Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

鹿島戦プレビュー

2019-10-31 21:17:39 | 浦和レッズ
浦和は広島戦の激闘を終えたばかりですが、休む間もなく明日、アウェイの鹿島アントラーズ戦です。この試合は広島戦から中2日の強行日程なので、広島戦で出たメンバーが全員出るのは現実的ではないでしょう。こういうときのために、マウリシオや杉本健勇、柴戸海らがいると思いたいところです。

もっとも、ターンオーバーしにくいのがシャドーです。武藤雄樹が肩を痛めて鹿島戦の出場は絶望(肩の脱臼で手術したと発表になっています)で、ファブリシオが体力的に連戦がきついとなると、負傷明けで状態がわからない柏木やマルティノスらに賭けることになります。当たればいいですが、彼らの状態によっては悪い方向に振れる恐れもあります。

また、ACL決勝第1戦で正GK西川が出場停止となるため、敵地サウジアラビアで起用する必要があるサブGK福島にも、どこかでチャンスを与えておかないといきなり敵地のACLでは厳しいと思います。その賭けをやるとすればこの鹿島戦でしょうが、もちろんこれも悪い方向に振れる恐れもある、危険でもある賭けです。

鹿島はこの夏の移籍市場で、DF安西、MF安部、FW鈴木優磨が抜けています。それでも、リーグ戦では堂々の首位で、浦和戦には確実に勝って優勝へと突き進みたいところでしょう。4バックのライン守備や、ブラジル人中心の外国人補強など、軸は決してぶれないチームで、ACLこそ準々決勝で敗退したものの掛け値なしの強豪でしょう。

この試合で勝つことができれば、浦和としては大きく残留に近づくことになり、もちろん勝ち点3は欲しいです。それでも、サブ組で戦うことになるとすれば、彼らがめったにないチャンスと躍動してくれれば、それはそれで成果なのかなとも思います。
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辛くも拾った勝ち点1(10/29広島対浦和)

2019-10-30 22:28:40 | 浦和レッズ
昨日のリーグ戦の広島戦、仕事の関係でテレビの前に座れたのが前半30分ほどでした。そのため、不完全なレポートですが載せます。広島は予想通りの3-6-1で、右アウトサイドにハイネル、左アウトサイドに柏を置いてきました。彼ら、攻撃力で力を発揮する広島のアウトサイドに対し、浦和は押し込まれてしまいました。特に、攻撃で力を発揮するタイプの関根は、スピードのあるハイネル相手に劣勢を強いられました。

そのため、前半はシュート数で広島8本、浦和2本と大きな差がつきました。浦和はアウトサイドが押し込まれたことで、攻撃にかける人数が足りなくなり、興梠が体を張って前でキープしてもフォローがなく孤立という展開でした。前半に何度もあったピンチを、0点でしのげたのは多少は運も味方したと思います。

それでも、後半の浦和はある程度修正してきました。中盤で取ってからの速攻が機能し始めたからです。前でボールを持ちたい広島のパス交換を引っ掛けることができたので、そこから速攻を繰り出すと堅守の広島といえど戻りが遅れる場面もありました。最初はファブリシオが遠目から強引に打って外していましたが、それでも浦和の攻撃がシュートで終わったことで流れが出てきました。

先制ゴールは浦和でした。前でキープしてから、オーバーラップした岩波に出して、岩波がエリア内でワントラップして落ち着いてゴールに流し込みました。押し気味ながらリードされた広島は攻撃の選手を交代させて前への圧力を強め、最後88分に川辺のパスを戻りながらクリアしようとした橋岡のキックが見事?なシュート?になってしまいオウンゴールで同点に追いつかれます。

浦和にとっては、この展開で勝ち点1もやむなしと判断したようで、長澤out柴戸inという、守りで運動量を増やす交代をしてきました。劣勢の展開をギリギリでしのいだ浦和は、この試合を1-1の引き分けで終えて勝ち点1という結果に終わりました。もちろん、最悪の結果ではなく、この勝ち点1がどこかで効いてくると信じて、残り4試合で2勝の残留ノルマを果たして欲しいものです。
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アジア2次予選他組動向201910_2

2019-10-30 22:09:45 | ワールドサッカー
グループC日程&結果

【順位表】
1.イラク(7)+6
2.バーレーン(7)+2
3.イラン(6)+15
4.香港(1)-4
5.カンボジア(1)-19

【日程&結果】
※試合時間は日本時間

第1節※試合なし:イラン
9月5日(木)
カンボジア 1-1 香港
バーレーン 1-1 イラク

第2節※試合なし:イラク
9月10日(火)
カンボジア 0-1 バーレーン
香港 0-2 イラン

第3節※試合なし:バーレーン
10月10日(木)
イラン 14-0 カンボジア
イラク 2-0 香港

第4節※試合なし:香港
10月15日(火)
カンボジア 0-4 イラク
バーレーン 1-0 イラン

元日本代表MF本田圭佑が実質的監督に就任したカンボジアが話題でしたが、1分け3敗と苦しいスタートを切っています。香港に引き分けたのは一つの快挙でしたが、その後バーレーン、イラン、イラクと3連敗しています。特に、イランに敵地で0-14と惨敗したのは力の差は歴然という結果で、まだまだカンボジアのサッカーはこれからです。首位争いはバーレーンがイラクと引き分け、イランに勝ったことで混戦になっています。リーグのレベルが下がると2位の中の上位4チームに入れない可能性があるので、1位しかないと激しい首位争いが展開されることと思われます。

グループD日程&結果

【順位表】
1.ウズベキスタン(6)+5
2.サウジアラビア(5)+3
3.パレスチナ(4)+1
4.シンガポール(4)-4
5.イエメン(2)-5

【日程&結果】
※試合時間は日本時間

第1節※試合なし:サウジアラビア
9月5日(木)
シンガポール 2-2 イエメン
パレスチナ 2-0 ウズベキスタン

第2節※試合なし:ウズベキスタン
9月10日(火)
シンガポール 2-1 パレスチナ
イエメン 2-2 サウジアラビア

第3節※試合なし:パレスチナ
10月10日(木)
ウズベキスタン 5-0 イエメン
サウジアラビア 3-0 シンガポール

第4節※試合なし:イエメン
10月15日(火)
シンガポール 1-3 ウズベキスタン
パレスチナ 0-0 サウジアラビア

この組も予想に反して混戦になっています。それを演出したのはパレスチナで、アウェイではシンガポールに敗れているものの、ホームでウズベキスタンに勝ちサウジアラビアに引き分けています。戦火が続くパレスチナではサッカーの試合はできず、おそらくホーム戦は中立地開催でしょうが、中立地と言っても開催地を決める権利はパレスチナ側にあり、相手にとってやりにくい条件を検討した故の結果だったと思われます。また、サウジアラビアは敵地でイエメンにも引き分けるなどらしくないスタートで、次節のウズベキスタンとサウジアラビアの直接対決が終わってもまだわからない組でしょう。

グループE日程&結果

【順位表】
1.カタール(10)+9
2.オマーン(6)+3
3.アフガニスタン(3)-8
4.インド(2)-1
5.バングラデシュ(1)-3

【日程&結果】
※試合時間は日本時間

第1節※試合なし:バングラデシュ
9月5日(木)
インド 1-2 オマーン
カタール 6-0 アフガニスタン

第2節※試合なし:オマーン
9月10日(火)
アフガニスタン 1-0 バングラデシュ
カタール 0-0 インド

第3節※試合なし:インド
10月10日(木)
バングラデシュ 0-2 カタール
オマーン 3-0 アフガニスタン

第4節※試合なし:アフガニスタン
10月15日(火)
インド 1-1 バングラデシュ
カタール 2-1 オマーン


このアジア2次予選はアジアカップの予選も兼ねているので、2022年W杯は開催国で予選免除が決まっているカタールもあえて出場してきました。もしカタールが最終予選に残った場合の扱いはわかりませんが、このメンバーならカタールの力は一段上で、予想通りの結果になっています。カタールが最終予選に出られないレギュレーションなら3位にも望みがあることになり、レベルは高くないものの2位、3位争いが激しく展開されるものと思われます。
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台風の爪痕

2019-10-29 22:13:47 | 埼玉
今日は浦和の広島戦でしたが、書く元気が出ないので穴埋めネタで、先日散歩した彩湖の様子を載せます。先日の台風19号で、すっかり水の底に沈んだ彩湖周辺のグラウンドや公園はすべて泥水をかぶって使えません。私のトレーニングにも、トイレや自販機が使えないので当分使えません。そんな中、ヤクルトスワローズの二軍練習場だけは懸命の作業で使えるようになっていました。













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広島戦プレビュー

2019-10-28 22:45:53 | 浦和レッズ
明日、浦和はアウェイのエディオンスタジアム広島で、サンフレッチェ広島と対戦します。もともとは11/9の予定だった試合ですが、浦和のACL決勝進出によって試合日程が変更になりました。平日なので広島まで行くのは難しいでしょうが、テレビ観戦を予定されている方はご注意ください。

広島は勝ち点50で現在4位につけています。広島にとって現実的な目標は3位以内の来季のACL出場権でしょうが、首位と勝ち点差は6で逆転優勝にもわずかながら望みを残しています。残留争いでどうしても勝ち点が欲しい浦和にとっては相当の難敵です。広島はU-17日本代表やFC東京を率いていた城福監督が率いて2年目のシーズンです。

広島は3-6-1の布陣を引くと思われ、中盤のアウトサイドで使われている高速ウイングのハイネルが後ろからやってくる刺客です。攻撃的MFで起用された川崎時代にもそのスピードは脅威でしたが、後ろにいるのでマークがつけられない相手で、シャドーのファブリシオや長澤にもある程度守備のタスクも課さないといけない試合になりそうです。

浦和は残留争いのさなかで、降格圏の16位湘南とは勝ち点差4と厳しい位置です。残留争いの中では取れる勝ち点は1でも大きいです。そのため、勝ち点1を確保できなかった大分戦の負けは実に痛かったですが、この試合では最初は勝ち点3を狙うとしても、試合展開によって慎重策を選ぶ可能性もあります。

残り5試合の浦和は、2勝3敗で勝ち点41を確保できれば残留が見えてくるでしょう。そのためにはこの広島戦は非常に大事で、ここで勝ち点3を取っておけばかなり楽になります。残留争いだと内容の良いサッカーをするより、セットプレーで1点取って守っても勝ちは勝ちというシビアな試合ですが、何とか残留争いを抜け出せるよう、祈るような思いで見る試合になるでしょう。
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「まさか」が次々と(10/26川崎対札幌)

2019-10-27 22:14:27 | 他チーム
ルヴァン杯、川崎対札幌の映像を一日遅れで見ました。ミシャが率いる札幌の長所ははっきりしており、いつもの3-4-2-1はアウトサイドの攻撃力を発揮させるための戦術です。もっとも、浦和時代と違って1トップがあまり守備の期待できないジェイなので、その分は片方のアウトサイドを無理に上げないことでカバーしています。

これに対し、川崎は札幌が人数をかけていない中盤で持ってきました。トップ下の脇坂は初めて見る選手なので注目しましたが、パスも出せますがシュートを狙う積極性が武器のようです。しかし、脇坂やダミアンのシュートはことごとくポストに嫌われました。札幌の、前半最初で決まった菅のゴールが重い前半になります。

しかし、前半終了間際にゴール裏に出たパスをついに阿部浩之が決めて同点にして折り返します。後半、脇坂が当たっていないと見てトップ下を中村憲剛に交代した采配が当たって、川崎がゲームの主導権を握りますがゴールが遠い展開でした。それでも、ダミアンに代えて投入した小林悠は中村憲剛とは長年のコンビで合うので、裏へ走る縦の攻撃で川崎がリズムを出します。

パスを出したのは大島でしたが、得意の小林悠の裏への走りが効いて、川崎は88分という決定的な時間に勝ち越します。しかし、最初の「まさか」は後半終了間際の札幌のCKでした。これをボランチの深井が頭で合わせて同点ゴールとなり延長戦に持ち越されます。さらに「まさか」は続き、延長前半で川崎DF谷口が相手へのファウルがVARの判定の結果退場となり、このFKを福森に直接蹴り込まれます。

ビハインドと数的不利を背負った川崎の圧倒的不利は否めませんが、それでも札幌が足が止まったこともあって川崎は攻め、109分に小林悠の同点ゴールでPK戦に持ち込みます。そのPK戦でも「まさか」は起きました。川崎の4人目が失敗して、札幌は5人目のキッカーの石川が決めれば勝利というところまで持ち込みます。そのPKをGK新井が止め、さらに札幌6人目の進藤のPKも新井が神セーブで止め、川崎は5度目の挑戦で初めてのルヴァン杯のタイトルを得ることになりました。

札幌としてはチャンスは何度もあった試合なので悔しいでしょう。それでも、リーグ戦では0-7で負けたこともある川崎相手の互角の勝負はこのゲームが楽しめた理由です。また、タイトル戦に挑戦できるよう、札幌の前途が明るいものであることを願いたいです。
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ウェールズ対南アフリカ

2019-10-27 21:14:57 | 他スポーツ
写真はウェールズのフッカー、ケン・オーウェンズです。

ウェールズ対南アフリカの準決勝もテレビ観戦していました。南アフリカはFWで行くと、カラーがはっきりしているチームですが、対するウェールズの出方は注目でした。ウェールズは総合力が高いチームで、南アフリカのFW戦に対してある程度戦えるFW陣がいます。相手ボールのスクラムも南アフリカの押しに対して微動だにせず、南アフリカが押し込んでトライを狙う手はなかなか使えませんでした。

そのため、序盤は相手反則で得たPGの蹴り合いの展開になります。南アフリカにはポラード、ウェールズにはダン・ビガーというキックの名手がおり、敵陣で反則を得れば端からでも決められる力があります。そのPGは両者ともすべて決め、前半は9-6とPGだけのスコアで折り返すことになります。

南アフリカとしてはリードはしているものの苦しい展開で、FW戦で押せず、相手ボールのラインアウトはほぼ100%ウェールズにキープされました。らしくないノックオンも、名手のSHデクラークやFBルルーにも見られました。ノートライで前半を折り返す、スクラムが多くなった序盤戦の攻防でした。

後半、ビガーのPGが決まって同点となります。動く必要があるとみた南アフリカがFWの1列目を素早く全員交代させるなど総力戦の展開で、流れは次第に南アフリカのFW戦のごり押しがはまってきます。総合力のウェールズも、終盤まで南アフリカのFW戦に対抗するのはしんどかったようで、南アフリカボールのスクラムを「イリーガルホイール(スクラムを故意に回す)」反則も取られ始めます。

FWで押し込んでからのトライで南アフリカが16-9とリードを広げますが、ウェールズは相手ゴール前であえてFW戦を挑んで、相手反則で得たアドバンテージを利用してキックパスからのトライで同点に追いつきます。両者とも拮抗した勝負は、最後PGで決着します。ウェールズが得意としているラインアウトを奪いに行き、ついにウェールズのノックオンからマイボールスクラムに持ち込みます。

このスクラムでのイリーガルホイールが勝敗を分けました。このPGをポラードが決めた3点が決勝点となり、南アフリカが19-16という僅差の勝負をものにしました。決勝戦はイングランド対南アフリカになりました。イングランドに対抗できるとすれば、チームカラーが全然違う南アフリカという気はします。好勝負を期待したいです。
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NZ対イングランド

2019-10-26 20:22:47 | 他スポーツ
今日のラグビーW杯準決勝、NZ対イングランドは予想外の結果に終わりました。元日本代表HC、エディージョーンズ氏率いるイングランドが、NZを19-7で破って決勝進出を決めました。この試合はスコアがあまり動かない割には見どころが多かった試合で、エディー氏は2年半前から準決勝でNZと当たることを想定して準備していました。

その立ち上がり、いきなりバックスを使ってイングランドが押し込みます。この開始1分の連続攻撃にはさすがのNZも驚いた様子で、これをCTBツイランギがトライで先制しておいたことが大きく効きました。NZはリードされたもののバックスの力は持っているチームで、長髪を振り乱して走るCTBグッドヒューのゲインで食い下がります。

ここで効いてきたのはイングランドのFWでした。LOイトジェ、LOロー、FLカリーらがNZボールになりそうなラックを上から覆いかぶさってターンオーバーやノットリリースザボール、モールアンプレアブルなど相手反則を誘い、NZに流れを渡さないことができました。2連覇中のNZに対してここまでできるチームはイングランドだけで、ラインアウトでも苦戦したNZは前半を10-0と完封される悪い流れになってきます。

そういう、テレビ観戦でしかチェックできない、細かいところが勝敗を分けた試合で、事実後半のNZは相手ボールのラインアウトを奪ってトライを返して6点差に迫りますが、売り物のバックスの連係が信じられないような乱れを見せ始めます。いいときのNZなら、流れるようにボールが回りますが、それがノックオンなどの反則で途絶える悪い流れを止められません。

こうなると、NZが誇る、ゲームメイクとトライゲットができる至宝のBバレットが個人技に走り始めてきました。これがイングランドの狙っていた展開で、組織をバラバラにされたNZはトライを狙うあまり焦り始め、そこで得た反則でPGを確実に決めて、少しずつ差を広げて安全圏に逃げ切る展開を見せます。

イングランドとしては会心の勝利での決勝進出です。決勝の相手はウェールズまたは南アフリカですが、この相手にも今回の攻めのパターンは使えそうに思えます。快速左ウイングのメイのトライがなくても、イングランドは勝てると、世界にアピールした勝利でした。
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アジア2次予選他組動向201910_1

2019-10-25 22:56:37 | ワールドサッカー
グループF日程&結果

【順位表】
1.日本(9)+11
2.キルギス(6)+7
3.タジキスタン(6)-1
4.モンゴル(3)-7
5.ミャンマー(0)-10

第1節※試合なし:日本
9月5日(木)
モンゴル 1-0 ミャンマー [ウランバートル]
タジキスタン 1-0 キルギス [ドゥシャンベ]

第2節※試合なし:キルギス
9月10日(火)
モンゴル 0-1 タジキスタン [ウランバートル]
ミャンマー 0-2 日本 [ヤンゴン]

第3節※試合なし:タジキスタン
10月10日(木)
日本 6-0 モンゴル [埼玉]
キルギス 7-0 ミャンマー [ビシュケク]

第4節※試合なし:ミャンマー
10月15日(火)
モンゴル 1-2 キルギス [ウランバートル]
タジキスタン 0-3 日本 [ドゥシャンベ]

日本のいるグループFは展開に恵まれました。日本に次ぐ、2番手グループのキルギスとタジキスタンが潰し合う展開だからです。大会前はキルギスが3戦全勝で日本との直接対決を迎える構図を予想していましたが、キルギスが初戦のタジキスタン戦を落としたのは日本にとってはラッキーな結果でした。もちろん、ホームではミャンマーに7-0で勝てるなど、キルギスもそれなりの力は持っていますが、アウェイでのキルギスとの直接対決は日本にとって引き分けで良い展開です。

グループA日程&結果

【順位表】
1.シリア(9)+8
2.中国(7)+12
3.フィリピン(4)0
4.モルジブ(3)-5
5.グアム(0)-15

第1節※試合なし:中国
9月5日(木)
グアム 0-1 モルジブ
フィリピン 2-5 シリア

第2節※試合なし:シリア
9月10日(火)
グアム 1-4 フィリピン
モルジブ 0-5 中国

第3節※試合なし:フィリピン
10月10日(木)
中国 7-0 グアム
シリア 2-1 モルジブ

第4節※試合なし:モルジブ
10月15日(火)
フィリピン 0-0 中国
シリア 4-0 グアム

グループ1位ですっきりと通過を狙いたい中国ですが、アウェイのフィリピン戦を引き分けて苦しい展開です。格下のモルジブとグアムには順当勝ちしましたが、次のシリアとの直接対決は勝利が絶対条件になりました。この試合はシリアのホームですが中立地開催で、この試合でシリアが勝つようなことがあれば一気にシリアが1位通過を決める可能性も出てきます。毎回、2次予選では苦しむ中国ですが、今回も御多分に漏れないようです。

グループB日程&結果

【順位表】
1.オーストラリア(9)+14
2.ヨルダン(7)+4
3.クウェート(4)+4
4.ネパール(3)-13
5.台湾(0)-9

第1節※試合なし:オーストラリア
9月5日(木)
台湾 1-2 ヨルダン
クウェート 7-0 ネパール

第2節※試合なし:ヨルダン
9月10日(火)
台湾 0-2 ネパール
クウェート 0-3 オーストラリア

第3節※試合なし:台湾
10月10日(木)
オーストラリア 5-0 ネパール
ヨルダン 0-0 クウェート

第4節※試合なし:クウェート
10月15日(火)
台湾 1-7 オーストラリア
ヨルダン 3-0 ネパール

この組は予想通り豪州が1位で独走しています。難敵クウェートにアウェイで3-0と圧勝したのは大きく、アウェイ戦ではからきし駄目なヨルダンに対して優位な条件で直接対決を迎えられます。この組は2位争いが注目ですが、ヨルダンとクウェートが潰し合うと2位の中の上位4チームに入れずに敗退という可能性も大いに考えられます。
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耐えた勝利(10/23広州恒大対浦和)

2019-10-24 22:10:56 | 浦和レッズ
昨日のACL準決勝、浦和のアウェイの広州恒大(中国)戦は1-0で浦和が勝ち、決勝進出を決めました。もっとも、内容を見ると押された試合を辛うじてしのいだものです。広州恒大は前3人に外国人選手を置いた3-4-3が機能しなかった第1戦を受けて、元ブラジル代表MFのパウリーニョとブラジル人FWタリスカを4-1-4-1のインサイドハーフで起用してきました。

特に、パウリーニョはこの起用で元気が出たようで、ボールが持てる彼の特性を生かして中盤でさばいて、タリスカの持つシュートレンジの長さを利用した戦い方を見せてきました。広州恒大は初戦を0-2で落としており後がないので、思い切って攻めに出た事情もあり、浦和はシュートを何本も浴びる苦しい展開でした。タリスカの決定的なシュートがポストを叩いていなければ相当苦しい展開になったでしょう。

この押された展開で、浦和にとって痛いイエローカードが出ます。GK西川がゴールキックの再開を遅らせたという理由で遅延行為を取られ、警告累積で決勝第1戦のアルヒラル戦を出場停止になることになりました。それだけ、西川はファインセーブ連発で押されており、その苦しさが遅延行為という形で表に出たのでしょう。

浦和はいつもの3-6-1ですが、アンカーの青木の負傷欠場でベテランの阿部勇樹がスタメンでした。パウリーニョとタリスカが目立つというのはこのボランチのところに負担がかかっているのは間違いなく、苦しい浦和はシャドーの長澤を守備に参加させてしのぐ場面もありました。それでも、浦和にとってこの展開は予想していたようで、「できるだけ長い時間0-0でしのぐ」とゲームプランを語っていた選手もいました。

試合はその通りになりました。右アウトサイドの橋岡が相手DFに対して仕掛け、相手DFとの駆け引きに勝った興梠がファーサイドでフリーになってヘディングで押し込んで先制点を得ました。これで、広州恒大は逆転には4点が必要な条件に追い込まれ、アンカーにいたベテランの鄭智を下げて攻撃的な選手を入れますが、攻撃は空回りするようになり、焦り始めて無駄なファウルで浦和に時間を使われる悪循環に陥ってきました。

最後は、浦和は5-4-1気味に下げて時間を使い、しっかり逃げ切って1-0(トータルスコア3-0)で勝利して決勝進出を決めました。この試合だけを見れば満足できる結果ですが、やはり西川が出場停止になる決勝第1戦は不安です。サブGK福島に、どこかで出番を与えておかないと、いきなりアウェイのリヤドで使うのは危険すぎますが。
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