一夜明けて、ようやく昨日のガーナ戦を振り返ります。西野監督が新たに導入した、3-6-1の布陣で再出発を目指した日本代表ですが、結果は0-2の敗戦に終わりました。先に、良かったところから書きます。ハリルホジッチ監督の4-3-3では、縦に蹴る攻撃が重視されましたが、西野監督はトップ下にキープさせるサッカーを目指すようだという意図は伝わってきました。
これまでのサイドから、トップ下に回ったことで本田圭佑や、途中出場の香川真司がより真ん中でボールが持てるようになっていました。そこからの攻撃を組み立て切るところまではできていませんでしたが、まずはボールをキープしないと話にならないので、一歩ですが先に進んだという印象は持っています。
もちろん、結果は敗戦ですから、良くなかったことも多かった試合です。まずは前線での連携不足です。前の選手が細かくパスをつなごうとしてからのミスが目立ち、シュートで終われないもどかしさを感じた試合です。急造チームゆえの連携不足は否めないです。また、ワンクッション入れて相棒を生かすタイプの大迫勇也は、3-6-1の1トップのFWには不向きではという印象も受けました。
対戦相手のガーナは、4-1-4-1の布陣で中盤を厚くしてきました。ガーナの1ボランチの脇のスペースはどうしても空くので、それで本田圭佑や香川真司がボールを持てたとも言えます。それでも、SBをあまり攻撃参加させずブロックを作ってきたガーナ守備陣を、崩し切るような強さは見せられなかったと思います。
また、私がガーナの監督なら、右アウトサイドが原口元気と聞けば、そこを狙えと指示を出すでしょう。体力面には課題のある原口元気が、90分通して相手のMFに狙われ続けたらどうなるかは危惧しています。酒井宏樹など、守備に力を発揮するタイプが、このポジションに取って代わる可能性もあります。
この試合は残念な負けですが、それでもまだ日本の可能性はあると思います。2010年南アフリカW杯で、岡田監督が本田圭佑の1トップという奇策を的中させて、2勝1敗のグループ2位で決勝トーナメント進出を果たした例もあります。西野監督はそういう勝負手は打てるタイプなので、まだ何かはあると思って今後の試合を見て行きたいです。
これまでのサイドから、トップ下に回ったことで本田圭佑や、途中出場の香川真司がより真ん中でボールが持てるようになっていました。そこからの攻撃を組み立て切るところまではできていませんでしたが、まずはボールをキープしないと話にならないので、一歩ですが先に進んだという印象は持っています。
もちろん、結果は敗戦ですから、良くなかったことも多かった試合です。まずは前線での連携不足です。前の選手が細かくパスをつなごうとしてからのミスが目立ち、シュートで終われないもどかしさを感じた試合です。急造チームゆえの連携不足は否めないです。また、ワンクッション入れて相棒を生かすタイプの大迫勇也は、3-6-1の1トップのFWには不向きではという印象も受けました。
対戦相手のガーナは、4-1-4-1の布陣で中盤を厚くしてきました。ガーナの1ボランチの脇のスペースはどうしても空くので、それで本田圭佑や香川真司がボールを持てたとも言えます。それでも、SBをあまり攻撃参加させずブロックを作ってきたガーナ守備陣を、崩し切るような強さは見せられなかったと思います。
また、私がガーナの監督なら、右アウトサイドが原口元気と聞けば、そこを狙えと指示を出すでしょう。体力面には課題のある原口元気が、90分通して相手のMFに狙われ続けたらどうなるかは危惧しています。酒井宏樹など、守備に力を発揮するタイプが、このポジションに取って代わる可能性もあります。
この試合は残念な負けですが、それでもまだ日本の可能性はあると思います。2010年南アフリカW杯で、岡田監督が本田圭佑の1トップという奇策を的中させて、2勝1敗のグループ2位で決勝トーナメント進出を果たした例もあります。西野監督はそういう勝負手は打てるタイプなので、まだ何かはあると思って今後の試合を見て行きたいです。