日本と次に当たる相手ということで、イングランド対ベルギーのビデオを見ていました。もっとも、両チームともに2連勝で既に1次リーグ突破を決めている消化試合で、両チームともにメンバーを大きく落としてきました。それでも、監督はもちろん同じですから、チームに伝えられているコンセプトなどは同じはずです。
イングランドもベルギーも、3バックの守りをします。もっとも、なぜ3バックにするかの理由は両チームで異なり、ベルギーは3-4-3で、前にどうしても3枚攻撃の選手を置きたい故の3バックです。右FWのヤヌザイが仕掛け、中央のバチュアイでワンタッチプレーを狙い、左FWのフェライニは中盤と出たり入ったりしながら仕掛ける、攻撃を考える故の3バックです。
これに対し、イングランドは少しチーム事情が違いました。イングランドは3-5-2でトップ下にロフタスチークを置く布陣でした。トップ下といえばかつてのRバッジオのようなパサーをイメージしがちですが、ロフタスチークは後ろから飛び出してくるアタッカーで、このロフタスチークを相手にマークしにくくするための3-5-2です。
そのため、両者の攻撃は、ポストプレーから戻したところを狙うベルギーに対し、イングランドはDFライン裏への飛び出しを狙うと、好対照な攻撃を見せました。3バックのシステムは、サイドに大きく開くアタッカーがいる相手に対応が効きにくくなる弱点がありますが、両チームともそういう極端な攻撃は見せず中央の攻防戦になりました。
最後は、ベルギーFWヤヌザイが個人技でイングランドDFに仕掛けて、少し空いたところからのミドルシュートを突き刺して1-0でベルギーが勝利しました。日本戦にこのメンバーで戦うことはなさそうなので、メンバーの特徴という意味では参考になりませんが、3バック同士の攻防の面白さは伝わってきた試合でした。
イングランドもベルギーも、3バックの守りをします。もっとも、なぜ3バックにするかの理由は両チームで異なり、ベルギーは3-4-3で、前にどうしても3枚攻撃の選手を置きたい故の3バックです。右FWのヤヌザイが仕掛け、中央のバチュアイでワンタッチプレーを狙い、左FWのフェライニは中盤と出たり入ったりしながら仕掛ける、攻撃を考える故の3バックです。
これに対し、イングランドは少しチーム事情が違いました。イングランドは3-5-2でトップ下にロフタスチークを置く布陣でした。トップ下といえばかつてのRバッジオのようなパサーをイメージしがちですが、ロフタスチークは後ろから飛び出してくるアタッカーで、このロフタスチークを相手にマークしにくくするための3-5-2です。
そのため、両者の攻撃は、ポストプレーから戻したところを狙うベルギーに対し、イングランドはDFライン裏への飛び出しを狙うと、好対照な攻撃を見せました。3バックのシステムは、サイドに大きく開くアタッカーがいる相手に対応が効きにくくなる弱点がありますが、両チームともそういう極端な攻撃は見せず中央の攻防戦になりました。
最後は、ベルギーFWヤヌザイが個人技でイングランドDFに仕掛けて、少し空いたところからのミドルシュートを突き刺して1-0でベルギーが勝利しました。日本戦にこのメンバーで戦うことはなさそうなので、メンバーの特徴という意味では参考になりませんが、3バック同士の攻防の面白さは伝わってきた試合でした。