Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

今日は良くない引き分け(2/22京都対浦和)

2025-02-22 22:10:57 | 浦和レッズ
今日の浦和レッズのアウェイ京都戦は、1-1の引き分けに終わりました。先週の神戸戦は引き分けたものの内容が良かったですが、今日の引き分けは一転して内容の悪い引き分けです。そう感じた理由は、前半の試合運びにあります。京都は4-1-2-3で、両ウイングの原とマルコ・トゥーリオを生かすゲームプランで入ってきました。

この両ウイングを封じるか、もしくはボールを入れさせないようにできれば、浦和の試合になりますが、この日は京都の両ウイングに何度も突破されてしまいました。特に左SBの荻原拓也のところは狙われており、マルコ・トゥーリオがドリブルで荻原とマテウス・サヴィオの2枚をまとめて抜くなどの決定機を作られました。

また、CFのラファエル・エリアスにも良いポジションを取られてシュートを何本か打たれており、前半終了間際には縦パスをマルコ・トゥーリオに通されてあわやゴールかという場面も作られます。たまたま、シュートの前にマルコ・トゥーリオが荻原を押しているというVARの判定になってゴールは取り消されたものの、浦和にとっては運にも救われた感もある前半の0-0でした。

その流れの悪さは後半も続きました。浦和としては、前半に渡邉凌磨が負傷交代して、交代機会を既に1回使っていて選手交代で流れが変えにくいという不利が徐々に出てきました。ラファエル・エリアスに、CBのホイブラーテンとボザの間のスペースをうまく使われた失点は必然でもありました。

そんな試合を引き分けに持ってくることができたのは、チアゴ・サンタナの相手ミスを利用したプレーでした。京都DFのバックパスが短く、チアゴ・サンタナが拾ってドリブルを仕掛け、飛び出してきた相手GKをフェイントでうまく外して、無人のゴールにロングシュートを確実に流し込んで、浦和は敗戦も覚悟したこの試合を何とか同点で終えることができました。

それでも、この試合でプラン通りに戦っていたのは京都の方でした。浦和はなかなかチアゴ・サンタナにボールを入れることができず、試合を通じて前向きなプレーが少なかった印象があります。次のアウェイ湘南戦は、今度こそ勝利が必要な試合になりましたが、何か改善を見せないと難しい試合になります。
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京都戦プレビュー

2025-02-19 22:19:28 | 浦和レッズ
今度の土曜日、浦和レッズはアウェイのサンガスタジアムで、京都サンガと対戦します。埼玉スタジアムの工事で、開幕から3試合アウェイ戦が続く変則日程ですが、サッカーの場合は試合と試合の間に新幹線などで浦和に戻ることができるので、多少はアウェイ戦が続くストレスは軽減できそうです。

浦和は神戸戦は0-0の引き分けでしたが、新加入選手5人をスタメンで起用して新陳代謝を図りました。その中では、左MFのマテウス・サヴィオがチームに馴染んでいるのが大きいです。ボザとチアゴ・サンタナがいて、ポルトガル語が通じる選手が3人いるのも、今の時点では良い方向に出ている様子です。

京都は初戦のアウェイ岡山戦で敗れています。昨年、後半戦から加入して11ゴールを挙げたラファエル・エリアスは今季も在籍しており、岡山戦でも惜しいシュートも放っていますが無得点に終わりました。オフの動きは守備陣中心の補強で、ポルトガルのリオ・アヴェからブラジル人DFパトリック・ウイリアムを補強しているのが目玉です。

また、京都を率いるのはチョウ・キジェ監督です。湘南時代に全員守備全員攻撃のサッカーで「湘南スタイル」と異名を取りましたが、去年は一時J1最下位を低迷していました。ラファエル・エリアスの活躍もあって14位で残留することはできましたが、そういう強力アタッカーに頼るのはあまりやりたくないサッカーかもしれません。

浦和としては、この試合は確実に勝って勢いをつけたいです。引き分けたものの内容が良かった神戸戦を考えると、その内容と同じ試合ができれば京都相手の勝利は期待できます。CBのボザが思った以上に良かったので守備陣は期待できそうで、あとはマテウス・サヴィオ、チアゴ・サンタナら攻撃陣がどうやって点を取ってくれるかでしょう。
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運動量の多い便利屋(渡邉凌磨)

2025-02-17 21:40:12 | 浦和レッズ
昨年FC東京から浦和に移籍して、中心選手になったMF渡邉凌磨選手について書きます。渡邉凌磨はFC東京でも十分主力選手の力はありましたが、埼玉県出身で浦和からオファーがあれば行きたいということは考えていたようです。もっとも、加入直後は本来のポジションではない左SBで起用され、どうしても急造SBということで相手に狙われた印象もありました。

渡邉凌磨は昨シーズン、走行距離全チーム中トップという記録を作っています。それだけ運動量が多いということで、関根や松尾などは途中交代しますが、渡邉凌磨はほとんど交代されないというベンチの信頼を感じる選手でもあります。昨年は5得点を挙げ、2列目から飛び出して点に絡むセカンドストライカー的な存在でした。

今季の開幕戦、渡邉凌磨はボランチで起用されました。パスは確実性よりは通れば決定的というパスを狙いたがるタイプなので、確実性が求められるボランチはどうかとも思いますが、右SBが本来アタッカーの関根ということで、関根には少しでも相手を遅らせてもらえば、渡邉凌磨のカバーリングが間に合うのを期待したのでしょう。

もちろん、相手によってはこの日はベンチスタートだった、パスで崩すタイプのグスタフソンを起用するオプションもあるでしょう。この日はトップ下で起用された松本のポジションで起用される可能性もあります。中盤より前なら、どこでもできそうな順応性があり、FWもやれと言われればやるかもしれません。

この神戸戦で、渡邉凌磨のボランチがある程度使えそうというのは浦和にとっては良い材料です。ボランチより後ろの層が薄いというのがマスコミの評価だったので、グスタフソン、渡邉凌磨、安居と、負傷からの復帰が待たれる柴戸で使い回せれば、クラブワールドカップを控えて強行日程が待っている浦和ですが、ターンオーバーを機能させることができるでしょう。
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期待を持てる引き分け(2/15神戸対浦和)

2025-02-15 23:01:51 | 浦和レッズ
今日のJ1リーグ開幕戦、神戸対浦和は0-0の引き分けに終わりました。もっとも、浦和側から見ると、この引き分けは結果以上に得たものの多い試合になりました。理由は、ぶっつけ本番に近かったCBのダニーロ・ボザが機能したことと、左MFのマテウス・サヴィオのコンディションが予想より良かったことです。

ダニーロ・ボザのところは少し不安も持っていました。彼は開幕直前の移籍で、沖縄キャンプに参加していなかったからです。もっとも外国人選手の彼の場合、相棒のホイブラーテンと合うかどうかが評価ポイントになります。そういう意味では、ボザはホイブラーテンがアグレッシブに前から行くタイプということを理解しており、良いポジショニングをすることを第一に考えていたように、この日のプレーからは見えました。

また、マテウス・サヴィオは今オフの浦和の補強の目玉でした。柏で十分実績があるMFですが、この日は左サイドから長い距離をドリブルで運ぶプレーなど、随所にウイング的な役割をこなしながら、守備にも参加できる運動量がありました。また、CKやFKのキッカーとしても期待でき、チアゴ・サンタナの頭に合わせるFKもありました。

この日の浦和は押し気味に試合を運び、サイドを広く使いながら守備でもチアゴ・サンタナと松本の連携でプレスに行くなど、神戸に対してボール支配率で上回るサッカーを見せました。相手の神戸が負傷者を二人出して、3回ある交代機会のうち2回を負傷で使ったため戦術的な交代ができなかった不利はあったにせよ、この内容ができれば今後の展望は明るいと思えました。

神戸は浦和の攻勢に対して、GK前川の好守で何とかしのいでいました。チアゴ・サンタナのヘディングシュートを至近距離で止めたプレーは見事で、後半多少ゲームが修正されて一方的な試合にはならなかったものの、前川が不調だったら前半で終わっていた可能性もあった試合でした。

最後はCKから、ホイブラーテンの後ろにすらすヘディングシュートからのゴールに思えたプレーが、最後に押し込んだ松本がVARの結果ハンドを取られてノーゴールになった不運もあって0-0の引き分けに終わりました。それでも、約1週間の練習をほぼ非公開にして温めていた新布陣は機能しました。今後期待できると感じました。
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神戸戦プレビュー

2025-02-14 23:33:27 | 浦和レッズ
浦和レッズは明日、アウェイのノエビアスタジアム神戸で、ヴィッセル神戸と対戦します。皆さんご存知のように、神戸は一昨年、去年とJ1リーグを2連覇している強豪です。先日のACLEでも、決勝トーナメント進出を決めています。もっとも、いろんな選手が移籍したこのオフの移籍市場では、神戸の動きは比較的地味で、FWの補強はありませんでした。

神戸から去った選手では、ボランチの山口蛍(→長崎)、CBの菊池流帆(→町田)、SBの初瀬亮(→イングランド2部)など主力級が抜けており、ACLEとのターンオーバーを機能させるためには若手の底上げが必要なチーム状態です。明日の浦和戦にどこまで主力選手を投入してくるか未知数ですが、これまでの主力選手がベテランになってきており、底上げを狙って若手を投入してくる可能性も考えられます。

浦和は今年はクラブワールドカップ出場のため、選手層を厚くするために大胆な補強に動きました。クラブワールドカップの出場料が一説によると80億円のようで、これを元手にして他チームの主力選手を獲得しています。柏から補強したMFマテウス・サヴィオは中国リーグとの争奪戦になったようで、移籍金を満額支払って獲得したという噂もあります。

今季の浦和は、特に攻撃的MFについてはいろんな選手が加入し、ターンオーバーも十分可能です。もっとも、DFの層は厚いとは言えず、開幕直前に加入が決まったブラジル人CB,ダニーロ・ボザをぶっつけ本番で起用するか、昨年終盤に出番を得た井上で行くか、スコルジャ監督は難しい判断を迫られます。

もっとも、最近は開幕前の練習試合の出場メンバーが非公開になったので、キャンプを見に行くようなコアなファンでなければ誰が出そうかについても情報がありません。開幕戦ということで、移籍市場の動向しかネタが見つからず、何か煮え切らないような文章しか書けないのが、ちょっともどかしいです。
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平川忠亮氏、J3琉球の監督就任

2025-01-20 21:58:03 | 浦和レッズ
昨年まで、浦和レッズのユース監督だった平川忠亮氏が、J3の琉球の監督に就任しました。J3とはいえ、プロのトップチームの監督ですから、平川氏にとっては大きな挑戦でしょう。引退セレモニーでは「指導者になりたい」と言っていた平川氏の夢は、意外と早く叶ったのではと思います。もちろん、今のJ3は成績が悪いとJFLに降格してしまうので、チームが緩まないようにするタスクは最低限必要とされます。

指導者としてはまだこれからなので、浦和系ブログとしては彼の現役時代の思い出を書きます。平川は2002年に筑波大を卒業して、前年にオランダリーグに移籍した小野伸二の移籍金4億円を使って、次の時代のヒーロー候補を発掘しようとした浦和に入団します。清水商の同級生の小野伸二とはすれ違いになりましたが、「高卒でプロに入っていたらとっくに駄目になっていただろう」と未練はないようでした。

同期入団の仲間には、プロ入り即スタメンになった坪井がいましたが、平川も大卒で入ったら即戦力になることが必要なプロの条件をクリアできました。当時3バックだった浦和で、やったことがなかった左アウトサイドでプレーし、右足のアウトサイドでクロスを上げるなど工夫を見せて、路木からポジションを奪って左アウトサイドに定着します。

平川の優れた点は、様々なポジションでプレーできることで、右ストッパー、右アウトサイド、左アウトサイド、4バックの両SBでのプレーが可能でした。そのため、4バックの監督が就任しても、大きく出番を減らすことはなく、大抵どちらかのSBのポジションを確保していました。それでもスピード型の右利きの選手なので、最も得意なのは3バックの右アウトサイドでした。

2012年、浦和にミシャ監督が就任すると、キャンプ二日目の練習試合で右アウトサイドに平川、左アウトサイドに梅崎を置いてきました。それがそのままシーズン全体の起用になりました。それだけ、様々な監督の下でプレーでき、35歳くらいまではスピードも持っていた、長持ちで良い選手だったと思い出します。

最後は関根に右アウトサイドのポジションを奪われたことで、出番を減らし38歳で引退します。J3の監督ですから、確率的には低いですが天皇杯やルヴァン杯で浦和と当たる可能性もあります。平川は監督としても良い指導をしたと、後々まで語り継がれるように、期待しています。
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小泉佳穂、柏完全移籍

2025-01-12 11:09:47 | 浦和レッズ
浦和関連の移籍情報では、写真のMF小泉佳穂選手のJ1柏への完全移籍もあります。小泉は2021年、当時J2だったFC琉球から完全移籍で浦和に加入しました。当時、J2徳島を率いていたロドリゲス監督が浦和の指揮を執ることになっており、J2でライバルだった若手選手の獲得を要望したことから実現した移籍でした。

大学時代はそれほど目立っていた選手ではなかったですが、琉球のプレースタイルに共感して練習参加を勝ち取り、そこからアピールして契約にこぎつけた苦労人のMFです。小泉はトップ下タイプで、確率は高くなくても通れば決定的というパスを狙うことが多い選手でした。そのため、ボランチに置くと「狙いすぎ」のプレーが出て相手プレスの餌食になることもありました。

当時のロドリゲス監督が、思い切って世代交代を進める方針だったこともあって、加入1年目の2021年シーズンは多くの試合で起用されました。久々のタイトルになった、2021年の天皇杯優勝のときもスタメンで出場していました。この優勝で、ACLに出場することになったので、公式戦の試合数が多くなったことも彼にとってはチャンスになりました。

彼のトップ下定着で、江坂が弾かれて韓国リーグに移籍するという動きもあった浦和ですが、どうしてもトップ下というポジションは攻撃の鍵になる位置なので、常に新戦力が補強される位置でもあります。彼の出番が大きく減少するきっかけになったのは、2023年のスコルジャ監督時代に安居がトップ下で起用されたことです。

パサーではない安居ですが、動けてシュートが放てることで、スコルジャ監督が小泉を外して安居をトップ下に置きました。この変化で、ボランチには向いていない小泉の出番は減少することになります。スコルジャ監督が戻ってきた以上、このタイミングで他チームで勝負したいという気持ちが出てもおかしくないでしょう。

柏にとってはマテウス・サヴィオが抜けた穴を埋める役割も期待されているでしょう。武藤雄樹(現J3相模原)が、柏移籍後に7ゴールを挙げて復活したこともあり、小泉も柏でもう一花咲かせて欲しいものです。
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大槻「組長」元監督の記憶

2025-01-07 21:47:50 | 浦和レッズ
今日はネタがないので、記憶で書けるネタで、写真の元浦和監督大槻毅さんの記憶です。あだ名の「組長」は最初に監督代行になったときからで、「「大槻って誰だ?」というのが他チームのイメージだろうから、見た目だけでも怖くした。」と、メガネにオールバックの髪型で指揮を執った姿が印象的でした。

監督としては、最初の監督代行のときの采配が印象的です。この当時、開幕から5戦で未勝利だった堀監督が解任され、準備期間が1日しかない状況で監督を引き受けた大槻氏は、この1日でチームの方向性を整理できており初戦のルヴァン杯広島戦を引き分けに持ち込むと、リーグ戦でオリベイラ監督にバトンを渡すまでの4試合で3勝1分けとこれ以上ないと思うほどの結果を出しました。

大槻氏はJ1の監督になるほどの人物としては異例なことに、プロ選手の経験がありません。選手としてはJFLのソニー仙台が最高というキャリアで、この当時は高校の教員との掛け持ちでのプレーでした。筑波大学を卒業した後は、最初から指導者としてキャリアを進めたいという意図だったようで、高校退職後は水戸でコーチになり、2007年の浦和のACL優勝の際は分析担当コーチとして、ACLを戦った浦和を陰で支えました。

その後、仙台のコーチとなり、浦和に育成ダイレクターとして戻っていました。監督という地位が回ってきたのは若干運もあった人物で、2度の浦和での監督は2度とも途中就任です。選手をやる気にさせるのが上手い監督で、今の浦和DF荻原拓也も大槻氏の言葉で救われたと話すなど、選手との対話を大事にしてきた監督でした。

もっとも、浦和での最後の年となった2020年が、コロナ禍での変則開催で、キャンプで合わせ込んだ戦術が一旦リセットになってしまったのは不運でした。この年はJ2新潟から移籍のレオナルドをFWに据えましたが、チーム状態はなかなか上向かず、契約満了で退団という残念な去り方をすることになってしまいました。

大槻氏の采配は、確かに理には適っていますが、相手に合わせて戦略を組み立てる監督で、浦和らしさを出すよりは受け身な監督という印象もありました。その後はJ2群馬を率いましたが、最下位を抜け出せずに双方合意の下で契約解除し、今は監督はやっていません。トップチームの監督を解任するともうそのチームでというわけにはいかないと思いますが、また他チームでその姿を見たいものです。
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柏MFマテウス・サヴィオ、浦和完全移籍

2025-01-03 19:52:39 | 浦和レッズ
今日、柏MFマテウス・サヴィオの浦和移籍が、クラブから公式発表されていました。前から噂にはなっていましたが、中国1部上海海港との争奪戦になったようで、浦和は移籍金を満額支払って獲得したという情報があります。柏にはJ2時代の2019年から在籍しており、ウイングタイプではあるものの得点数も7-9点ほどを安定してマークしています。

どちらかと言えば左サイドが得意と聞きますが、右でもプレー可能です。スコルジャ監督の4-2-3-1ではサイドのMFとしての期待になります。長期離脱が少なく、毎年30試合前後に出場できる体力も期待できます。年齢的にも27歳とまだ若く、柏時代のプレーを見る限りではサイドの守備をさぼるようなMFではなかった印象です。

浦和の外国人枠の選手では、CBホイブラーテン、MFグスタフソン、FWチアゴ・サンタナがいますが、外国人枠の5人にはまだ2人空きがあり、マテウス・サヴィオの出場は可能です。また、ポジションは左MFは今季松尾がブレイクしたものの、右MFは関根、前田などが起用されているもののこれといった活躍ではないので、ここにマテウス・サヴィオを置きたいイメージはあります。

残る一人の外国人枠についても、リヨン(フランス)に在籍する元ブラジル代表CBという情報もあります。クラブW杯の出場料として、80億円が浦和に入ってくるという噂もあり、今オフはかなり積極的に動いています。さて、来季はもちろん、リーグ戦の優勝争いにも加わって欲しいという期待は、毎年ですがサポとして持っています。
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柴戸海、浦和復帰

2024-12-31 11:28:38 | 浦和レッズ
浦和絡みの移籍情報では、写真のMF柴戸海選手がJ1町田へのレンタル移籍を終えて浦和に復帰することが発表になっていました。浦和戦はレンタル移籍という理由で出場しない契約になっていたので、町田での彼のプレーは見ていないですが、本人のコメントで「負傷を治して」とあるので出場機会が少なかった理由は負傷だったのでしょう。

柴戸はアンカータイプのボランチです。このポジションは今季は安居がプレーしていましたが、そのバックアップがいないことから課題となるポジションでした。浦和で新卒からプレーしてきた柴戸なら、チームに馴染むのは問題ないので、あとはどこまでコンディションを戻せるか次第になってくると思います。

柴戸のプレーで思い出すのは、2021年の天皇杯の決勝戦でのプレーです。当時、負傷を抱えて出場が微妙だった柴戸ですが、この試合で引退する阿部勇樹が「大事な試合だから出ろ」と背中を押し、フル出場してチームの天皇杯優勝を陰で支えました。この活躍もあって、翌年から阿部勇樹から背番号22を引き継ぐことになります。「この番号には覚悟が要る」と本人も身が引き締まる思いでした。

「埼玉県には海がないが「海(かい)」はいる」と自らの名前も宣伝に使ったコメントもありました。安居以外にも、広島から移籍してくる松本などライバルは多いですが、明大を出てプロとしての基礎を作った浦和で、あと一花咲かせて欲しいものです。
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