昨日の夜、日本代表は中立地のベルギー、リエージュでアフリカの内陸国のマリと対戦し、1-1で引き分けました。この試合は相当内容の悪い試合で、特に追い上げるときのオプションが機能せず相手にセカンドボールを拾われ、負けも覚悟した試合でした。最後、フリーになった中島翔哉が右からのクロスを押し込んで辛くも引き分けましたが、この時期になっても日本代表の形が確立していないという不安材料が大きいです。
まずは、ハリルホジッチ監督のスタメン選考からして変でした。本来左SBの初代表、宇賀神を右SBで起用してきました。確かに宇賀神の利き足は右ですが、右SBの専門家ではありません。そんな不慣れは、序盤のパスミスで早くも表に出てしまいます。たぶん、高い位置に出させて宇賀神が得意とするクロスを上げて欲しいのが起用の意図でしょうが、前半20分でイエローカードをもらうなど、国際試合に慣れていないところは出てきてしまっていました。
それは最悪の形で表に出てしまいました。前半ロスタイム、相手クロスに対して宇賀神が相手FWを蹴ったという反則でPKを取られてしまいます。このPKをディアビに決められ、日本はビハインドの展開を強いられることになります。さすがにもう我慢できないと見て、後半頭から宇賀神に代えて酒井高徳を入れますが、これで宇賀神はおそらく自信を失い、もう二度と日本代表では使えなくなってしまったでしょう。
また、相手マリもなかなかの好チームでした。セネガルに似ているという球際の強さはもちろん期待通りでしたが、4-3-3で高いDFラインを引き、積極的に前からプレスを掛けるというスタイルで日本相手に攻め切ろうとしてきました。個人の技術にはミスもありましたが、変なプレーをすればやられるという緊張感が必要な相手でした。
後半、日本はFWに中島翔哉、本田圭佑などを入れて追い上げに行きます。この日の日本はミスが多く、思ったようにボールがつなげないミスが目立ちました。後半はなかなかシュートに持ち込めず、マリのプレスの前に大きく蹴ることができずバックパスをせざるを得ないなど、とても1点を追って攻めるチームの戦いには思えないほどでした。
引き分けたことで最悪の結果は免れましたが、この時期になって新しい選手を試しているハリルホジッチ監督の起用はどうかと思えます。もちろん、ハリル監督がアルジェリア代表の当時にW杯直前で抜擢したマフレズ(現マンC)の成功もあるので、一概に悪いとは言えないものの、W杯でどう戦うか、この日の戦いからは見えてこなかったのも確かです。
まずは、ハリルホジッチ監督のスタメン選考からして変でした。本来左SBの初代表、宇賀神を右SBで起用してきました。確かに宇賀神の利き足は右ですが、右SBの専門家ではありません。そんな不慣れは、序盤のパスミスで早くも表に出てしまいます。たぶん、高い位置に出させて宇賀神が得意とするクロスを上げて欲しいのが起用の意図でしょうが、前半20分でイエローカードをもらうなど、国際試合に慣れていないところは出てきてしまっていました。
それは最悪の形で表に出てしまいました。前半ロスタイム、相手クロスに対して宇賀神が相手FWを蹴ったという反則でPKを取られてしまいます。このPKをディアビに決められ、日本はビハインドの展開を強いられることになります。さすがにもう我慢できないと見て、後半頭から宇賀神に代えて酒井高徳を入れますが、これで宇賀神はおそらく自信を失い、もう二度と日本代表では使えなくなってしまったでしょう。
また、相手マリもなかなかの好チームでした。セネガルに似ているという球際の強さはもちろん期待通りでしたが、4-3-3で高いDFラインを引き、積極的に前からプレスを掛けるというスタイルで日本相手に攻め切ろうとしてきました。個人の技術にはミスもありましたが、変なプレーをすればやられるという緊張感が必要な相手でした。
後半、日本はFWに中島翔哉、本田圭佑などを入れて追い上げに行きます。この日の日本はミスが多く、思ったようにボールがつなげないミスが目立ちました。後半はなかなかシュートに持ち込めず、マリのプレスの前に大きく蹴ることができずバックパスをせざるを得ないなど、とても1点を追って攻めるチームの戦いには思えないほどでした。
引き分けたことで最悪の結果は免れましたが、この時期になって新しい選手を試しているハリルホジッチ監督の起用はどうかと思えます。もちろん、ハリル監督がアルジェリア代表の当時にW杯直前で抜擢したマフレズ(現マンC)の成功もあるので、一概に悪いとは言えないものの、W杯でどう戦うか、この日の戦いからは見えてこなかったのも確かです。
・宇賀神選手の起用の意図について
ハリル政権下でのサイドバックは、長友、宏樹、高徳の三人で代表に定着していなく、政権末期に車屋が食い込んできたかなと記憶してます。サイドバックの人材難の上でマリ戦では宏樹、国内ではトップクラスのサイドバックの西と内田がコンディション不良で招集できずに、さらに当時は便利屋として定着していた遠藤航も招集後に離脱したと記憶してます。確かメンバー発表の会見でハリルは宇賀神選手のユーリティー性を評価していたと思います。サイドバックの人材難という状況を考えると、ユーリティー性を確かめるために敢えて右サイドで先発させたのはないでしょうか。
・新戦力の起用について
あの試合は先に挙げた選手以外にも香川や吉田、清武、今野もコンディション不良で招集できませんでした。また、浅野や井手口もクラブでの出場機会を失ったために招集されてません。新戦力の試しすぎとはちょっと違うかなと思います。
・ハリルとカンテについて
カンテはフランス代表です。ハリルが発掘したと言われるのはマフレズです。