昨夜ブラジルW杯アジア3次予選の組み合わせが決まりました。ジーコ元日本代表監督が引いたくじですが、ジーコも試練を与えるなと思うほど厳しい組という印象があります。皆さんご存知の通り、C組に入った日本はウズベキスタン、シリア、朝鮮民主主義人民共和国(以下共和国)と同組です。
理由はやはり共和国の存在で、前回W杯に出場しているものの、FIFAランキングが低いという理由で第4シードに回された共和国を引くと、第二シードクラスの相手が二つになるからです。ウズベキスタンと共和国のどちらかを蹴落とさないと突破できないという組は正直厳しいなという印象です。
それでも、日本の力はこの4ヶ国では頭一つ抜けてはいます。アジア杯で見る限り、高さとパワーを持っているウズベキスタンはバランスが悪いチームでしたし、共和国はまとまってはいるものの鄭大世の不調で決定力不足でした。日本には見た目ではっきりわかるほどの弱点はないという印象で、こんなところでつまずいてもらっては困ると思います。
他の組を見渡すと、比較的強豪がばらけた印象です。A組は中国、ヨルダン、イラク、シンガポールで、普通に考えたら中国とイラクの2強で決まりの感があります。アジア杯ベスト8と健闘したヨルダンが、長期戦になるW杯予選でリトリートサッカーでどこまで戦えるかが焦点です。
B組の韓国はクウェート、UAE、レバノンと比較的楽な組を引きました。ただ、アウェイ戦が全部中東なので、移動の負担があるので実力的には断トツでも、苦しむ可能性はあります。D組の豪州はサウジアラビア、オマーン、タイという組ですが、主力がほぼ全員欧州組なので、南半球のホームゲームより中東のアウェイの方が移動は楽という事実があります。
豪州から見ると、タイやオマーンは持ち味のパワーサッカーで潰せる相手ですが、サウジアラビアはアジア杯こそ不振だったものの、あの元バルセロナ監督のライカールトが代表監督になったという話なので、見違えるようなチームを作ってくるかもしれません。
面白いのはE組で、イラン、カタール、バーレーン、インドネシアと、インドネシアを除いて十分混戦になりそうな組です。アジア杯ではイランとカタールがベスト8に進出していますが、バーレーンも十分実力はあり、最終戦までもつれる可能性はあります。
理由はやはり共和国の存在で、前回W杯に出場しているものの、FIFAランキングが低いという理由で第4シードに回された共和国を引くと、第二シードクラスの相手が二つになるからです。ウズベキスタンと共和国のどちらかを蹴落とさないと突破できないという組は正直厳しいなという印象です。
それでも、日本の力はこの4ヶ国では頭一つ抜けてはいます。アジア杯で見る限り、高さとパワーを持っているウズベキスタンはバランスが悪いチームでしたし、共和国はまとまってはいるものの鄭大世の不調で決定力不足でした。日本には見た目ではっきりわかるほどの弱点はないという印象で、こんなところでつまずいてもらっては困ると思います。
他の組を見渡すと、比較的強豪がばらけた印象です。A組は中国、ヨルダン、イラク、シンガポールで、普通に考えたら中国とイラクの2強で決まりの感があります。アジア杯ベスト8と健闘したヨルダンが、長期戦になるW杯予選でリトリートサッカーでどこまで戦えるかが焦点です。
B組の韓国はクウェート、UAE、レバノンと比較的楽な組を引きました。ただ、アウェイ戦が全部中東なので、移動の負担があるので実力的には断トツでも、苦しむ可能性はあります。D組の豪州はサウジアラビア、オマーン、タイという組ですが、主力がほぼ全員欧州組なので、南半球のホームゲームより中東のアウェイの方が移動は楽という事実があります。
豪州から見ると、タイやオマーンは持ち味のパワーサッカーで潰せる相手ですが、サウジアラビアはアジア杯こそ不振だったものの、あの元バルセロナ監督のライカールトが代表監督になったという話なので、見違えるようなチームを作ってくるかもしれません。
面白いのはE組で、イラン、カタール、バーレーン、インドネシアと、インドネシアを除いて十分混戦になりそうな組です。アジア杯ではイランとカタールがベスト8に進出していますが、バーレーンも十分実力はあり、最終戦までもつれる可能性はあります。