地元さいたま市に咲いていた「皇帝ダリア」です。この花が咲くと秋も終盤ですが、背が高くなる植物ということで、青空をバックに撮れます。この写真のように、背景が青空だけという写真は、毎年撮っている自分にとって一つの夢でした。
昨日のACL1次リーグ第5戦、浦和対武漢(中国)は、2-1で浦和の勝利に終わりました。グループリーグ突破のためにはこの武漢戦と最終戦のハノイ戦を連勝するしかない浦和が、辛くも望みをつないだ一戦でした。浦和は11月に入って4連敗とどん底のチーム状態で、この武漢戦は何かを変えて入ってくるだろうとの予想通り、守備の組織が再構築されていました。
改善されたのはサイドの守備でした。時にSBが上がっている浦和では、ルヴァン杯福岡戦のようにサイドの守備をショルツとホイブラーテン任せにするような失敗もありました。今回はまずボランチの安居がチェックに行き、それでも間に合わないときはMFの小泉や高橋が戻って、武漢のサイド攻撃を未然に回収して再度攻撃を組み立てる試合運びができていました。
それでも、武漢はかなり球際が荒っぽいチームでした。時には相手に肘打ちをするような場面もあり、事実前半終了間際に高橋がヘディングに行ったところを相手の肘で突かれ、脳震盪の疑いで大久保と途中交代を余儀なくされる場面もありました。その荒っぽさは、荻原がサイドからクロスを上げた場面で武漢DFがリンセンを肘打ちしてPKになり、このPKをショルツが決めて先制点という形で、浦和にとっては幸運もありました。
もっとも、前半に大畑も負傷交代していた浦和は、残る交代回数は1回だけでした。3人替えられるもののいっぺんに3人交代させるしかない浦和にとっては、交代のタイミングが難しいです。また、5バックで引き気味だった武漢も、1点ビハインドになったことで2トップのアジズとリチャードソンを常に前に置いて速攻を仕掛けて反撃してきました。
この2トップで武漢に同点ゴールが生まれます。リチャードソンの突破に対し、ショルツが足を滑らせるミスで置き去りにされ、ゴール前に入り込んだリチャードソンのゴールで武漢は追いつきます。武漢も勝利以外に決勝トーナメント進出がない条件は同じでしたが、次第に浦和がカンテを含む3人を交代させて攻めてきたことで、武漢DFはクリアするのがやっとの展開になります。
最後はロスタイムでした。武漢DFに当たって戻ってきたボールを、カンテがゴール右隅に決めて、浦和は最後の最後で決勝点を入れて2-1で勝利しました。カンテは現役引退を表明しており、埼玉スタジアムでは最後のゴールになりました。最後までハラハラする展開でしたが、この勝利で最終戦のハノイ戦に希望をつなぎました。勝っても決勝トーナメントに行けない可能性もありますが、今はそのわずかな望みに期待するだけです。
改善されたのはサイドの守備でした。時にSBが上がっている浦和では、ルヴァン杯福岡戦のようにサイドの守備をショルツとホイブラーテン任せにするような失敗もありました。今回はまずボランチの安居がチェックに行き、それでも間に合わないときはMFの小泉や高橋が戻って、武漢のサイド攻撃を未然に回収して再度攻撃を組み立てる試合運びができていました。
それでも、武漢はかなり球際が荒っぽいチームでした。時には相手に肘打ちをするような場面もあり、事実前半終了間際に高橋がヘディングに行ったところを相手の肘で突かれ、脳震盪の疑いで大久保と途中交代を余儀なくされる場面もありました。その荒っぽさは、荻原がサイドからクロスを上げた場面で武漢DFがリンセンを肘打ちしてPKになり、このPKをショルツが決めて先制点という形で、浦和にとっては幸運もありました。
もっとも、前半に大畑も負傷交代していた浦和は、残る交代回数は1回だけでした。3人替えられるもののいっぺんに3人交代させるしかない浦和にとっては、交代のタイミングが難しいです。また、5バックで引き気味だった武漢も、1点ビハインドになったことで2トップのアジズとリチャードソンを常に前に置いて速攻を仕掛けて反撃してきました。
この2トップで武漢に同点ゴールが生まれます。リチャードソンの突破に対し、ショルツが足を滑らせるミスで置き去りにされ、ゴール前に入り込んだリチャードソンのゴールで武漢は追いつきます。武漢も勝利以外に決勝トーナメント進出がない条件は同じでしたが、次第に浦和がカンテを含む3人を交代させて攻めてきたことで、武漢DFはクリアするのがやっとの展開になります。
最後はロスタイムでした。武漢DFに当たって戻ってきたボールを、カンテがゴール右隅に決めて、浦和は最後の最後で決勝点を入れて2-1で勝利しました。カンテは現役引退を表明しており、埼玉スタジアムでは最後のゴールになりました。最後までハラハラする展開でしたが、この勝利で最終戦のハノイ戦に希望をつなぎました。勝っても決勝トーナメントに行けない可能性もありますが、今はそのわずかな望みに期待するだけです。
地元、別所沼公園のメタセコイアが見頃を迎えていました。枯れたような赤茶色に紅葉する木ですが、この葉が落ちるランニングコースは、ふんわりとした踏みごたえがあります。今日は調子が悪く、武漢戦のレポートは明日以降でお願いいたします。
大相撲九州場所は、写真の大関霧島が13勝2敗で優勝しました。前半戦で2敗していた霧島ですが、優勝争いで先頭に並んでいた平幕の熱海富士を直接対決で破った勝利が効いて、最後は相撲を取る前に熱海富士が琴ノ若に敗れたことで優勝が決まりました。霧島は新大関の場所で肋骨を痛めてカド番になるなど苦しんでいましたが、この優勝で横綱昇進にもつながる可能性が出てきました。
霧島の相撲を見ると、今場所は当たりが強くなった印象を受けます。関脇時代の初優勝のときは、大栄翔に突きを食らうと土俵際まで押し込まれるのが定番でしたが、今場所は大栄翔の突きを土俵中央で受け止めて引き落としています。もともと軽量力士だった霧島は体重を増やすのに苦しんでいましたが、部屋付き親方の鶴竜親方からの助言もあったことでしょう。
熱海富士は最後に息切れしたものの、2場所連続での優勝争いは立派です。彼の相撲を見ていると変に気負ったところがなく、のびのびと相撲を取っているように見えます。来場所は前頭筆頭近くまで番付が上がると予想され、初日から横綱大関と当てられますが、そこでも勝ち越すことができるようなら、一気に大関候補まで上がってくる可能性も持っています。
霧島以外の大関陣は豊昇龍が10勝5敗、貴景勝が9勝6敗と振るいませんでした。貴景勝は高いレベルの優勝なら横綱昇進もあると言われていましたが、持病の頸椎が持たなかったのでしょう。今場所の貴景勝は同じ突き押しの大栄翔や豪ノ山に一気に押し出されるなど、良い時の彼ではなかった相撲内容でした。それでも、カド番にならないことも勝負強さなので、来場所に向けて切り替えているでしょう。
上位を狙う力士では、関脇琴ノ若が11勝4敗と勝ち越して敢闘賞を受賞し、来場所は大関挑戦の場所になります。受けに回るともろい印象もありましたが、それでも豊昇龍、貴景勝を破っており上を狙う勢いはあります。大関昇進には12勝が必要となるでしょうが、果たして元横綱琴桜の孫である彼が、大関に昇進して祖父の四股名を継げるか、注目です。
下位では、4場所ぶりの復帰になった幕下若隆景が、5勝2敗で復帰の場所を勝ち越しました。来場所は幕下2枚目前後に上がり、勝ち越せば十両という位置になります。膝のじん帯の再建手術という重傷からの復帰ですが、こういう元大関候補だった人気力士の復活は嬉しいです。
霧島の相撲を見ると、今場所は当たりが強くなった印象を受けます。関脇時代の初優勝のときは、大栄翔に突きを食らうと土俵際まで押し込まれるのが定番でしたが、今場所は大栄翔の突きを土俵中央で受け止めて引き落としています。もともと軽量力士だった霧島は体重を増やすのに苦しんでいましたが、部屋付き親方の鶴竜親方からの助言もあったことでしょう。
熱海富士は最後に息切れしたものの、2場所連続での優勝争いは立派です。彼の相撲を見ていると変に気負ったところがなく、のびのびと相撲を取っているように見えます。来場所は前頭筆頭近くまで番付が上がると予想され、初日から横綱大関と当てられますが、そこでも勝ち越すことができるようなら、一気に大関候補まで上がってくる可能性も持っています。
霧島以外の大関陣は豊昇龍が10勝5敗、貴景勝が9勝6敗と振るいませんでした。貴景勝は高いレベルの優勝なら横綱昇進もあると言われていましたが、持病の頸椎が持たなかったのでしょう。今場所の貴景勝は同じ突き押しの大栄翔や豪ノ山に一気に押し出されるなど、良い時の彼ではなかった相撲内容でした。それでも、カド番にならないことも勝負強さなので、来場所に向けて切り替えているでしょう。
上位を狙う力士では、関脇琴ノ若が11勝4敗と勝ち越して敢闘賞を受賞し、来場所は大関挑戦の場所になります。受けに回るともろい印象もありましたが、それでも豊昇龍、貴景勝を破っており上を狙う勢いはあります。大関昇進には12勝が必要となるでしょうが、果たして元横綱琴桜の孫である彼が、大関に昇進して祖父の四股名を継げるか、注目です。
下位では、4場所ぶりの復帰になった幕下若隆景が、5勝2敗で復帰の場所を勝ち越しました。来場所は幕下2枚目前後に上がり、勝ち越せば十両という位置になります。膝のじん帯の再建手術という重傷からの復帰ですが、こういう元大関候補だった人気力士の復活は嬉しいです。
ブラジル代表のW杯予選、アルゼンチン戦のビデオを見ていました。フジテレビNEXTに視聴料を払いましたが、そこまでしてでも見たい動機がありました。それは、アメリカMLSに移籍したメッシを映像で見られる、最後になるかもしれない機会だったからです。メッシは期待通りスタメン出場しており、写真のアルバレスと2トップを組んでいました。
メッシはもともと動く選手ではないので、ブラジルが攻めている場面ではほとんど動きません。それでも、どこに行けばフリーになれるかという感覚は今でも研ぎ澄まされており、ボランチのラインまで降りてフリーで受ける技術はさすがでした。この技術を生かして、メッシをゲームメーカー的に使って、サイドのウイングにパスを出すのがアルゼンチンにとって有効な攻めでした。
これに対し、ブラジルは暫定監督が率いていることもあって、この試合は慎重に入りたい様子でした。左MFのマルティネリをDFラインに下げて、5-3-2気味にブロックを作って、アルゼンチンの攻めをブロックの外側に限定させていました。このブラジルの慎重策で膠着状態になった試合は、南米予選ならではの荒っぽいプレーが随所に現れてきます。
アルゼンチンDFがクリアに行った際に、勢い余ってジェズスの頭を蹴ったり、逆にブラジルMFが競り合いの際に肘が相手の顔に入ったりと、日本の基準でVARをチェックすれば3人くらいがレッドカードで退場しそうな試合でした。こんなレベルで試合をしているのなら、日本代表が南米のチームと対戦するには日本に呼ぶしかないのは理解できます。
試合が動いたのはCKでした。アルゼンチン16番(ロチェルソ)の蹴ったCKを、DFオタメンディが頭で合わせてブラジルゴールを破って、アウェイのアルゼンチンが1点を先制します。これで行くしかなくなったブラジルは、CBを下げてアタッカーのジョエリントンを投入するなど、思い切ってボールを支配しに行きますが、そのジョエリントンがデパウルに対して「報復行為」をしたという理由で一発退場になりゲームは決着することになります。
試合はそのまま1-0でアウェイのアルゼンチンが勝利しました。ブラジルにとって、ホームでの敗戦はショッキングな結果でしょう。これで6位に転落したブラジルは、6位までが南米予選通過とはいえ、苦しい展開です。やはり、映像で見ると、いろんなことが伝わってきて、楽しいですね。
アルゼンチンFWメッシ
ブラジルMFラフィーニャ
ブラジルDFマルキーニョス
ブラジルGKアリソン
メッシはもともと動く選手ではないので、ブラジルが攻めている場面ではほとんど動きません。それでも、どこに行けばフリーになれるかという感覚は今でも研ぎ澄まされており、ボランチのラインまで降りてフリーで受ける技術はさすがでした。この技術を生かして、メッシをゲームメーカー的に使って、サイドのウイングにパスを出すのがアルゼンチンにとって有効な攻めでした。
これに対し、ブラジルは暫定監督が率いていることもあって、この試合は慎重に入りたい様子でした。左MFのマルティネリをDFラインに下げて、5-3-2気味にブロックを作って、アルゼンチンの攻めをブロックの外側に限定させていました。このブラジルの慎重策で膠着状態になった試合は、南米予選ならではの荒っぽいプレーが随所に現れてきます。
アルゼンチンDFがクリアに行った際に、勢い余ってジェズスの頭を蹴ったり、逆にブラジルMFが競り合いの際に肘が相手の顔に入ったりと、日本の基準でVARをチェックすれば3人くらいがレッドカードで退場しそうな試合でした。こんなレベルで試合をしているのなら、日本代表が南米のチームと対戦するには日本に呼ぶしかないのは理解できます。
試合が動いたのはCKでした。アルゼンチン16番(ロチェルソ)の蹴ったCKを、DFオタメンディが頭で合わせてブラジルゴールを破って、アウェイのアルゼンチンが1点を先制します。これで行くしかなくなったブラジルは、CBを下げてアタッカーのジョエリントンを投入するなど、思い切ってボールを支配しに行きますが、そのジョエリントンがデパウルに対して「報復行為」をしたという理由で一発退場になりゲームは決着することになります。
試合はそのまま1-0でアウェイのアルゼンチンが勝利しました。ブラジルにとって、ホームでの敗戦はショッキングな結果でしょう。これで6位に転落したブラジルは、6位までが南米予選通過とはいえ、苦しい展開です。やはり、映像で見ると、いろんなことが伝わってきて、楽しいですね。
アルゼンチンFWメッシ
ブラジルMFラフィーニャ
ブラジルDFマルキーニョス
ブラジルGKアリソン
高尾山頂に着いた時点でまだ10時半だったこともあって、もう少し足を延ばしてみようと、奥高尾のもみじ台、一丁平を目指して歩きました。もう少しで小仏城山でしたが、まだまだ自分自身の体力が足りず、あと900mで小仏城山でしたが一丁平で引き返す決断をしました。それでも、毎日少しずつですが体幹トレーニングもやって、復活を目指していなければ高尾山頂でギブアップだったと思うので、ここまで来られたことが今の自分の価値だと思うことにします。
浦和レッズは、FWホセ・カンテ選手の現役引退を発表しました。途中加入ながらチームトップの得点数を誇っていた彼の引退には正直驚いています。カンテは1990年生まれの33歳で、生まれはスペインですがルーツを持つギニア代表でプレーしていました。ラテン系の外国人選手は英語が苦手な選手もいますが、カンテは英語でインタビューに対応できる語学力があります。
プレースタイルはポストプレーヤーです。ボールを足元に収める技術と、遠目から思い切って狙うシュートが彼の武器でした。彼を初めて見たときには「興梠慎三とプレースタイルが似ている」という印象でしたが、パワーは興梠を上回るものを持っていました。無慈悲カンテと呼ばれるほど、難しい位置からシュートをねじ込むことで相手にとっては脅威でした。
ポーランドやキプロスを渡り歩いたカンテですが、中国にも在籍してアジアを既に知っていたことは彼の強みでした。中国の地方チームを知っていれば日本は環境が良いと感じたことは間違いなく、ACLのアウェイ戦でも安定したパフォーマンスを発揮してくれました。G大阪戦で頭突きで退場になるなど、メンタル的には不安定なところもありましたが、途中からは浦和の1トップはカンテで決まりでした。
彼のキャリアでは、2019年のレギア・ワルシャワ(ポーランド)時代のリーグ優勝と、2023年の浦和レッズでのACL優勝が主なタイトルです。ポーランドでプレー経験があったことで、スコルジャ監督が特徴を知っていたことも彼を獲得した理由だったでしょう。カンテのように、欧州一流クラブに在籍した選手ではなくても、探し方次第でいい選手はいるという例になりました。
この引退で、浦和は後任探しに着手していることでしょう。まだ次期監督も発表になっていませんが、やはり軸になるFWはどうしても必要で、それは外国人選手になる可能性が高いでしょう。体が強く安定していたカンテの代役はそう簡単には見つからないでしょうが、1月の移籍市場で獲得できるよう、楽しみにするだけです。
プレースタイルはポストプレーヤーです。ボールを足元に収める技術と、遠目から思い切って狙うシュートが彼の武器でした。彼を初めて見たときには「興梠慎三とプレースタイルが似ている」という印象でしたが、パワーは興梠を上回るものを持っていました。無慈悲カンテと呼ばれるほど、難しい位置からシュートをねじ込むことで相手にとっては脅威でした。
ポーランドやキプロスを渡り歩いたカンテですが、中国にも在籍してアジアを既に知っていたことは彼の強みでした。中国の地方チームを知っていれば日本は環境が良いと感じたことは間違いなく、ACLのアウェイ戦でも安定したパフォーマンスを発揮してくれました。G大阪戦で頭突きで退場になるなど、メンタル的には不安定なところもありましたが、途中からは浦和の1トップはカンテで決まりでした。
彼のキャリアでは、2019年のレギア・ワルシャワ(ポーランド)時代のリーグ優勝と、2023年の浦和レッズでのACL優勝が主なタイトルです。ポーランドでプレー経験があったことで、スコルジャ監督が特徴を知っていたことも彼を獲得した理由だったでしょう。カンテのように、欧州一流クラブに在籍した選手ではなくても、探し方次第でいい選手はいるという例になりました。
この引退で、浦和は後任探しに着手していることでしょう。まだ次期監督も発表になっていませんが、やはり軸になるFWはどうしても必要で、それは外国人選手になる可能性が高いでしょう。体が強く安定していたカンテの代役はそう簡単には見つからないでしょうが、1月の移籍市場で獲得できるよう、楽しみにするだけです。
昨日の浦和レッズのホーム最終戦、アビスパ福岡戦は2-3と浦和の敗戦に終わりました。振り返ると、やはり浦和にとっては今季の試合数の多さが、ここに来てダメージになっていたように思えます。そう感じたのはダブルボランチの陣容で、レギュラーメンバーの岩尾が出場停止、伊藤敦樹が負傷で不在なので、トップ下で出ることが多い安居と、ほとんど出番のなかった柴戸のコンビになりました。
もっとも、ルヴァン杯決勝戦で負けた相手である、福岡対策は浦和ベンチも練ってきたように思えました。福岡はルヴァン杯のときと同じ5-2-3の布陣で、自陣にブロックを引いて浦和が攻め込むスペースをなくして、3トップの個人技で仕掛けるチームです。ルヴァン杯のときはその個人技で翻弄され、早い時間の失点という最悪の展開に持ち込まれました。
そのため、浦和DF陣は福岡が個人技で来るときはチャレンジアンドカバーで1枚が確実にチェックに行き、後ろをCBのショルツがカバーする守備で序盤の福岡の攻めを抑えました。この日は右SBに関根を起用し、ショルツが本来のCBで出ていたこともあって、いつもの浦和の堅守の形を発揮しようとする狙いは見て取れました。
また、浦和は左サイドに拠点を作る攻めで、左SBの明本と左MFの小泉の連携で何本かクロスを上げることができていました。トップ下で起用された中島翔哉のパスから、明本が抜け出したプレーに相手DFがファウルしたかどうかでVARの判定になり、これがファウルになって浦和にPKが与えられます。このPKはショルツが蹴り、浮き球で中央に蹴るという意表を突いたプレーで浦和に先制点が入ります。
ここまでは浦和にとっては悪い展開ではなかったです。しかし、そこからの試合運びが良くなかったと思います。1点ビハインドになって攻めに出てきた福岡は、左アウトサイドの前嶋を軸にサイドに拠点を作り始めて何本かCKを取るようになってきます。どうしても、本来MFで急造SBである関根のところは狙われる宿命で、ギリギリのところでセカンドボールをクリアしたものの苦しい展開です。
前半終了間際、相手の浮き球のパスでDFライン裏を破られ、紺野のシュートで失点した浦和は、前半を1-1で折り返すことになります。こうなるとここのところ点が取れていない浦和は苦しい展開です。後半はもっとひどい試合になるのですが、それは書く元気が出たら、マニアック分析で補足します。
もっとも、ルヴァン杯決勝戦で負けた相手である、福岡対策は浦和ベンチも練ってきたように思えました。福岡はルヴァン杯のときと同じ5-2-3の布陣で、自陣にブロックを引いて浦和が攻め込むスペースをなくして、3トップの個人技で仕掛けるチームです。ルヴァン杯のときはその個人技で翻弄され、早い時間の失点という最悪の展開に持ち込まれました。
そのため、浦和DF陣は福岡が個人技で来るときはチャレンジアンドカバーで1枚が確実にチェックに行き、後ろをCBのショルツがカバーする守備で序盤の福岡の攻めを抑えました。この日は右SBに関根を起用し、ショルツが本来のCBで出ていたこともあって、いつもの浦和の堅守の形を発揮しようとする狙いは見て取れました。
また、浦和は左サイドに拠点を作る攻めで、左SBの明本と左MFの小泉の連携で何本かクロスを上げることができていました。トップ下で起用された中島翔哉のパスから、明本が抜け出したプレーに相手DFがファウルしたかどうかでVARの判定になり、これがファウルになって浦和にPKが与えられます。このPKはショルツが蹴り、浮き球で中央に蹴るという意表を突いたプレーで浦和に先制点が入ります。
ここまでは浦和にとっては悪い展開ではなかったです。しかし、そこからの試合運びが良くなかったと思います。1点ビハインドになって攻めに出てきた福岡は、左アウトサイドの前嶋を軸にサイドに拠点を作り始めて何本かCKを取るようになってきます。どうしても、本来MFで急造SBである関根のところは狙われる宿命で、ギリギリのところでセカンドボールをクリアしたものの苦しい展開です。
前半終了間際、相手の浮き球のパスでDFライン裏を破られ、紺野のシュートで失点した浦和は、前半を1-1で折り返すことになります。こうなるとここのところ点が取れていない浦和は苦しい展開です。後半はもっとひどい試合になるのですが、それは書く元気が出たら、マニアック分析で補足します。
帰りの高尾山ケーブルカーでは、運転台横の「かぶりつき」の場所に立つことができました。この位置は鉄オタにとっては絶好の場所で、向こうからやってくるケーブルカーが写真のようによく見えます。この中腹の位置で列車交換をして、清滝駅に向けて下っていく途中です。
薬王院の石段を登ると、奥の院の横を抜けて高尾山頂へと続きます。ここまでなら観光客が誰でも行けるところで、事実自分自身も少し余裕のある状態で高尾山頂にたどり着きました。奥の院からは上ったり下ったりしながら山頂に着きますが、正直「もう着いたの」のような気分でした。快晴のこの日は、富士山も遠くに見渡せる、良い条件でした。ここまで元気なら、もうちょっとやってみるかと、奥高尾を目指すのですが、それについては後述します。