Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

広島戦プレビュー

2007-07-31 20:38:21 | 浦和レッズ
明日、アジアカップの3位決定戦から中3日という強行日程で、A3で未消化になっていた浦和対広島戦が埼スタで行われます。新聞記事では、代表組の強行出場が言われていますが、疲れているのは間違いないので、オジェック監督は外すかもしれません。

ただ、鈴木啓太と阿部勇樹が両方無理なら、酒井が去った今、計算できる守備的ボランチは内舘一人になります。ひょっとしたらどちらかの強行出場もありうるのではと思います。最終ラインは、闘莉王が復帰しますが、坪井が代表帰りで微妙です。こちらで内舘が起用される可能性もあります。

ただ、前の方は小野伸二は出場停止ですが、ポンテ、ワシントン、田中達也といます。決してメンバー落ちの状況ではありません。ワシントンが心臓の検査でブラジルに帰国していたので、ひょっとしたらベストコンディションではないかもしれませんが。

対戦相手の広島は、遠すぎてアウェー戦を見に行けないため、一年に一度しか見られないチームです。そのため、印象は去年9月の対戦のものです。もし、広島のサポの方が読んでいらしたら、今の広島は違うと思われるかもしれませんが、お許しいただければと思います。

広島の戦い方のベースは、ウェズレイ、佐藤寿人という強力2トップを生かした戦い方です。そう言えば聞こえはいいのですが、昨年の対戦では残りの選手が全員引いていました。極端な守備的サッカーで、相手のシュートは優秀なGK下田がいるから止められるという読みです。

当時は広島は残留争いをしていたので、プライドを捨ててとにかく勝ち点を取ろうとしたのでしょう。当時の試合は、広島の狙い通り勝ち点1になりそうだった終盤に、途中出場の山田が決勝ゴールを決めて、辛くも振り切りました。

広島の最終ラインは、3バックに本職のDFが一人もいません。浦和ではFWとして機能しなかった盛田が、DFとしてポジションを得ています。盛田は前回の対戦ではサブでしたから、今回初めて埼スタに敵として登場することになるでしょう。

その場合、大ブーイングを覚悟しておいた方が良いでしょう。今でも、1999年の不振は多くのサポの記憶に残っているでしょうから。さすがに、田中達也を負傷させた土屋のように、ボールを持つ度にブーイングということはないでしょうが。
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アジアカップ総括

2007-07-30 21:04:48 | ワールドサッカー
日本代表の話は、昨日ある程度したので、今回はそれ以外のアジアカップ総括です。

アジアの各国のレベルを大雑把に区切ると、低い方から以下の4段階に分けられます。

1.長所がない。
2.長所はあるが、その生かし方を知らない。
3.長所の生かし方は知っているが、総合力が足りない。
4.総合力も十分にある。

アジアカップのレベルになれば、1.の国は予選を通れません。2.も通れませんが、今回は開催国枠で2.のレベルと思われるチームが出ていました。タイはアジアカップなら予選を通過できる力はありますが、それ以外の開催国は、全チーム3戦全敗を予想していました。

しかし、インドネシアやベトナムは、外国人監督を呼んで長所の生かし方を身につけていました。結果にも現れ、インドネシアはバーレーンを、ベトナムはUAEを倒しています。間違いなく、インドネシアとベトナムは2.のレベルから3.のレベルに上がっています。日本代表がW杯予選で当たるとき、3のレベルからは簡単には勝ち点3は取れません。アジアのレベルは上がっていると言っていいでしょう。

3.のレベルから、4.のレベルに上がるのは難しいことですが、今回優勝したイラクはそれを達成したように思えます。バックアップの選手がどのくらいの力を持っているかは確認できなかったですが、少なくともスタメンで出ているメンバーの力は、アジアレベルでは上位です。

イラクは、国内の混乱のため、中東の産油国にあるビッグクラブに選手たちは移籍しました。結果的には、これはチームのレベルを上げたと思います。エースストライカーのマホムードは、カタールリーグ得点王の実績があります。外国人枠で加入している彼らは、チームの中で目立つ存在にならないと契約してもらえませんから、それがイラク代表の総合力を上げた理由ではないかと思います。

しかし、イラクは治安上の理由で、ホームゲームをバグダッドでは開けないはずです。全試合アウェー戦というハンデを跳ね返して、W杯予選を通るのは難しいと思います。ただ、1986年にイラクは同じ状況でW杯に出たことがあります。日本にとっては、また1チーム、やっかいな相手が増えたことでしょう。
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高校野球埼玉大会決勝

2007-07-29 21:19:02 | 他スポーツ
雨が予想された今日、雨に弱い私は、サテライトの群馬遠征という発想は出ず、自宅で高校野球の埼玉大会決勝を見ていました。カードは本庄第一対浦和学院です。浦和学院は埼玉県の高校野球ファンなら知らない人はいないくらいの野球名門校で、名監督の森士(もり・おさむ)さんが指揮を執っているチームです。

そのため、今回は知らない方が多いであろう、本庄第一の話をします。本庄第一がある本庄市は、埼玉県の北の端、群馬県との県境付近にあります。県北の高校で強い高校というと、かつての熊谷商業が挙げられますが、熊谷より北の高校が強かったという話は聞いたことがありません。

ただ、そんな本庄第一は、昨年の夏の大会で、ベスト4に進出して注目を呼びました。今年も、準決勝で名門の花咲徳栄をコールドで下しての決勝進出です。2年続けて上位なら、もう決してフロックではありません。今年のチームは、1年生で四番を打つ、日系ブラジル人の奥田ペドロ君らを擁する、若いチームです。

しかし、チームの中心は、エースの金成君(3年)です。この投手は、プロに行くほどではなさそうですが、面白い投手です。球種は少なく、ストレートとカーブ、それにあまりコントロールできないフォークしかありません。しかし、この投手の面白いところは、高めのストレートで空振りを取れることです。

ストレートの球速は130kmくらいに見えますが、その球筋が若干ホップするように、テレビでは見えます。そのため、強打の浦和学院打線も、慣れないうちは空振りを繰り返し、序盤3回までは、接戦に持ち込みたい本庄第一の狙い通り、0-0で推移しました。ただ、4回に味方のエラーで2点を先制されると、流れが浦和学院に移りました。

高めのストレートが武器ということは、何らかの理由で切れがなくなれば、それはホームランボールということになります。事実、金成君は本庄第一で唯一の計算できる投手らしく、一度も他の投手にマウンドを譲っていません。そのため、連投の疲れもあり、次第に切れがなくなってくると、浦和学院の打者に連打を浴びる結果になりました。

結果的に、甲子園に出場するのは、いつものように浦和学院になりました。しかし、来年の記念大会は、埼玉から2校出場できます。若いチームの本庄第一にとってはチャンスです。ここで甲子園に行って、強豪になりかけている流れを続けて欲しいものです。
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強いのか弱いのか(7/28日本対韓国)

2007-07-29 10:54:05 | ワールドサッカー
3位決定戦という状況だったのは残念ですが、久しぶりの日韓戦、楽しめました。華麗にパスを回す日本に、マンツーマンに近い守備で高原や俊輔を消しに来る韓国は、1997年のW杯予選で対戦した当時のイメージを引き継いでいる感を受けました。しかし、この試合の評価はあまり高くすることができません。

それは、またも数的不利の相手を崩せず、相手が狙っていたPK戦に持ち込まれてしまったからです。韓国の特徴に、CBの高さと強さがありますから、入りませんでしたが羽生が打ったミドルシュートのように、少し後ろから崩す意識を持って欲しいものです。

オシム監督が、この試合で勝ちにこだわって先発メンバーをほとんどいじらなかったのは、賛否両論あると思いますが、私はアジア杯は全試合勝ちにこだわって欲しいと思っているので、悪くないと思います。ただ、カタール戦で結果を残せなかった山岸の起用はどうかと思いましたが。どうせ1トップなら、太田あたりでドリブルで勝負させて欲しかったです。

おそらく、今回のアジア杯は、オシム監督に成績的なノルマが課されていなかった以上、日本流サッカー(理想論)がどこまで通用するかのテストの場にしたかったのではと思います。そのため、4-4-2(4-5-1)以外の慎重策は、最後まで使いませんでした。サウジあたりに勝ちにこだわるなら、3バックなどもありではと思いましたが、とうとう最後の最後まで理想論を貫いて終わりました。

いくらオシム監督が、百戦錬磨のベテラン監督と言っても、アジアで代表監督をやった経験はありません。そのため、アジア杯、W杯予選といった、東南アジアや中東のアウェーの厳しさ(暑さ)は、おそらく未知の要素だったでしょう。今回の結果が、オシム監督の頭の中に、時と場合によっては現実策も織り込むという、アジアを勝つための戦い方を加えることになれば、失ったものばかりではないと思います。

しかし、アジア杯予選免除を逃したのは、本当に残念です。これで、2010年の南アフリカW杯の年に、アジア杯予選が組み込まれることになり、強豪相手の親善試合をする機会が少なくなってしまいます。嘆いていても仕方ありませんが、日本の力ならアジア杯予選は楽に通れるはずなので、圧倒的な力を見せ付けて欲しいものです。
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フィオレンティーナの試合

2007-07-28 16:41:18 | ワールドサッカー
ワールドサッカーを知らない方には、何の話?となるでしょうが、前日に予告した通り、1999.5.3のフィオレンティーナ対ペルージャ戦の思い出話をします。まずは、わかりやすいところから、中田英寿の話をします。

当時、中田はペルージャに入って1年目でしたが、既にリーグ戦は終盤戦に入り、既に不動のレギュラーという評価で固まっています。ただ、ペルージャはセリエA残留ぎりぎりのところで戦っており、フィオレンティーナのサポーターからは「お前たちなんかセリエBに落ちろ」と野次られていました。

そんな試合は、結局当時上位(3位)のフィオレンティーナが5-1という大差で順当勝ちするのですが、中田英寿の放つ印象は強烈でした。トップ下の中田のところに、自然とボールが集まってくるのです。ただ、当時のペルージャには、中田のセンスについてこれる選手が、後にクロアチア代表に入るラパイッチ一人しかいませんでした。

当時のペルージャFWの、エクアドル代表のカビエデスは、明らかに実力不足で、当時は足元のボールを正確に止める技術すらありませんでした。これでは、中田がいくらいいパスを出しても、ペルージャが勝つのは難しいので、いつか中田はビッグクラブに移った方がいいだろうと思ったと記憶しています。

フィオレンティーナの注目選手は、アルゼンチン代表のエース、バティストゥータ(以下バティ)でした。スタジアムに銅像が建っているほどのチームの英雄で、強烈なシュート力が武器のFWでした。私は、バティゴールは見ていますが、意外にも強烈なシュートではありませんでした。

相手GKはバティの強烈なシュートを研究し尽くしていて、強烈なシュートにはファインセーブではじき出していました。そのため、バティがシュートミスをした、当たり損ねのシュートを、相手は取れずゴールになりました。何か気が抜けたような、バティゴールでしたが、これもバティのシュート力が生み出したゴールでしょう。

また、後に浦和に入団するエジムンドも、フィオレンティーナ時代のプレーを見ています。ただ、チームの主役はバティで、エジムンドもPKこそ蹴らしてもらっていましたが、バティの「影の存在」というプレーをする必要がありました。また、有名な「カーニバル事件」(リオのカーニバルを見に帰っていい契約ながら、バティの負傷中に帰国して問題になった)も、この年でした。
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ポーチュラカの花2

2007-07-28 12:13:40 | 雑記
先日、植えたポーチュラカが、夏の日差しを受けてすっかり繁殖して、プランター一杯に咲き誇るようになりました。母が花屋さんから買ってきて、一ヶ月ほど経ちましたが、ここのところの暑さに、すっかり元気になったみたいで、毎日昼間に花を咲かせています。

人間は、この暑さにすっかり参ってしまい、エアコンの効いた部屋で寝そべっているのに、暑さが好きなものもあるのですね。そういえば、母の日の主役のカーネーションも、5月は温室で無理やり咲かせているらしく、本来の盛りの時期は夏の今ごろです。

カーネーションも買ってきた時点ではつぼみもあるのですが、そのつぼみは枯れてしまい、庭に半ば諦めて植えると、遅咲きの花を咲かせたりします。母の日のような満開にはなりませんが、夏に見るカーネーションも、いいものです。
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フィレンツェの思い出

2007-07-27 21:15:22 | 雑記
最近行っていませんが、イタリアは私の憧れの地で、さわやかな気候と本場のパスタ、そしてセリエAを楽しみにしています。その中で、1999年5月に行ったフィレンツェの思い出を書きます。フィレンツェといえば、赤茶色のドゥオモとウフッツイ美術館というのが一般的なイメージでしょう。

しかし、サッカーファンにとっては、当時在籍していた、アルゼンチン代表のバティストゥータがいた、フィオレンティーナの本拠地です。当時見たカードは、フィオレンティーナと、中田英寿のいたペルージャの対戦でした。その試合のことはあとで書きますが、試合は、午後3時キックオフと暑さの中で行われ、屋根のないスタジアムで直射日光を浴びた私は疲れてしまいました。

ホテルに帰った後も、まだ明るかったのですが、何もする気が起きず、早々と寝ることにしました。しかし、翌日の朝の出発が、午前10時と聞いて私は突然元気になりました。当時、泊まっていたホテルは、フィレンツェの郊外で、町中には出れないと聞かされていましたが、地図で調べると3kmほどでした。

当時、マラソンを趣味にしていた私にとっては、1kmを5分で走るのはそれほど大変なことではありませんでした。そのため、朝早く起きれば、フィレンツェの中心部まで走って出かけることはそれほど難しくないと思えました。片道15分のトレーニングなら、当時の私にはいつもの距離でした。

道に迷う危険性については、イタリアの都市は全ての道に名前がついていて、忘れなければ大丈夫です。普通のヨーロッパの町と思えた郊外を抜けると、礼拝堂の白い建物がどーんと町中に建っていました。これがフィレンツェ最古の建物です。ウフッツイ美術館の中は見られませんが、ドゥオモの脇を抜けて、最古の橋として知られるヴェッキオ橋も渡りました。

しかし、あれほど憧れたヴェッキオ橋は、両側を土産物店に挟まれていて、足元の川を見下ろすこともできませんでした。また、走って来ている以上、道がわからなくなる前に帰らないといけません。私の小旅行はヴェッキオ橋の上で終わりました。しかし、今振り返ると、未知の町で、しかも治安の良くないイタリアで、たった一人で走るのは無謀だったなと思います。今なら、迷わずタクシーでしょうね。
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サルスベリの正解

2007-07-27 18:48:57 | 雑記
以前に、間違ったサルスベリをブログにアップしてしまいましたが、会社の帰りに正解を見つけました。この木はまだ若い木で、まだまだ独特の、えぐれたような幹ではありませんが、花の形から見て間違いありません。

また、サルスベリは、ブログに載せた祖父の命日(7/9)の時点ではまだ開花していなかったことがわかりました。その三日後のニュースで、今日、関東地方でサルスベリが開花しましたと言っていましたから。

決して大きな花ではありませんが、緑一色の夏をピンク色に彩る、サルスベリは貴重な存在です。先週、駒場へ行ったときも、途中の道でいろいろな家の庭に植えられているのを見ました。暑さから逃れることばかり考えて、若い頃はサルスベリには目もくれませんでしたが、今では夏の象徴のこの花は大好きです。
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たくさんあった「引き出し」(安藤梢)

2007-07-26 20:45:00 | レディース
昨日のサウジ戦は、後半を見ていないので、あとでビデオを見るまでは何とも言えません。ただ、走るオシムサッカーは、暑い地域のアウェー戦にはきついのかなという印象があります。W杯予選となれば、現実策で戦ってくれると信じたいですが。

今日はレッズレディースの10番、安藤梢選手の話をします。安藤のプレーを初めて見たのは、2005年のなでしこジャパンの親善試合の豪州戦でした。安藤は見た目も美人ですが、この日のプレーを見たらたとえそうでなくてもファンになりそうな切れ味を見せました。豪州の大女相手に、1対1で積極的に仕掛け、何度もマイナスのクロスを上げたプレーには感動を覚えました。

そのため、安藤といえばドリブルというイメージは、長年にわたって染み付いています。しかし、昨年からレッズレディース(以下浦和)の試合を見ていると、安藤の右MF起用はほとんどありません。トップ下かFWです。確かに、安藤は2004年のLリーグ得点王の実績があるので、その得点感覚をFWで使いたい気持ちはわかります。

しかし、浦和の試合では、初めて見たときの素晴らしい切れ味は、なかなか見られないジレンマがありました。しかし、何度も浦和の試合を見ていると、次第にトップ下の安藤の良さもわかるようになってきました。まず、ボールコントロールの技術が高いことです。うまくフリーになりさえすれば、ロングボールだろうと強めのパスだろうと、正確に足元に止めます。

スルーパスは、出すのも受けるのも両方得意です。確かにポストプレーを期待されると、ちょっと厳しいのですが、点の取れるトップ下という意味で、前で起用されているのでしょう。ただ、なでしこジャパンでの右SB起用は、正直どうかと思います。確かに、前を向いてドリブルで仕掛ければ、持ち味を発揮してくれますが、縦に速いパスを出されると、戻ってこれず、最終ラインは3バックのようになってしまいます。

本人も何とか工夫して、前から積極的に守備をすることで対応していましたが、今年の女子W杯プレーオフでは近賀にポジションを取られてしまいました。個人的には、今年の女子W杯では右MFの安藤を見たいと思っています。あのドリブルが、どこまで世界に通用するか、見てみたいですから。
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思い出は星の数(福田正博)

2007-07-25 21:29:10 | 浦和レッズ
今まで、ネタにしたことがなかった、ミスターレッズ福田正博さんの思い出です。福田は浦和で、91点ものゴールを決めていて、あまりにも多すぎるので一つ一つは覚えていないです。ただ、もちろん印象に残っているゴールはあります。今回はその回想です。

・世界一悲しいVゴール(1999.11広島戦)

福田のゴールで、一番印象深いのはこれです。ブログに降格のことを書くのは避けていましたが、今は優勝もしましたし、常に上位争いができるチームになったと思うので、時効として許してください。

福田本人のコメントでは、こんな降格が決まっている延長戦は間違っているから、早く自分のゴールで終わらせたいという気持ちで決めたゴールです。池田ロボが、残留が決まったと勘違いして、抱きつきに行って福田に振り払われるシーンも、今となっては思い出です。

・Get goal×4(1994.4平塚戦)

実はこの試合、私が初めて生で見たレッズでした。低迷するレッズに、負傷などもあってなかなかベストコンディションにならない福田を見ていましたから、この試合にも期待はしていませんでした。

しかし、福田にとって最初で最後になる1試合4ゴールという、記念すべき試合を見られたことはいい思い出になりました。ゴールの内容はだいぶ忘れていますが、CKを倒れこみながら、ヘディングで合わせた、福田らしくないゴールが印象に残っています。

・PK失敗

PK職人というイメージで語られることが多い福田ですが、実は結構失敗もあります。しかも、PK戦ではなく、ゲーム中のPKです。当時PKを得意にしていた選手がいなかった事情もあってキッカーを外されなかったのですが、今のように小野伸二やポンテがいたら、即キッカーを外されたと思います。

・負けないよ(2002.10名古屋戦)

これが、福田の現役最後のゴールになりました。当時は、3トップの浦和に対し、名古屋がマンツーマンで付いてきて、なかなか打つ手がない試合でした。しかし、当時はボランチで出場していた福田には、当然マークは付いていませんでした。その一瞬の隙を突いて、右サイドからのクロスにゴール前に入り込んで決めたゴールです。負けないよはヒーローインタビューでの言葉です。当時は福田がレッズにいるうちに何か一つタイトルをと願っていたと記憶しています。
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