Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

タイ戦対策(1/30日本対ボスニア)

2008-01-31 20:15:44 | ワールドサッカー
ボスニア・ヘルツェゴビナ戦、昨日の記事で、勝利が必要な試合と書きましたが、実際のボスニアの戦い方を見て、これは勝たなければと思いました。ボスニアは4-3-2-1気味の布陣でしたが、攻めの枚数が決定的に足りませんでした。カウンターをやりたかったのでしょうが、日本のボールキープに押し込まれたボスニアのボランチより後ろの選手は、ほとんど上がってこれず、ボスニアの攻撃は1、2枚がくるだけでした。

よく、冬の間試合ができない北欧のチームがくると、こういうコンディションの悪さは起こり得るのですが、ボスニアはスイスより南の国のはずで、理由はよくわかりません。ただ、その結果、日本はタイ戦で想定される、引いた相手からどうやって点を取るかというテーマにはちょうど良い相手になりました。

ただ、「接近、展開、連続」のパス回しはできていても、ボスニアのDFの強さがなかなか破れませんでした。ハーフタイムには岡田監督が、きれいにパスを回そうとせず、泥臭くても点を取れと檄を飛ばしたそうです。正直、この試合もスコアレスドローだと、タイ相手にどうやって点を取るか、未解決のまま本番を迎えてしまいます。

何とか点を取って欲しいという願いは、セットプレーからの中澤のゴールでようやく実現しました。中澤は代表のDFとして、最多ゴールの記録を持っていて、ヘディングが比較的弱いタイ相手では期待したいところです。

ただ、レッズサポとしては、高原の不振は気になります。故障で本調子ではないようで、昨年のアジアカップで見せた、これが高原だという好プレーが見られる日を楽しみにしています。ただ、タイ戦を勝つことだけを考えたら、絶好調の大久保はスタメンで使いたいです。山瀬への絶妙なアシスト以外にも、代表FW陣で一番体が切れている気がします。

中村俊輔が呼べなくなったので、トップ下候補としての山瀬の2ゴールも明るい材料です。ただ、今までの8-0で勝てることもあった1次予選の感覚は捨てた方が良いです。最初から、ぎりぎりの勝負でしぶとく勝ち点3を拾っていく試合が続くと思います。
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ボスニア・ヘルツェゴビナ戦プレビュー

2008-01-30 20:15:37 | ワールドサッカー
更新の都合上、この記事をアップした時点では試合は終わっている可能性がありますが、今日のボスニア・ヘルツェゴビナ(以下ボスニア)戦のプレビュー記事を書きます。ボスニアは、旧ユーゴスラビアの分裂でできた国なので、30歳以上の方にとっては、中学や高校で世界地理を習った時点ではまだなかった国でしょう。30歳以上の私も、地図でボスニアを示せと言われると自信はないです。

サッカーの実力という意味では、欧州の中では中堅国という位置にいます。W杯の欧州予選は7チームほどを、8-10組に分けて行われ、1位が無条件で通過、2位はプレーオフに回るというルールで行われることが多いですが、ボスニアはまだプレーオフ圏内に入ったことはありません。いつも3位か4位くらいで予選敗退というチームです。

ただ、分裂前の旧ユーゴスラビアは、欧州のブラジルと呼ばれたほどの個人技を誇っていました。一部とはいえ、その流れを組むボスニアはある程度の技術は備えているでしょう。有名な選手は、昨年までバイエルン(ドイツ)で小柄ながら切れの良い動きをするMF、サリハミジッチがいます。

しかし、サリハミジッチはセリエAのユベントスに移籍しましたから、国際Aマッチデーでないこの試合のためにわざわざ来日することはないと思います。ボスニアの来日メンバーはJFAのHPになかなか出なかったので、まだチェックできていませんが、おそらく国内組主体のメンバーでしょう。

ユーゴスラビアから分裂した国としては、昨年のキリンカップでモンテネグロ代表と試合をしていますが、モンテネグロは建国して間もない国で、代表チームの組織もできていませんでした。それと比べれば、ボスニアは建国以来10年近い歴史がありますから、代表チームの組織もある程度できていると思います。

ただ、日本代表の目標を常にW杯のベスト16以上に置くなら、欧州予選を通れないボスニアに負けることは許されません。まずは勝つことが大事で、それから内容に触れるつもりでいます。
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気の早いスタメン予想

2008-01-29 20:24:00 | 浦和レッズ
今季の浦和は、高原、エジミウソンの加入で昨年は泣き所だったFWの層が一気に厚くなりました。ただ、不安要素もあります。それは長谷部の抜けたボランチと、ネネの抜けたDFを補充していないことです。トップ下も、小野伸二のドイツ移籍とポンテの負傷で、計算できる選手は梅崎一人になってしまいました。

それでも、坪井、闘莉王、堀之内の3バックにして、阿部勇樹と鈴木啓太のダブルボランチにすれば、昨年と同じ3-5-2はできます。ただ、この場合、梅崎をトップ下に一枚置くことになります。梅崎は大分でも3-5-2のトップ下をやっていましたから、やれと言われればできるでしょう。

しかし、ポンテはパサーですが、梅崎はドリブラーでタイプが違うことを考えておかなければいけません。昨年のように、まずトップ下に預けるサッカーをしようとすると、ドリブラーの梅崎がサイドに流れていて、出し所がないという恐れがあります。また、エジミウソンも縦に走るのが得意なFWですから、梅崎がサイドに流れるのはチームに良くない影響を与える恐れがあります。

そのため、私の予想は4-4-2です。2トップはエジミウソンと高原、右MFに梅崎、左MFに三都主を置き、前を厚くする作戦です。後ろはどうするかというと、鈴木啓太と阿部勇樹のダブルボランチ、右から山田、坪井、闘莉王、平川の4バックです。三都主の加入で、平川の使い方が難しくなりますが、4バックの左なら十分こなしてくれると思います。

課題はこの布陣だと闘莉王がほとんど上がれなくなるので、闘莉王の気持ちはどうかというところと、梅崎がサイドハーフができる守備力を備えているかです。梅崎がポンテと同じように、ボランチもサイドハーフもできないという選手だと、レッズは起用に制約ができてしまい、困ってしまうでしょう。ただ、梅崎はU-20日本代表でサイドハーフをやっていたので、ある程度は守備も計算できると思います。

エジミウソンと高原をどうやって組み合わせるかは、オジェックの腕の見せ所です。エジミウソンは新潟時代は、周りの選手に走ってもらってアシストしてもらいましたが、高原ということになると自分でも点が欲しいから、エジミウソンに全面協力はしないでしょう。エジミウソンに縦に走る以外の得点パターンをどうやって作るかが鍵と思います。
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朝青龍対白鵬(大相撲初場所)

2008-01-28 20:43:38 | 他スポーツ
昨日は朝青龍対白鵬の千秋楽相星決戦があったので、レッズのイベントがあったさいたまスーパーアリーナへは行かず、自宅で相撲をテレビ観戦していました。私にとっては相撲は数ある好きなスポーツの中で一番観戦歴が長く、小学生の頃から記憶があるくらいです。

相撲は、稀な例外もないことはないですが、基本的には必ず決着が着くスポーツです。そのため、トップに並ぶ同じ星で千秋楽を迎え、直接対決が組まれていれば、勝った方が優勝となることになります。館内の雰囲気も、いかにも大一番を控えた様子で、その前に組まれていた大関陣の取り組みは静まりかえっていたのに、朝青龍と白鵬が土俵に上がると弾けたように大きな声援が起こりました。

取り組みの内容に関しては、やはり立ち合いで白鵬が右四つに組んだのが大きなポイントだと思います。朝青龍は左四つ右上手で十分ですから、この形にさせなかったことで白鵬優位に進むことになります。朝青龍は左を巻き替えようとしましたが、白鵬の右は堅く、まったく巻き替えられません。

ただ、不十分な四つの朝青龍が、得意ではないとはいえ、左の上手を取ったことで、この相撲は大相撲になりました。朝青龍は体格で上回る白鵬を吊り上げようとして、懸命に上手まわしを引き付けました。確かに、朝青龍は怪力で知られる力士で、幕内最重量(182kg)の雅山ですら吊ったことがあります。

しかし、白鵬は十分な四つに組んでいますから、力は十分に出ます。体全体から出る力で、朝青龍の吊りを残します。また、白鵬はわずかとはいえ、朝青龍を押し込んでいました。吊りで下半身が伸びた朝青龍を、白鵬が豪快な投げで倒し、優勝を飾りました。

この勝利は、朝青龍時代にピリオドを打ち、一気に白鵬時代に持っていける可能性のあるものです。白鵬も、朝青龍を倒して自らの天下をと願っていたでしょうから、この勝利をきっかけにしたいでしょう。

しかし、今場所に限っては、敗者の朝青龍にも拍手を送りたいです。自らの不始末が原因とはいえ、二場所のブランクがあると、そう簡単には横綱にふさわしい相撲は取れないものです。正直、今場所の朝青龍は、引退を避けられれば十分と思っていました。それが、予想以上の活躍で、場所を大いに盛り上げたことは評価していいと思います。
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狭いスペースを強引に(カカ)

2008-01-27 17:50:28 | ワールドサッカー
今や、プレッシングサッカー花盛りの時代ですから、狭い範囲に大勢の選手を集めるサッカーは多くのチームがやっています。今回の岡田ジャパンも、ラグビーの用語でもある、「接近、展開、連続」というキーワードでサッカーを表現しようとしているようです。

しかし、そんな戦略を無にできる選手がACミランにいます。その選手の名前はカカです。カカは20歳の若さで、当時ポルトガル代表のレギュラーのトップ下であるルイ・コスタのいたACミランに移籍してきました。誰もが無謀な挑戦のように思いましたが、なんとカカはルイ・コスタをベンチに追いやって、名門ACミランのトップ下に21歳で収まりました。

これだけでも驚異的なことですが、当初はパサーのイメージでした。この活躍が目に留まり、ブラジル代表にも呼ばれ、ドイツW杯では不動の右MFでした。しかし、当時のカカは決してチームの主役ではなく、左MFに入っていたロナウジーニョの影の存在でした。1年前の段階では有名な選手ではありましたが、世界トップではなかったのです。

しかし、カカは昨シーズンの欧州CLで10得点を挙げ、MFでありながら得点王になる活躍で一気にブレイクしました。この活躍でFIFA選定世界最優秀選手とバロンドールに輝くのですが、あまりワールドサッカーをチェックしていなかった私には、プレーでどのあたりが進歩したかわかっていませんでした。

そんな私にとって、クラブW杯決勝の横浜国際で見たカカのプレーは衝撃でした。相手も南米王者のボカですから、決して弱い相手ではないのですが、そのボカ相手に、狭いスペースを強引にドリブルで突っ掛けていった圧倒的な個人技には驚きました。これを一試合の中で何回もできるため、ACミランもFWシェフチェンコが抜けた穴をあえて補充せず、ジラルディーノかインザーギの1トップにして、カカが飛び出すスペースを与えました。

レッズも、このカカの突破にやられたのですから、記憶にも新しいでしょう。長谷部あたりはJリーグの感覚なら止められる体の入れ方をしても、それをいとも簡単にかわしていってしまいます。ちょっと前のC・ロナウドのときも書きましたが、世界はこういう点も取れて自分で突破もできる、スーパーMFの時代かもしれません。
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風呂場の「ミニ地球」

2008-01-27 10:21:26 | 雑記
昨日の夜、代表戦の国立から帰った私は、冷えた体を暖めようとお風呂に入ろうとしました。そのとき、なんと風呂場の電球のフィラメントが切れてしまい、電球がつかなくなってしまいました。もう夜中ですし、スペアの電球もないということで、とりあえず急場しのぎとして、懐中電灯を3つほど風呂場に置いて、薄暗い中お風呂に入りました。

ところが、これが非常に面白い経験になるのだから、人生何があるかわかりません。まず、懐中電灯のような、局所的に明るい光を当ててやると、水蒸気が見えます。ああ、お風呂場は相当の湿気があるのだなと思いましたが、これだけでは大した発見ではありません。

驚くのはその後です。水蒸気の密度は一定ではなく、隙間があって空気の流れが見えます。タイトルの「ミニ地球」が出てくるのはこれからです。まず、水面付近は、お風呂の暖かさで温められた空気が上昇気流になって上がっていきます。そして、上のほうを照らした懐中電灯では、上空で冷やされた空気が下降気流になって急速に下がってきます。

これはまさに、地球上の空気の流れの縮図です。また、シャワーを使うとお風呂場の空気全体が暖められて、風呂場全体が上昇気流になります。これは昼間、太陽の熱で地球が暖められている状況と同じです。逆に湯船に浸かってのんびりすると、シャワーで暖められた空気が冷やされて、一気に下降気流になります。これは夜の空気の流れと同じです。

そんな、地球の空気の流れを、簡単に風呂場で分かるのですから、「雲はどうやってできるの?(上昇気流から水分が結露する)」とか「風はどうやって起きるの?(空気の温度差で起きる)」とか疑問を持っている科学少年少女にはこの方法はおすすめです。もっとも、どうやって懐中電灯を濡らさないでできるか、難しいお宅が多いような気はしますが。
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どんな名監督でも(1/26日本対チリ)

2008-01-26 23:38:07 | ワールドサッカー
今日の日本代表対チリ戦、国立競技場で観戦していました。ただ、どんな名監督でも、オフ明けの初戦は厳しいものです。この0-0の引き分けで、岡田監督の手腕を口にするのは早すぎると思います。メンバーもオシム時代の名前がほとんどですし、岡田監督の色を出すのはこれからだと思います。

良かった点は羽生の投入です。羽生は運動量の多さが売り物の選手ですが、一番の長所はポジショニングのセンスで、ここにいるとゲームの流れが良くなるというポイントを理解しています。その羽生にボールが入ることで、ようやく岡田監督のやりたいサッカーと思われる、「接近、展開、連続」というサッカーが一部できていたと思います。

FWの決定力は今に始まった話ではないので、各個人がJリーグに課題を持ち帰って成長してもらうしかありません。(今のところ、3次予選のタイ戦の引き分け以下は考えていませんが。)また、昨日のブログで話した、岡田監督の練習ですが、徹底した基本重視の練習をします。実戦形式は一切なく、丁寧にパスを回したり、ヘディングで相手の足元に返したりと、派手さは捨てて基本に帰るのが方針のようです。

代表戦のときに、私がいつもやる、相手チームの分析ですが、チリの背番号が見にくく、前半は誰が誰だかさっぱりわからなかったので参考程度ですが、布陣は3-3-3-1という変則的な形でした。この布陣は相手に出方をわかりにくくするのに適した布陣で、サイドから攻めようとするとアウトサイドが2枚いるので、なかなか突破できません。

真ん中も、この日のチリは攻守の切り替えが早く、手薄さは感じませんでした。しかし、この布陣は中央からの攻撃の厚みを犠牲にします。チリの1トップの7番が、中澤にポジショニングで負けていたのを見て、どうやらこの試合の負けはなさそうな感じを受けました。

ただ、チリのカウンターの速さと、一人がおとりになってもう一人の走り込みを生かそうとするテクニックは、さすがサッカーの本場南米のチームだと思いました。また、チリはDFを含む誰もがカウンターの起点になる、長いパスを出せます。リベロの5番を除けばどこから攻めてくるかわからない迫力は確かに感じました。

これで、実質五輪代表年齢のチームなのですから、フルメンバーのA代表はどんなチームだと想像すると、南米のサッカーの恐ろしさを感じます。日本が南米予選を戦っても通過できるチームになって欲しいという願いは、当分かないそうにありません。
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チリ戦プレビュー

2008-01-25 23:05:29 | ワールドサッカー
明日、日本代表は国立競技場にチリ代表を迎えて親善試合を行います。2/6に控えたW杯3次予選のタイ戦に向けての調整試合ということで、この日は国際Aマッチデーではありません。チリ代表のメンバーリストを見たら、最年長が1983年生まれ(24歳)という若手ばかりのメンバーです。一人を除いて全員が国内組です。チリがベストメンバーを呼ばないことは承知の上で組んだ親善試合でしょう。

しかし、チリという国は決してサッカーの弱小国ではありません。最近では1998年のフランスW杯に出場し、1次リーグを3引き分けで通過してベスト16に入っています。当時はサモラーノ、サラスの2トップが強力で、Za-Sa(ササ)コンビといわれたほどです。

チリは2000年のシドニー五輪にも、難関の南米予選を突破して出場し、オーバーエージで出場したサモラーノの活躍で銅メダルを獲得したほどです。ただ、当時サモラーノは既に34歳でしたから、2002年W杯予選で戦力として当てにするのは厳しく、2002年、2006年のW杯南米予選は敗退しています。

若手主体のチリは、おそらく代表チームとしては初めて顔を合わせたメンバーばかりなのではと思います。そのため、厳しい南米予選をどうやって突破しているかというチームのノウハウはあまり見られないと思います。むしろ、光る個人技や、チームのために献身的に働ける選手を一人でもピックアップしたいというのが、ビエルサ監督の意図だと思います。

日本としては、こういう急造チームが相手のときは、早めにプレスを掛けて相手の弱点を素早くあぶり出せるかが鍵です。親善試合ですから、それほど綿密なスカウティングはしていないでしょうから、選手自身が弱点を見つけてやるというアグレッシブな気持ちになって欲しいです。

また、楽しみなのは、岡田監督の練習です。オシム前監督時代は、試合前のウォーミングアップといえども実戦主義で、コートの半面を目一杯使って10対10の紅白戦をやっていました。ジーコ監督時代は、好きな選手同士で1対1でアップをさせ、最後にフィジカルコーチが集合させるまでは好きにやらせていました。岡田監督の、まず最初に見せてくれる個性は何か、軽い練習ながらも楽しみにしています。
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今季Jリーグ日程雑感

2008-01-25 20:00:48 | 浦和レッズ
昨日、オフの間の楽しみだったJリーグの日程表が発表されました。シーチケホルダーの私は、ホーム全試合参戦は基本として、どれだけアウェーに行けそうかチェックします。一番行きたいアウェーは、最終節の一つ前のG大阪戦です。浦和が優勝の可能性を残していれば、一年で最大の天王山になる可能性があります。

しかし、万博のレッズ戦は、昨年のナビスコ杯準々決勝ですら売り切れたくらいですから、リーグ戦の天王山のこの試合のチケットはまともな手段では手に入らないでしょう。残念ながらテレビ観戦になりそうです。現実的な線を狙えば収容人員の多い、エコパの磐田戦あたりでしょう。デーゲームなので、その日のうちに浦和に戻れるのが魅力的です。

また、アウェーゲームを国立でやってくれる、浦和サポにとっては嬉しいサービスは、今年は東京Vと柏がやってくれます。特に、東京VはJ2に降格する前の3年間で6戦6勝だった相性の良い相手ですから、国立に浦和の勝利の歌を響かせたいところです。

ただ、事実上のホームゲームと思っていた大宮戦がNACK5スタジアムになるのは大変痛いです。努力はしますが、チケットの入手はほぼ不可能でしょう。こんな近くの試合をテレビ観戦せざるを得ないのは大変悔しいです。結局ダフ屋が儲かることになると思います。ダフ屋価格は万単位になりそうです。

また、浦和サポにとっては楽しみだった札幌のアウェーゲームは、寒い11月です。夏なら、快適な気候を味わえたと思うと、残念な気持ちもありますが、11月となれば厚別は寒過ぎるので、札幌ドームが有力です。札幌ドームならチケットの完売はなさそうですし、試合中だけでも寒くなければ、楽しめそうです。

今年もホームゲームほぼ全試合、アウェーゲーム約1/3くらいの割合で試合を見られたらと思っています。交通費も結構高いですから、浦和が遠いアウェーゲームの週は、たまにNACK5スタジアムに行くことになることをお許しください。ACLのアウェーゲームは、さすがに夢物語でしょう。(病気の影響です)
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左のキヨマー(福留孝介)

2008-01-24 20:51:08 | 他スポーツ
今年、中日からメジャーリーグに移籍した福留孝介選手の思い出です。福留はPL学園時代から強打の内野手として有名な存在で、逆指名権がない高卒でのプロ入りを希望したことから、ドラフトでは8球団が1位指名という人気ぶりでした。しかし、当時のドラフトで当たりくじを引いたのは、本人の希望球団ではない近鉄(現在は消滅)でした。

本人は相当悩んだようですが、結局近鉄入団を拒否して社会人野球の名門、日本生命に就職しました。私は日本生命時代の福留を、都市対抗野球で見たことがありますが、バッティングフォームが体から離したところでバットを構えるところなどは、左の清原という風格があり、社会人1年目にして、既に名門日本生命の3番を打っていました。

日本生命は、保険業務という性質上、デスクワークが多いため、本来大卒選手しか採らない不文律があったようですが、福留クラスの選手なら、その不文律を曲げても取りたい選手だったようです。その活躍は、当時はアマチュアが出場した1996年のアトランタ五輪でも必要とされ、チーム最年少のメンバーとして銀メダルに貢献しました。

社会人は高卒選手は3年在籍するとドラフト対象になり、このときは巨人と中日で争奪戦になりましたが、本人が中日入りを決めました。中日に入ると、福留のポジションはライトに移りました。身体能力の高い福留は、このコンバートをものにし、毎年3割30本を期待できるリーグ屈指の好打者に成長しました。

ただ、私は中日に入ってからの福留はあまり見ていません。それは、毎年見ている日本シリーズになると大抵負傷欠場したからです。クリーンアップを打てる福留の代わりが、普段は守備固めで途中から出てくる選手ということになれば、戦力ダウンは明らかです。中日がリーグ優勝の常連でいながら、昨年に至るまでなかなか日本一になれなかったのは、福留の負傷も大きな理由だったと思います。

しかし、そんな福留は、負傷中の選手を容赦なく解雇するメジャーリーグに行くことになりました。成功したければ、負傷は許されません。かなりリスクの大きい賭けですが、あえて厳しい道を選択した以上、活躍を期待したいです。
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