリッジを走らせるカウンターは有効な形で、チーム得点王スアレスもスピード型でセカンドボールを拾ってのカウンターを掛ければいろんな選手が飛び出してきます。前にならいくらでも進める「香車」を持ったチームだと思います。

試合は終了間際のスアレスのヘディングシュートでリバプールが敗色濃厚の試合を引き分けに持ち込みました。リバプールは欧州CLは難しくなりましたが、19世紀にできたスタジアムを持つ伝統あるクラブを、またいつかヨーロッパの舞台で見られることを楽しみにしています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋ヶ瀬公園

2013-04-28 19:35:03 | 埼玉
今日は雲一つない快晴で、暑くもなく寒くもなかった素晴らしい日でした。雨を想定して喫茶店で高校時代の友人と話をする計画を立てていましたが、あまりの気持ちの良さに予定を変更して、荒川の河川敷を散歩するピクニックにしました。

歩いてみると、素晴らしい行楽日和でした。特別天然記念物の桜草こそ終わっていましたが、秋ヶ瀬公園までの4km弱の距離を休憩なしで歩けたのはもう若いとは言えない年齢だけに、友人達の鍛え方を実感しました。

高校時代の記憶はよみがえってくると面白いもので、私の高校では群馬県の五料橋から利根川沿いの道を下って歩く、利根川歩行というイベントがありました。私の学年は運のいい学年でこの利根川歩行で一度も雨に降られたことがなく、群馬県から河口の銚子まで完歩しています。

これを覚えていたら記憶力の良さに驚かれましたが、あの当時の経験があったから歩くことを楽しいと感じることができたのでしょう。今日、写真のような森の中を歩くことができて、思い出に残る一日になりそうです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

清水戦マニアック分析

2013-04-28 18:12:54 | 浦和レッズ
昨日の清水戦はスタンド観戦だったので、恒例のマニアック分析を書きます。清水のスタメンを聞いたとき、MFにボランチ的な杉山と村松を置くのは予想できましたが、竹内は初めて聞く名前だったのでどういう意図で入れたかは注目でした。八反田、石毛ら実力ある選手を控えに回しての起用ですから、何か理由はあるはずです。

竹内の特徴はその運動量でした。小柄な選手ですが、ボールをひたむきに追いかける姿勢はプロ好みで、コンパクトに陣形を保とうとした清水の戦略にマッチする選手でした。昨日、清水のサッカーをフィンケ時代のレッズに似ていると書きましたが、ボールを取るまでの守り方は似ていますが、攻め方はだいぶ違っていました。

その攻め方はバレーを縦一本のパスで走らせる戦略でした。バレーというFWは190cmの身長があるので、一見ターゲット役に使えそうに見えますが、実際はポストに入ると強くなく、スピードやテクニックを使った方が生きるFWです。そんなバレーを走らせ、浦和DFと競走を挑んだゴトビ監督の戦略が清水の勝因でした。

浦和側の事情を考えると、相手に嫌なところを突かれてしまったと思います。浦和はカウンター時の危機管理要員として帰陣力の高い坪井と平川を昨年は使っていましたが、今年は右サイドの攻撃力を強化しようと、パスを出せる森脇を補強しています。確かに森脇加入のメリットは大きく、正確にロングボールを蹴れて上がったときは確実にクロスで終わってくれる攻撃面は申し分ありません。

しかし、今回は森脇の数少ないデメリットを狙われてしまいました。坪井が俊足自慢で名古屋FW永井にも勝てるスピードを誇っていたのと比較してしまうと、どうしても森脇に同じものは期待できません。開幕当初はバレーの使い方に戸惑っていたゴトビ監督も、森脇に1対1で勝てと明確なミッションで送り出し、バレーも見事期待に応えたと思います。

ただ、やはり0-1の敗戦である以上、守備陣は責められません。もう少しグラウンドを広く使って、清水のプレッシングをうまくくぐれなかったか、もう少し遠目からでも意欲的にシュートを狙えなかったかなど、攻撃陣に反省点が多く見られます。もっとも、広州に勝つことが大きなミッションだった彼らは疲れていたはずで、この清水戦はメンバーを落とす可能性も考えたはずです。無理して出たベストメンバーは、やはり疲れは隠せなかったと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ムアントン戦プレビュー

2013-04-28 13:56:59 | 浦和レッズ
週2試合が続く、厳しい日程の浦和はACLのグループリーグ最終戦のムアントン戦を5/1に控えます。ムアントンのホームのノンタブリー県はバンコクから20kmほどの距離で、同じタイでもバンコクから飛行機に乗らないと行けない距離のブリラムへ行った仙台に比べれば、移動の体力的負担は小さいでしょう。

去年、ACL初出場だった柏が初戦でブリラムのアウェイ戦を落としたので、たぶんタイのアウェイの環境の悪さに適応できなかったと推測していました。しかし、今やブリラムに遠征した仙台に番記者が同行する時代なので、タイの正確な情報も入ってきます。

その情報によれば、ブリラムが提供したサブグラウンドの芝生は良好でした。以前、岡田ジャパン時代の3次予選でタイと対戦したときに提供されたグラウンドが悪く、岡田監督の大学時代の同級生のコネでようやくまともなグラウンドを確保したエピソードを知るだけに驚きました。

ただ、タイは熱帯の国なので、暑さだけはどうしようもありません。運動量の多い普段の浦和のサッカーができるとは思っていません。急造4バックにして守りを固め、前の柏木、マルシオ、興梠の個人技に賭けるサッカーをしても、今回はいいと思います。

本来ターンオーバーを意図した浦和の即戦力の補強ですが、負傷者が続出したので効果が出てきました。梅崎は肉離れ、原口は肝臓から出血で当面出場は難しいので、代役がマルシオと平川という彼らに引けを取らない名前なのは補強の成果でしょう。

ムアントンはタイのチームにありがちなセットプレーの弱さは外国人を入れて補強しています。浦和とは埼玉スタジアムで対戦して1-4で敗れていますが、ブリラムも仙台相手に引き分けており、相手のホームに乗り込んだら何が起こるかわからないことは覚悟する必要はあるでしょう。

前回のホームの対戦ではムアントンは退場者を出したので、本来の力はもっとあるはずです。浦和としては内容より勝利でしょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする