Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

今季一番の快勝(6/30浦和対磐田)

2024-06-30 23:04:24 | 浦和レッズ
埼玉スタジアムから帰ってきました。試合の感想は明日、書きます。

昨日の磐田戦は、浦和のやりたいサッカーが存分に発揮できた試合でした。これまで、ヘグモ監督の4-3-3相手にはアンカーを挟んでビルドアップをさせない相手が続いたので、この日の浦和はリンセンの1トップに、トップ下に武田、ダブルボランチに伊藤敦樹と安居を置く4-2-3-1に布陣を変えてきました。もっとも、相手磐田も浦和対策として練ってきた布陣で来ました。

浦和が相手2トップが前から追ってくる相手にやりにくそうにしていると判断したようで、2トップのペイショットとジャーメインに浦和の2枚のCBにプレスに行き、自陣には4-4の2ラインをコンパクトに引いてゴール前にブロックを作って守ってきました。浦和としては、ボールは回せる展開なので、変なミスでカウンターを食らわないようにしながら、磐田ブロックの外側を使ってボールを回したいところです。

浦和は右MFのソルバッケンに渡せば、かなりの確率でパスを通してくれました。もっとも、この日はトップ下の武田のところに相手がダブルボランチを寄せてきたので、そこが潰されたのがなかなかスコアが動かなかった要因でした。そのため、ベンチのヘグモ監督は負傷者が出ているタイミングで武田を呼び、武田を左MF、渡邉凌磨をトップ下に回す布陣変更を打ちました。

この手は正解でした。左MFに回った武田が比較的自由にボールをさばけたので、ゴール前にいたリンセンに絶妙なパスも出せるようになってきました。渡邉凌磨も動き回るタイプのトップ下なので、相手マークをうまくかいくぐりながら、左SBの大畑とも連携してサイドに起点も作れました。スコアが動いたのはその渡邉凌磨からでした。

このときは渡邉凌磨を追い越して、ボランチの伊藤敦樹が左サイドを駆け上がっていました。そこにパスが出たことで伊藤敦樹はフリーでクロスを上げられ、ファーサイドで待っていた右SBの石原が打点の高いヘディングシュートを決めて、先制点は浦和に入りました。石原は湘南時代もゴールがなく、意外にもこれがプロ初ゴールでした。

この浦和の1点リードで、磐田がどこかで無理をして選手を上げてくると予想していましたが、実際には前半終了に至るまで磐田は4-4のブロックを維持してきました。前半1点ビハインドはある程度仕方ないという判断なのでしょうが、これなら変なミスで自滅しない限り、浦和が優位に試合を運べる展開にできそうだと、期待してハーフタイムを迎えました。

続きは明日以降、マニアック分析で補足します。













































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試合を左右した個人技(6/26名古屋対浦和)

2024-06-29 21:58:35 | 浦和レッズ
かなり前の試合ですが、水曜日の浦和レッズのアウェイ名古屋戦は1-0で浦和の勝利に終わりました。この日の浦和はCFでいつものチアゴ・サンタナでなくリンセンを起用してきました。リンセンは上背が170cmとそれほど高くないのでクロスを放り込んでも合いませんが、この日はリンセンが自分の役割をよく理解していた動きを見せました。

それは、フィジカルの強さを生かした相手DFに対するボール奪取です。序盤、佐藤が出した縦パスに対し、このリンセンの動きも効いて相手DF吉田がクリアミスしました。それを拾ったリンセンは左サイドを上がってきたソルバッケンにパスを出し、ソルバッケンの仕掛けからファーサイドで待っていた渡邉凌磨が合わせて、浦和は前半10分で1点リードを奪うことができました。

リンセンの前からの守備だけが浦和の強みではなく、この日はソルバッケンが好調で、相手DF吉田に対して1対1はほとんど勝てていました。たまたま、クロスを名古屋DFがクリアして決定機にこそならなかったものの、名古屋を率いる長谷川健太監督がこの劣勢に対しては策を打ち、まずは3バックだった守備陣で左アウトサイドだった内田を最終ラインに下げて、自陣に4枚常に残る布陣変更を打ちました。

それでも、浦和のリンセンのボール奪取は名古屋にとって脅威で、内田のところでボール奪取したリンセンに対し、内田が後ろからファウルで止めたという判定になって内田は2枚目のイエローカードで退場します。この退場で名古屋は4-3-2に布陣を変え、左SBには後半から投入された野上を置き、前に中山と山岸を置いて前からの圧力を弱めない戦い方を選択します。

浦和にボールを奪われたら即カウンターというリスクの高い戦い方ですが、名古屋が圧力を弱めなかったことで浦和としては逃げ切り方が難しい試合になります。それでも、前田直輝が独走して決定的な場面も作れましたが、GKランゲラックが止めて最後までわからない展開は続きました。最後、浦和が何とか1-0で逃げ切れたのは、伊藤敦樹と安居のダブルボランチが落ち着かせたところもあったでしょう。

しかし、この勝利の代償は大きく、この試合だけでソルバッケン、前田直輝、関根と3人も負傷交代を出してしまいました。いずれも筋肉系の怪我のようで長引きそうで、ただでさえ選手層に課題がある浦和がここで3人負傷で失うのは痛いと、勝ったものの素直に喜べない勝利ではありました。しかも、この日途中出場のMF岩尾の退団まで明らかになり、これからどうなるのだろうとちょっと今後が気になりました。
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オナガ

2024-06-29 18:21:49 | 埼玉
ある検査明けで、運動は控えめを指示されているので、今日は近所を軽く歩くだけにしました。その中では、オナガが奇跡的に撮りやすいところに止まっていたので写真を撮れました。人里にもよくやってくる鳥ですが、撮れるには多少運も必要な鳥ですね。

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アジア最終予選他組予想

2024-06-28 22:36:06 | ワールドサッカー
アジア最終予選、日本が入るグループC以外は以下の組み合わせです。

グループA イラン、カタール、ウズベキスタン、アラブ首長国連邦、キルギス、朝鮮民主主義人民共和国
グループB 韓国、イラク、ヨルダン、オマーン、パレスチナ、クウェート

グループAはイランが比較的楽な組を引きました。ウズベキスタン、キルギスと中央アジアに2回移動する移動距離の長さは多少負担ですが、それでもカタールやUAE相手なら地力は一段上です。北朝鮮はおそらくFIFA裁定でホームゲームが中立地開催になりそうで、何とかイランが嫌がる条件で試合をしようと東南アジアの高温多湿の条件を選ぶ可能性もあります。

それでもキルギスと北朝鮮はこの組では多少力が落ちます。2位争いはカタールを軸に、UAEとウズベキスタンがどう絡むかです。2大会連続でアジアカップを優勝しているカタールは強豪ですが、UAEやウズベキスタンは国が豊かになってきて遠征の環境が良くなっているので底力はあります。長期戦の最終予選ではまだ自力でのW杯出場経験のないカタールは経験不足が出る恐れもあります。

グループBは韓国が本命ですが、韓国以外の5チームがすべて中東勢になるこの組はわかりません。以前、韓国は3次予選でUAE、レバノン、クウェートという比較的楽な組を引きながら、レバノンのアウェイ戦で敗れるなど最終戦まで苦しんだこともあります。もちろん、韓国も日本と同じように代表選手に海外組が多くなっており、韓国に帰るより中東の方が移動距離が短いという、これまでと違った要素もあります。

もし、本命韓国がもたつくようなら、韓国とイラクに加えて、ホームゲームに強いヨルダンや伏兵オマーンが絡んでくる可能性もあります。韓国が独走する可能性もありますが、アウェイ戦に比較的近い相手がいないというのは、予想以上に苦しいのではと予想しています。
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W杯アジア最終予選組み合わせ決定

2024-06-27 20:59:58 | ワールドサッカー
今日、ワールドカップアジア最終予選の組み合わせが以下のように決まりました。

グループA イラン、カタール、ウズベキスタン、アラブ首長国連邦、キルギス、朝鮮民主主義人民共和国
グループB 韓国、イラク、ヨルダン、オマーン、パレスチナ、クウェート
グループC 日本、オーストラリア、サウジアラビア、バーレーン、中国、インドネシア

日本にとっては、かなり厳しい組を引いてしまったという印象です。第二ポットでは実力最上位の豪州、第三ポットも強豪サウジアラビアです。どちらも、アウェイで勝つのは相当困難なタスクになる相手になります。アウェイで負けても取り返せるように、ホーム戦は勝利が求められるシビアな戦いになります。

もっとも、考え方を変えれば前回の4.5枠の最終予選とほぼ同じ条件だと思うこともできます。4.5枠のときは序盤で何かしら誤算があったところを、ホームで豪州やサウジアラビアに勝つことで乗り切れました。それと同じような緊張感で試合ができるので、枠が8.5に広がったことによる精神的な緩みを気にする必要がなくなったという考え方もあります。

当たる順は以下の通りです。

1.中国H
2.バーレーンA
3.サウジアラビアA
4.豪州H
5.インドネシアA
6.中国A
7.バーレーンH
8.サウジアラビアH
9.豪州A
10.インドネシアH

山場になりそうなのは3戦目のサウジアラビアのアウェイ戦、4戦目の豪州とのホーム戦です。ここで1勝1分け以上でしのげれば予選通過が近づいてきます。もちろん、日本代表がサウジアラビアのアウェイ戦でここ数大会続けて負けているという、楽観できない要素はあります。もしサウジアラビアのアウェイ戦を敗れると、豪州とのホーム戦で勝ち点3が必要な状況に追い込まれます。

もちろん、初戦の中国戦、2戦目のバーレーン戦を必ず連勝しておかなければならないことは前提です。ここで勝ち点を落とすようだと、グループ3位と4位が進出できるプレーオフ行きを覚悟する必要があります。中立地で行われるプレーオフは何が起こるかわからないので、毎回達成しているものの今回も「2位以内」はシビアに言い続けたいです。

また、インドネシアと中国と続く、アウェイ2連戦も楽観はできません。インドネシアの酷暑、中国のアウェイ戦の独特な雰囲気は、日本代表にとって嫌な環境になるでしょう。ここを乗り越えれば、最終戦を残して予選通過を決められる可能性もあります。また、インドネシアとは最終予選では初めて当たる相手なので、アウェイの環境がどういうものかは日本サッカー協会が万全を期すでしょう。

W杯本大会より最終予選が好きな、マニアックな私にとってはホームゲームの何試合を見に行けるか考えるのも楽しみです。全部は無理としても、可能な限りスタンドで、日本代表の戦いぶりを見届けたいものです。
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ハンゲショウ

2024-06-26 22:18:06 | 埼玉
今日はブログを書く元気が出ないので、1年前に彩湖・道満グリーンパークに行ったときに撮った、ハンゲショウの葉の写真を貼っておきます。ハンゲショウは漢字で書くと「半夏生」で、夏至から1週間後を指す言葉です。その時期に葉が白くなることと、半分白い様子が半分化粧したようだという、名前の由来には二つの説があります。
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オニユリ?

2024-06-25 22:23:43 | 埼玉
地元さいたま市のいつもの散歩道で、ゆりの仲間であるこの花を見かけました。上高地で見た「コオニユリ」に花の形は似ていますが、色違いです。名前がわかればあとで追記します。
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コントロールが良い(本田圭佑[野球])

2024-06-25 21:51:20 | 他スポーツ
今日は久しぶりに、見ている試合でライオンズが勝利したので、今日のネタから7回に登板して、三者凡退に日本ハム打線を抑えた写真の本田圭佑投手をネタにします。本田圭佑は宮城県仙台市の出身で、東北学院大学を卒業してライオンズにはドラフト6位で入団してきました。どうしてもついて回るのは名前で、サッカーの元日本代表MF本田圭佑と同姓同名なのはいつも言われます。

それでも、本人は新人当時の入寮や一軍昇格のときに、「(スポーツ紙が)名前だけで話題にしてくれる」とこの名前はお気に入りのようです。彼がブレイクするきっかけになったのは新人当時のオフを利用した豪州リーグでのプレーで、ここで結果を出したことで一軍からお声がかかるようになります。最初は先発でスタートし、ローテーション投手にもなって6勝を挙げたシーズンもあります。

彼の投球内容を見ていると、ストレートの球速は142km前後とそんなに速くありません。それでも、コントロールは西武投手陣の中でもNo.1で、たとえ3-0のような絶対不利なカウントになっても、コントロール良くストレートを投げ込んで、3-2までは当たり前のように持って行けます。持ち球はストレート以外にはチェンジアップが決め球で、ストレートでストライクを取ったのと同じところに落として空振りを取れます。

近年、西武ライオンズには先発タイプの即戦力が、隅田、武内と次々と入団してきました。そのため、近年の本田圭佑は中継ぎで起用されることがほとんどになりました。今季は負け試合の中継ぎが多く、打ち込まれて二軍行きも経験しましたが、今日は一軍復帰即勝ちパターンの7回の中継ぎでした。ようやく、ベルーナドームのファンがしっかり見てくれる、良い場面で結果を出すことができました。

今の渡辺久信監督代行はあまりメンバーを固定せず、いろんな選手にチャンスを与える方針のようです。本田圭佑も、負け試合の中継ぎという評価が変わるきっかけにできる試合になったと思います。もうベテランの域に入ってきましたが、先発でも中継ぎでも投げられる、彼の便利さはこれからも重宝することでしょう。
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カンナ

2024-06-24 21:37:36 | 埼玉
地元さいたま市で、家庭菜園などで見ることができる夏の花の「カンナ」です。比較的背の高い植物で、人間の胸の高さほどに花を咲かせます。
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一昨日のヒーロー(武田英寿)

2024-06-24 21:22:18 | 浦和レッズ
一昨日、九分九厘負けだった試合を2得点で引き分けに持ち込んだ、写真の浦和MF武田英寿について書きます。セリエAで活躍した中田英寿さんと1文字違いですが、武田の父親が中田英寿のファンだったことでこの名前をつけました。武田が生まれた頃は中田英寿がローマでスクデット(優勝)を取った頃で、そういう選手になって欲しいと期待してつけたのでしょう。

武田の名前を意識したのは青森山田高校時代の活躍です。2年生からレギュラーで、2年生、3年生と2年連続で高校選手権の決勝戦でプレーしました。4-4-2だった当時の青森山田高校では左MFだったような記憶です。上手い選手というのは伝わってきましたが、プロで戦うには多少線が細いところがあり、完成には多少時間がかかるかもしれないと感じていました。

プロ入りは高卒後、浦和でした。当時の浦和は大槻監督が率いており、この将来有望なMFをリーグ終盤戦でトップ下に抜擢した試合もありました。しかし、当時の浦和は優勝した川崎からは遠く離された下位で、湘南戦で0-0の引き分けだった試合では武田の運動量を守備で使わされる苦しい展開を強いられました。このままでは浦和にいても出番が少ないと判断され、その翌年に育成型期限付き移籍で当時J2の琉球に移籍することになります。

育成型期限付き移籍は、一見選手を育ててもらえるように錯覚しがちですが、この移籍先で試合に出場できなければ浦和から契約を切られるシビアな機会でもあります。武田は琉球でも活躍した様子で、プロ初ゴールは琉球時代の北九州戦でした。その後、大宮(当時J2)、水戸(J2)と渡り歩き、水戸では押しも押されぬ主力選手となって、成長して浦和に戻ってきました。

今季の浦和では出場機会は少なかったですが、出場したときは左足の高いテクニックを見せていました。一昨日の試合では、ヘグモ監督はたとえ岩尾が足をつらなくても交代させるつもりで準備していました。その結果が2ゴールでした。タイプ的には香川真司で、良い位置に入り込んで身体接触を避けながら高いテクニックを発揮するMFのように、先日のプレーでは見えました。

この活躍で、2,3試合ほどスタメンの機会が与えられるでしょう。大事なのはそれからです。ここで結果を出してポジションを奪えば、今季47番の背番号を一気にレギュラーナンバーまで格上げできるでしょう。それができるか、浦和サポとしては楽しみに見守っていければと思います。
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