Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

福岡戦マニアック分析

2024-03-31 21:14:13 | 浦和レッズ
ハーフタイム、テレビ観戦だった私は完全には把握していないですが、サポーターが何かアクションを起こしたようです。そのハーフタイムを挟んで、浦和の動きが明らかに変わりました。前から浦和DFを追っていた福岡の3トップの運動量が落ち始めて、アンカーのグスタフソンが空き始めました。そのため、浦和はグスタフソンがボールを持てる展開になります。

もちろん、福岡の5バックは浦和のパスコースを消していますが、5-2-3なのでMFのラインには二人しかいません。必然的にグスタフソンをマークするのは難しく、「このゲームはグスタフソン次第で変わる」と流れが変わった実感がありました。もっとも、このゲームが動く要因になったのは、ヘグモ監督が打った、大久保out大畑inの交代でした。

この交代で、当初は大畑が左ウイングに入ります。ゲームから消されていた大久保に代わって大畑が入ったことによって、グスタフソンのパスの出し所ができて、左SBの渡邊と連携を見せます。渡邊は相手右アウトサイドの湯沢と何度も1対1の攻防を見せて、これに勝てればチャンスだと期待を持たせてくれました。その後、大畑と渡邊の位置を入れ替え、渡邊が左ウイングに移ります。

この渡邉のFW起用がゲームを動かします。右SB酒井宏樹のクロスから、内に絞ってゴール前に入り込んでいた渡邉がダイレクトで流し込んで、浦和としては押し気味の展開でどうしても取っておきたかった同点ゴールを得ました。こうなれば浦和のゲームで、その直後に右ウイングの前田直輝の突破からのクロスを、福岡DF井上がハンドしたかどうかでVARの判定になります。

この判定は主審が映像をチェックする微妙な判定になりましたが、結果的にはPKとなり、このPKは開幕から無得点と不振のFWチアゴ・サンタナが蹴ります。普段のPKキッカーのショルツの負傷欠場で、PKが上手いかどうかわからない選手が蹴ることになりますが、うまく相手GKの逆に蹴って浦和が2-1と勝ち越すことに成功します。

試合はそのまま2-1で終わり、浦和は混戦となっている中位グループで少し上に行ける勝利を得ました。まだ、PKにならないとなかなか点が取れない、昨年から続く決定力不足は解消に至っていませんが、それでもこれから上位に向けて勝ち点を積んでいく第一歩にできる試合にすることはできたでしょう。
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アンカーを消されかける(3/30浦和対福岡)

2024-03-31 16:33:50 | 浦和レッズ
昨日の浦和のホーム福岡戦は、2-1で浦和の勝利に終わりました。もっとも、序盤は福岡の組織的な守備に苦しみました。福岡は5-2-3気味に、守りを重視しながらもウイングにボールを入れて、浦和の急造左SB渡邊凌磨のところを狙うと明確にゲームプランを立ててきました。また、3トップではあるものの、CFのザヘディに、アンカーのグスタフソンを消しに行くミッションが与えられていました。

この福岡の策に対して、序盤の浦和はなかなか攻撃を組み立てられませんでした。グスタフソンのところにボールが入れられないので、サイドMFの岩尾が降りてきて中継点になろうとしますが、そこからのパスがことごとく福岡の5バックの網にかかりました。試合を膠着状態にしながら、チャンスと見ればサイドに人数をかけて、折り返しを点にするのが去年機能した福岡の攻めでした。

また、浦和のCFチアゴ・サンタナは開幕からここまで、なかなかボールを受けられないことが機能しない理由でした。この日は両ウイングが福岡の守りに消されているので、チアゴ・サンタナなりにどうすればボールを受けられるか考えてきたようで、引いてワンタッチでさばくようなこれまで見せていなかったプレーも出し始めます。

それでも、この日は福岡GK永石が当たっており、チアゴ・サンタナが放った枠内のシュートを好セーブでCKに逃れます。何かうまく行かないと苦しい浦和は、相手FWザヘディの意表を突く遠目からのシュートでGK西川を破られて先制点を取られます。堅守で少ない得点を守り抜くのが勝ちパターンの福岡にとっては願ってもない展開に持ち込みました。

浦和としてはできるだけ早く追いつかないと、福岡にカウンターをちらつかせながら守り切られる、去年ルヴァン杯決勝で敗れたような戦い方をされてしまう恐れがありました。そんなゲームは後半、大きく流れが変わるのですが、それは明日以降マニアック分析で補足します。
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帝国ホテル

2024-03-31 15:26:45 | 雑記
会社のイベントで出かけた帝国ホテルです。ここは渋沢栄一が日本にも外国人を受け入れることができる宿泊施設を作ろうとして創設した会社で、建物は何回か建て替えられているものの日本有数の老舗ホテルという雰囲気は今に残ります。こういう機会でもなければ行くことはなさそうなので、貴重な経験になりました。











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日比谷公園のソメイヨシノ

2024-03-30 22:32:06 | 雑記
所用の前に少し時間があったので、日比谷公園を散歩してきました。昨日、東京のソメイヨシノが開花したという情報があったので楽しみにしていましたが、まだちらほら程度でした。それでも、お花見をしているグループはあり、やはり日本人は桜を見るといい気分になるようですね。









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撮り鉄in有楽町駅

2024-03-30 22:22:03 | 雑記
鉄オタネタは有楽町駅のホームの端から撮った写真です。ここは昔の職場だったので、粘ればいろんな鉄道の写真が撮れることは知っていましたが、在職中はやりませんでした。今回は、ちょっとしたプライベートな時間があったので、ここはやってみようと、良いカメラを持っていきました。











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クリスマスローズ

2024-03-29 22:22:58 | 埼玉
森林公園では写真のクリスマスローズも、行った目的の一つでした。下向きに咲く花なので、なかなか写真にしにくい花ですが、少しカメラの位置を下げて狙うと、時に花の内部を撮ることができます。
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福岡戦プレビュー

2024-03-29 21:58:45 | 浦和レッズ
浦和レッズは明日、ホーム埼玉スタジアムでアビスパ福岡と対戦します。ここまで1勝2分け1敗の勝ち点5で12位と流れに乗れていない浦和ですが、福岡は去年ルヴァン杯決勝で対戦し、目前のタイトルを逃したリベンジをしたい相手です。当時、福岡の5バックの格下戦術の前になかなかボールを前線に入れられず、相手のサイドを広く使ったサッカーで序盤に2失点してしまいました。

福岡はここまで1勝2分け1敗の勝ち点5です。第2節で昨季2位の横浜FMを1-0で破る金星を挙げていますが、札幌、湘南に引き分け、FC東京に敗れています。福岡は昨オフにエースストライカーの山岸を名古屋に引き抜かれて戦力ダウンしています。後釜のCFにはベテランのウェリントンが起用されています。ウェリントンはここまで1得点です。

福岡というチームは、得失点差はマイナスでも、少ない得点を守り抜くことで勝ち点を得ているチームです。昨年も得失点差はマイナス6でしたが、7位と中位につけています。そのため、浦和としては序盤の失点だけはどうしても避けたい相手です。昨年のルヴァン杯のときは浦和に試合過多によるチーム全体の疲労がありましたが、今回は代表休み明けということでベストコンディションの浦和を見たいです。

また、福岡は山岸とルキアンが抜けたFWに、広島からスイス人FWベンカリファ、イランのペルセポリスからイラン人FWザヘディを補強しています。もっとも、彼らはまだ戦力になっているとは言い難い出場試合数なので、過度に恐れることはないと思います。もちろん、福岡にとっても代表休み明けのこの試合は新しいことを試してくる可能性はある試合です。

浦和はヘグモ監督の4-3-3がなかなかチームに馴染まずに苦しんでいます。湘南戦では相手のトップ下をいとも簡単にフリーにしており、中盤のところがなかなか守備に行きにくい様子に見えます。グスタフソンの1アンカーでなく、ダブルボランチにして4-2-3-1気味にして守備の安定を優先する手も、あるかもしれません。何か、練った策を披露して欲しいものです。
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アジア2次予選他組動向2-2

2024-03-28 21:33:13 | ワールドサッカー
昨日書いた続きです。

グループD|順位表・日程
■順位表
順位 チーム 勝 分 負 得点 失点 差 勝ち点
1 キルギス 3 0 1 11 5 6 9
2 オマーン 3 0 1 7 1 6 9
3 マレーシア 2 0 2 5 7 -2 6
4 チャイニーズ・タイペイ 0 0 4 1 11 -10 0
■日程
試合日 節 カード
2024/3/21(木)
第3節 チャイニーズ・タイペイ 0-2 キルギス
2024/3/22(金)
第3節 オマーン 2-0 マレーシア
2024/3/26(火)
第4節 キルギス 5-1 チャイニーズ・タイペイ
第4節 マレーシア 0-2 オマーン

この組は、本命オマーンが初戦のアウェイのキルギス戦でまさかの黒星を喫したことで混戦になっていました。第2節を終えた段階で、首位に立っていたのは伏兵のマレーシアでした。そのマレーシアとオマーンとのホームアンドアウエーの連戦で、マレーシアがどちらかを勝利できれば、最終予選進出も見えてくる展開でした。しかし、そこは過去に何度も最終予選に進出してもまれているオマーンは力があるところを見せて、見事連勝して首位キルギスと総得点差とわずかな差の2位です。どうやら、オマーンは苦しみながらも最終予選には出てきそうで、残る注目は2位争いです。まだマレーシアにもチャンスは残されています。

グループE|順位表・日程
■順位表
順位 チーム 勝 分 負 得点 失点 差 勝ち点
1 イラン 3 1 0 12 2 10 10
2 ウズベキスタン 3 1 0 10 3 7 10
3 トルクメニスタン 0 1 3 3 11 -8 1
4 香港 0 1 3 2 11 -9 1
■日程
試合日 節 カード
2024/3/21(木)
第3節 香港 0-2 ウズベキスタン
2024/3/22(金)
第3節 イラン 5-0 トルクメニスタン
2024/3/26(火)
第4節 ウズベキスタン 3-0 香港
2024/3/27(水)
第4節 トルクメニスタン 0-1 イラン

この組はイランとウズベキスタンの2強で堅いと予想していましたが、その2強が最終予選進出を早くも決めました。トルクメニスタンが高地の環境で、慣れない相手は戸惑う可能性もありましたが、イランがきっちりとこの難敵を1-0で退けていました。前回大会ではまさかの2次予選敗退に終わったウズベキスタンにとっては、最終予選進出はノルマで、その先のW杯初出場も本気で狙っているでしょう。

グループF|順位表・日程
■順位表
順位 チーム 勝 分 負 得点 失点 差 勝ち点
1 イラク 4 0 0 12 1 11 12
2 インドネシア 2 1 1 6 6 0 7
3 ベトナム 1 0 3 2 5 -3 3
4 フィリピン 0 1 3 1 9 -8 1
■日程
試合日 節 カード
2024/3/21(木)
第3節 インドネシア 1-0 ベトナム
2024/3/22(金)
第3節 イラク 1-0 フィリピン
2024/3/26(火)
第4節 フィリピン 0-5 イラク
第4節 ベトナム 0-3 インドネシア

この組はイラクが本命なものの、アウェイ戦の3試合がすべて東南アジアの高温多湿な気候となり、そう簡単に勝ち抜けないと予想していました。また、イラクはホームゲームも中立地開催と、他の強豪に比べて不利な条件です。しかし、ダークホースに予想していたフィリピンに対し、アウェイで5-0と完勝を収めて最終予選進出を決めました。また、ベトナムがインドネシアに連敗したのは驚きです。インドネシアは過去にはサッカーの強い国ではなかったですが、アジアカップで1勝2敗ながらグループ3位の中の4チームに入ってグループリーグを通過しています。この敗戦で、ベトナムを率いていた元日本代表監督のトルシエ監督が解任されています。ベトナムが最終予選に出るには残り2試合を連勝してインドネシアの取りこぼしを待つという厳しい状況ですが、新監督が奇跡を起こせるでしょうか。
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森林公園のクロッカス

2024-03-28 20:57:37 | 埼玉
森林公園で見かけたクロッカスの花です。球根で育つ花なので、咲く場所を覚えておけば毎年見られます。それでも、この花はある程度間隔を空けないと育たない花のようで、まとまって花畑にするには不向きのようです。



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尊富士のプロフィール

2024-03-28 20:55:54 | 他スポーツ
110年ぶりの快挙となった、新入幕で平幕優勝した尊富士(たけるふじ)について書きます。尊富士は青森県の五所川原市の出身で、五所川原市を走る五能線や津軽鉄道沿線は名力士が多く出ている地域です。少年相撲も盛んな土地ですが、高校では越境して、伯桜鵬や逸ノ城を生んだ相撲の名門鳥取城北高校に入学します。その後、日大相撲部で力士を目指すことになります。

もっとも、日大時代は膝の負傷で苦しみました。そのため、学生時代の実績がないことから、幕下付け出しではデビューできずに前相撲から入門するという回り道をした力士です。膝を痛めた期間に上半身のトレーニングを積んでいたため、今の当たりの強さの要因である鍛え上げられた上半身の筋肉は、この頃に下地があります。

学生相撲から序の口デビューする力士が多くなった今では、学生相撲出身でも下の番付で簡単には勝てなくなっていますが、尊富士は物が違ったようで、序の口、序二段を7戦全勝で連続優勝して、三段目も1場所で通過しています。幕下でも負け越しせずに順調に番付を上げていましたが、先場所十両で13勝2敗の好成績を収めて、十両をわずか1場所で通過する快挙を成し遂げています。

もちろん、尊富士は去年まで幕下だった力士ですから、横綱や大関にとってはノーマークでも仕方ないでしょう。それでも、尊富士の当たりの強さは幕内相手にも通用しており、左を差して一気に出る相撲ぶりもセンスが良く、将来の大器という期待もしたくなります。尊富士の四股名は神話で知られるヤマトタケルノミコト(日本武尊)から一文字を取り、富士は師匠の伊勢ヶ浜親方の現役名の旭富士からです。

朝乃山が勝利したように、相手に右を差されるとどうかという、ちょっとした弱点も見えましたが、足首のじん帯損傷の負傷の直り具合によっては上位でも楽しみです。幕尻から今回の優勝で、一気に前頭上位に番付が上がることになりそうで、初日から上位と当てられても同じような相撲が取れれば、三役も近づいてくるでしょう。


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