また新潟戦のネタかと呆れられるかもしれませんが、今日は相手の新潟からチョ・ヨンチョル選手のネタを引っ張ってきます。チョ・ヨンチョルは2007年シーズンに当時J1だった横浜FCでプレーしていますが、当時から爆発的なスピードは武器にしていましたが決定力が足りませんでした。
浦和が目前で優勝を逃すという衝撃的な試合だったので、相手の途中出場の選手の印象はどうしても薄くなりますが、やや強引なプレーが目立つというのが印象として残っています。しかし、今季のチョ・ヨンチョルはJ1得点ランキング2位の11ゴールを挙げ、すっかり決定力のあるMFに育ち、韓国代表にも呼ばれました。10/12の日韓戦で見られる可能性もあります。
この前の浦和対新潟戦でチョ・ヨンチョルのプレーを観察した限りでは、遠めからのFKを自ら志願して蹴りに行くなど、シュートレンジを長くした印象です。ただ走っているだけでは限界があるとみて、遠目からでも積極的に打ちに行くのを売り物にしようとしたのでしょう。事実、今季のチョ・ヨンチョルのゴールを見ると、セットプレーのこぼれ球をミドルで狙ったものが多いです。
そんなチョ・ヨンチョルも、昨年までは新潟の控え一番手でした。松下かペドロ・ジュニオールに代わって入る、途中出場の切り札でした。今季、松下がFC東京に移籍したことでポジションをものにしますが、今季の開幕前は「スピードにさえ気をつければ」という程度の意識しかありませんでした。
それが、今では「どこから打ってくるかわからない」選手です。この前の試合でこそ決まりませんでしたが、セットプレーのこぼれ球は常に狙う意識があって、クリアするDFはチョ・ヨンチョルがどこにいるかある程度意識しておかないといけなくなりました。
このチョ・ヨンチョルを育てたのは、間違いなくJリーグに新設された「アジア枠」だと思います。外国人枠が3人だったら、新潟は契約したかどうか微妙で、アジア枠には文化が近い韓国人が一番向いているのは確かです。このアジア枠で、韓国代表選手を育てるのに貢献したとすれば、Jリーグは敵に塩を送ってしまったかもしれません。
もっとも、産油国の中東のチームも外国人天国だという話を聞くので、リーグが発展すればそれでいいのかもしれませんが。
浦和が目前で優勝を逃すという衝撃的な試合だったので、相手の途中出場の選手の印象はどうしても薄くなりますが、やや強引なプレーが目立つというのが印象として残っています。しかし、今季のチョ・ヨンチョルはJ1得点ランキング2位の11ゴールを挙げ、すっかり決定力のあるMFに育ち、韓国代表にも呼ばれました。10/12の日韓戦で見られる可能性もあります。
この前の浦和対新潟戦でチョ・ヨンチョルのプレーを観察した限りでは、遠めからのFKを自ら志願して蹴りに行くなど、シュートレンジを長くした印象です。ただ走っているだけでは限界があるとみて、遠目からでも積極的に打ちに行くのを売り物にしようとしたのでしょう。事実、今季のチョ・ヨンチョルのゴールを見ると、セットプレーのこぼれ球をミドルで狙ったものが多いです。
そんなチョ・ヨンチョルも、昨年までは新潟の控え一番手でした。松下かペドロ・ジュニオールに代わって入る、途中出場の切り札でした。今季、松下がFC東京に移籍したことでポジションをものにしますが、今季の開幕前は「スピードにさえ気をつければ」という程度の意識しかありませんでした。
それが、今では「どこから打ってくるかわからない」選手です。この前の試合でこそ決まりませんでしたが、セットプレーのこぼれ球は常に狙う意識があって、クリアするDFはチョ・ヨンチョルがどこにいるかある程度意識しておかないといけなくなりました。
このチョ・ヨンチョルを育てたのは、間違いなくJリーグに新設された「アジア枠」だと思います。外国人枠が3人だったら、新潟は契約したかどうか微妙で、アジア枠には文化が近い韓国人が一番向いているのは確かです。このアジア枠で、韓国代表選手を育てるのに貢献したとすれば、Jリーグは敵に塩を送ってしまったかもしれません。
もっとも、産油国の中東のチームも外国人天国だという話を聞くので、リーグが発展すればそれでいいのかもしれませんが。