今朝未明に行われたACL決勝1stレグ、アルヒラル(サウジアラビア)対浦和は、1-1の引き分けに終わりました。もっとも、ACL準決勝のアルドゥハイル戦を見る限り、アルヒラルは非常に強いチームでした。その強さの要因は、両サイドが個人技で仕掛けられることと、2トップのイガロ、マレガの止めて蹴る技術の高さでした。
浦和にとっては、興梠が「ハーフコートマッチ(一方的に押し込まれる試合)を覚悟している」とコメントしていたように、序盤は耐える展開が予想できました。しかし、前半12分に早くも失点することになります。右MFミシャエウの仕掛けで明本が振り切られ、クロスがファーサイドに流れたところを左MFのアルドーサリが押し込んで早くもビハインドの展開になります。
もっとも、失点の内容としてはそれほど悪くない印象を受けました。イガロやマレガにはボールが入っていないためです。動けるイガロや、驚異的なフィジカルを誇るマレガは確かにいい選手ですが、浦和のCBのショルツとホイブラーテンが彼らにあまり良いプレーをさせていない状況でした。そのため、2ndレグに希望を残すために、大量失点だけは避けながら機を見て反撃したいところです。
前半は我慢の展開でしたが、次第にアルヒラルの運動量が落ちてきて、浦和もボールが持てるようになってきます。こういう展開が浦和にとっては狙い通りだったようで、後半8分に大久保が出したパスを相手CBの5番がバックパスをミスし、ポストに当たって跳ね返ります。そこに興梠が詰めて、浦和にとっては値千金とも言える同点ゴールを得ることができました。
アルヒラルとは、2017年、2019年と2度、浦和とACL決勝で対戦しています。このときに感じたアルヒラルの弱点は、うまく行かなくなると焦って無用なファウルを繰り返すことでした。2017年のときは、2ndレグの埼玉スタジアムでMFのアルドーサリが退場になっています。それは今回も繰り返し、なんとあのときと同じアルドーサリが、岩尾のファウルに対して報復行為をしたという理由で一発退場になります。
一人少なくなったアルヒラルは反撃できなくなり、そのまま1-1の引き分けに終わりました。この引き分けはかなり浦和にとっては大きく、まずはアルドーサリが出場停止で2ndレグに出てこないことと、0-0の引き分けに終わればアウェイゴールで浦和の優勝に終わるからです。序盤の失点を避けて、勝負を終盤に持ち越すことができれば、3度目のアジアタイトルの可能性は大きいのではと思えました。
浦和にとっては、興梠が「ハーフコートマッチ(一方的に押し込まれる試合)を覚悟している」とコメントしていたように、序盤は耐える展開が予想できました。しかし、前半12分に早くも失点することになります。右MFミシャエウの仕掛けで明本が振り切られ、クロスがファーサイドに流れたところを左MFのアルドーサリが押し込んで早くもビハインドの展開になります。
もっとも、失点の内容としてはそれほど悪くない印象を受けました。イガロやマレガにはボールが入っていないためです。動けるイガロや、驚異的なフィジカルを誇るマレガは確かにいい選手ですが、浦和のCBのショルツとホイブラーテンが彼らにあまり良いプレーをさせていない状況でした。そのため、2ndレグに希望を残すために、大量失点だけは避けながら機を見て反撃したいところです。
前半は我慢の展開でしたが、次第にアルヒラルの運動量が落ちてきて、浦和もボールが持てるようになってきます。こういう展開が浦和にとっては狙い通りだったようで、後半8分に大久保が出したパスを相手CBの5番がバックパスをミスし、ポストに当たって跳ね返ります。そこに興梠が詰めて、浦和にとっては値千金とも言える同点ゴールを得ることができました。
アルヒラルとは、2017年、2019年と2度、浦和とACL決勝で対戦しています。このときに感じたアルヒラルの弱点は、うまく行かなくなると焦って無用なファウルを繰り返すことでした。2017年のときは、2ndレグの埼玉スタジアムでMFのアルドーサリが退場になっています。それは今回も繰り返し、なんとあのときと同じアルドーサリが、岩尾のファウルに対して報復行為をしたという理由で一発退場になります。
一人少なくなったアルヒラルは反撃できなくなり、そのまま1-1の引き分けに終わりました。この引き分けはかなり浦和にとっては大きく、まずはアルドーサリが出場停止で2ndレグに出てこないことと、0-0の引き分けに終わればアウェイゴールで浦和の優勝に終わるからです。序盤の失点を避けて、勝負を終盤に持ち越すことができれば、3度目のアジアタイトルの可能性は大きいのではと思えました。
野草コースではこの花が見頃でした。「シライトソウ」という名前です。ビンか何かを掃除するブラシのような、知らなければ不気味にも見える花です。人があまり通らない、森林公園の奥ですが、ここの良さを知っている私としては外せないスポットです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/6e/e394a20210b4501496a2d2c8802fd75f.jpg)
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ACL決勝の外国人枠は3つしかありません。CBのショルツとホイブラーテンは当確として、残る一人をサイドアタッカーのモーベルグにするか、FWのカンテにするかはスコルジャ監督も悩みどころでしょう。今回はそのモーベルグのネタです。モーベルグはスウェーデン人で、代表歴も3試合あるMFで、浦和レッズに来る前はチェコリーグのスパルタ・プラハに在籍していました。
28歳という年齢的に、欧州ビッグクラブでステップアップするのは難しいと悟ったのか、日本という全く知らない地でのプレーを選択しました。浦和レッズの「北欧、27歳以上」という外国人選びは、ブラジル人主体の他クラブとは一線を画すもので、これから日本で流行りになってくるかもしれません。モーベルグは昨年の開幕前に獲得が発表になっていましたが、コロナの隔離があって3月末の加入になりました。
プレースタイルはすぐにわかりました。ドリブル主体のアタッカーです。サイドに張っている方が得意な選手で、またぎフェイントも見せながら縦にも横にもドリブルで進んで行けます。加入初戦の磐田戦で、いきなりスーパーゴールを見せるなど、個人技は持っていることが最初から光っていました。もっとも、このときは途中加入だったこともあって、周囲と合っていない様子が見られました。
スパルタ・プラハでは直近のシーズンで11得点を挙げていました。その期待にはある程度応え、昨年はチームトップの8得点を挙げていました。サイドのタッチライン際を定位置とする選手なので、守備を期待されると厳しいところはありますが、今季は最初からプレーできるのでもう一段上を期待されていました。
もっとも、今季はスコルジャ監督がコンディション的に仕上がり切れていないことを承知で彼を起用していました。そのため、ゲームの流れから消されることもあり、関根にポジションを奪われてベンチスタートが多くなっています。国際経験は豊富な選手で、イングランドのサンダーランド、スコットランドのキルマーノックに在籍しており、今回のACLのような環境の違う場所では彼の経験が生きるかもしれません。
アルヒラルは非常に強いチームなので、守備に強い選手を多めに起用する手もありそうですが、攻めなければいけない展開になったらモーベルグのドリブルは有効になるでしょう。ベンチに入れば、ちょっと楽しみにしておこうと思います。
28歳という年齢的に、欧州ビッグクラブでステップアップするのは難しいと悟ったのか、日本という全く知らない地でのプレーを選択しました。浦和レッズの「北欧、27歳以上」という外国人選びは、ブラジル人主体の他クラブとは一線を画すもので、これから日本で流行りになってくるかもしれません。モーベルグは昨年の開幕前に獲得が発表になっていましたが、コロナの隔離があって3月末の加入になりました。
プレースタイルはすぐにわかりました。ドリブル主体のアタッカーです。サイドに張っている方が得意な選手で、またぎフェイントも見せながら縦にも横にもドリブルで進んで行けます。加入初戦の磐田戦で、いきなりスーパーゴールを見せるなど、個人技は持っていることが最初から光っていました。もっとも、このときは途中加入だったこともあって、周囲と合っていない様子が見られました。
スパルタ・プラハでは直近のシーズンで11得点を挙げていました。その期待にはある程度応え、昨年はチームトップの8得点を挙げていました。サイドのタッチライン際を定位置とする選手なので、守備を期待されると厳しいところはありますが、今季は最初からプレーできるのでもう一段上を期待されていました。
もっとも、今季はスコルジャ監督がコンディション的に仕上がり切れていないことを承知で彼を起用していました。そのため、ゲームの流れから消されることもあり、関根にポジションを奪われてベンチスタートが多くなっています。国際経験は豊富な選手で、イングランドのサンダーランド、スコットランドのキルマーノックに在籍しており、今回のACLのような環境の違う場所では彼の経験が生きるかもしれません。
アルヒラルは非常に強いチームなので、守備に強い選手を多めに起用する手もありそうですが、攻めなければいけない展開になったらモーベルグのドリブルは有効になるでしょう。ベンチに入れば、ちょっと楽しみにしておこうと思います。
森林公園では、写真のルピナスも目的でした。垂れ下がる藤と逆の方向に伸びるので「登り藤」という別名もあります。北海道でよく見られる花で、北海道が舞台の朝ドラ「なつぞら」のオープニングでも描かれていた花です。見頃はじめくらいですが、楽しませてもらいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/25/2e40de31eef3999e49b2cf648d96ec33.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/8c/d06ec054c35f4c972d421abb83e61e43.jpg)
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浦和がACL決勝で対戦する、アルヒラル(サウジアラビア)の映像を見てみました。今回見た試合はACLの準決勝、アルドゥハイル(カタール)との試合でした。会場はカタールのドーハ、アルドゥハイルには元柏のJ1得点王オルンガがいるなど、好勝負が期待できた試合でした。しかし、この試合はアルヒラルの強さだけが目立った試合になりました。
アルヒラルの布陣は浦和と同じ4-2-3-1です。もっとも、トップ下で持ってパスを裏へ出して走る浦和のスタイルとは対極を行くチームで、アルヒラルは右MFのマイケル、左MFのアルドーサリに個人技があるチームです。圧倒的な個人技でサイドを崩してワンタッチプレーヤーの1トップ、イガロに合わせるのがこのチームの勝ちパターンの様子でした。
また、アルヒラルはトップ下のマレガも異色の存在でした。セカンドストライカータイプで、2列目から飛び出してゴール前に入り、FWのごとくプレーできますが、驚異的なのはそのフィジカルです。アルドゥハイルのDFが細く見えてしまうほどの広い肩幅を持つ巨漢ですが、巨漢の割には動きが良く、技術も持っていて、ロングパスからオフサイドラインをくぐることもできます。
この試合はいきなり前半1分で動きます。ボランチのカノが個人技で仕掛けて右サイドを突破してから、クロスをフリーのイガロの頭に合わせて早くもアルヒラルに先制点が入ります。その後も9分にマイケルの仕掛けから、今度はフリーで抜け出したイガロがGKの届かないファーサイドに見事に蹴り込んで、アルドゥハイルが全然自分たちのプレーができないうちに早くも2点リードを奪います。
また、アルヒラルはカウンターでも強いチームでした。アルドゥハイルボールのCKをクリアしてから、相手の高い最終ラインの裏に抜け出す動きもできます。それでマレガが抜け出して3点目を取ると、マレガは左からのクロスを合わせて4点目を決め、前半20分で早くも試合が決まる、4-0という相手にとっては絶望的なスコアにできました。アルドゥハイルのサポーターが帰り始めたほどです。
アルヒラルは、4年前に来日したボランチのサルマン、左MFのアルドーサリ、元FC東京のCBチャン・ヒョンスが目につきますが、このチームのレベルは相当高く、浦和はまずは開始10分を無失点でしのぐのがノルマになります。4年前と違って、ショルツ、ホイブラーテンのCB陣はレベルアップしている浦和なので、まずは我慢から入り、どこかで隙をうかがいたいものです。
アルヒラルの布陣は浦和と同じ4-2-3-1です。もっとも、トップ下で持ってパスを裏へ出して走る浦和のスタイルとは対極を行くチームで、アルヒラルは右MFのマイケル、左MFのアルドーサリに個人技があるチームです。圧倒的な個人技でサイドを崩してワンタッチプレーヤーの1トップ、イガロに合わせるのがこのチームの勝ちパターンの様子でした。
また、アルヒラルはトップ下のマレガも異色の存在でした。セカンドストライカータイプで、2列目から飛び出してゴール前に入り、FWのごとくプレーできますが、驚異的なのはそのフィジカルです。アルドゥハイルのDFが細く見えてしまうほどの広い肩幅を持つ巨漢ですが、巨漢の割には動きが良く、技術も持っていて、ロングパスからオフサイドラインをくぐることもできます。
この試合はいきなり前半1分で動きます。ボランチのカノが個人技で仕掛けて右サイドを突破してから、クロスをフリーのイガロの頭に合わせて早くもアルヒラルに先制点が入ります。その後も9分にマイケルの仕掛けから、今度はフリーで抜け出したイガロがGKの届かないファーサイドに見事に蹴り込んで、アルドゥハイルが全然自分たちのプレーができないうちに早くも2点リードを奪います。
また、アルヒラルはカウンターでも強いチームでした。アルドゥハイルボールのCKをクリアしてから、相手の高い最終ラインの裏に抜け出す動きもできます。それでマレガが抜け出して3点目を取ると、マレガは左からのクロスを合わせて4点目を決め、前半20分で早くも試合が決まる、4-0という相手にとっては絶望的なスコアにできました。アルドゥハイルのサポーターが帰り始めたほどです。
アルヒラルは、4年前に来日したボランチのサルマン、左MFのアルドーサリ、元FC東京のCBチャン・ヒョンスが目につきますが、このチームのレベルは相当高く、浦和はまずは開始10分を無失点でしのぐのがノルマになります。4年前と違って、ショルツ、ホイブラーテンのCB陣はレベルアップしている浦和なので、まずは我慢から入り、どこかで隙をうかがいたいものです。
自宅にも、花の即売会で買ってきたデルフィニウムがありますが、森林公園のデルフィニウムは相当大きな花を咲かせていました。青の花畑という一角で、過去にはいろんな青い花を試しに植えていましたが、このデルフィニウムが最も森林公園の環境に合うという判断になったようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/51/e8ec9e383ac755600b89f10fd7ff770e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/51/e8ec9e383ac755600b89f10fd7ff770e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/42/d203bc6b45801f7face36c254b5d893a.jpg)