昨日は台風とレッズの敗戦もあって、疲れる試合でしたが、気を取り直して今日は浦和の守護神、山岸範宏選手を取り上げます。試合前に時間があるときはGK練習を見ていることもありますが、サブGKの扱いはチームによって違います。
鹿島のようにサブGKにも平等に受けさせるチームもありますが、浦和はサブGKはあくまで正GKの練習台と決まっています。クロスを受ける練習の際は、土田GKコーチとサブGKが両サイドからクロスを上げて、正GKがキャッチします。
山岸の場合は、都築というライバルがいましたから、正GKとサブGKを行ったり来たりしていました。そのため、両方の気持ちがわかると思いますし、今の正GKの地位を守りたいという気持ちも強いでしょう。
山岸は2001年に中京大学を出て地元チームの浦和に入団します。当時のレッズフェスタでの自己紹介では「指示の声の大きさが売り物」と、かつて教員志望だったためか大人数を前にしても堂々としていました。
地元の熊谷高校の出身ということで、個人応援団もいたらしく、一年目にサテライトでプレーしていたときはピンチになると山岸コールを送っていたサポがいました。彼らは今の山岸を見て喜んでいることでしょう。
山岸が入団する前の浦和は土田と田北というほぼ同じ実力を持った二人を競争させていました。山岸は最初の頃はクロスをキャッチする際にペナルティエリアを出てしまってイエローカードを受けるなど不安定なプレーもありましたが、コーチになった土田の指導もあって、ガンバ大阪から移籍してきた都築と「2強状態」を作るまでになります。
2006年のリーグ優勝の頃はキャップを得ることはできませんでしたが、当時のオシム監督に代表に呼ばれます。それでも、都築を放出しても大丈夫という判断を下されたのは今年が初めてです。フィンケ監督が今季の開始時点で山岸を正GKに据える決断がなされたからですが、ついに念願かなった格好です。
浦和の若いGKはなかなか出て来ないので、まだ山岸に頑張ってもらわないと守備の安定感は望めないでしょう。今では、サテライトの練習試合が非公開になってしまったので、一般のサポが若い才能を見つけるのは難しいです。
加藤がナビスコ杯で出番を得たように、若い力がいない訳ではありませんが、リーグ戦で出番を奪わないと山岸を乗り越えたことにはならないでしょう。
鹿島のようにサブGKにも平等に受けさせるチームもありますが、浦和はサブGKはあくまで正GKの練習台と決まっています。クロスを受ける練習の際は、土田GKコーチとサブGKが両サイドからクロスを上げて、正GKがキャッチします。
山岸の場合は、都築というライバルがいましたから、正GKとサブGKを行ったり来たりしていました。そのため、両方の気持ちがわかると思いますし、今の正GKの地位を守りたいという気持ちも強いでしょう。
山岸は2001年に中京大学を出て地元チームの浦和に入団します。当時のレッズフェスタでの自己紹介では「指示の声の大きさが売り物」と、かつて教員志望だったためか大人数を前にしても堂々としていました。
地元の熊谷高校の出身ということで、個人応援団もいたらしく、一年目にサテライトでプレーしていたときはピンチになると山岸コールを送っていたサポがいました。彼らは今の山岸を見て喜んでいることでしょう。
山岸が入団する前の浦和は土田と田北というほぼ同じ実力を持った二人を競争させていました。山岸は最初の頃はクロスをキャッチする際にペナルティエリアを出てしまってイエローカードを受けるなど不安定なプレーもありましたが、コーチになった土田の指導もあって、ガンバ大阪から移籍してきた都築と「2強状態」を作るまでになります。
2006年のリーグ優勝の頃はキャップを得ることはできませんでしたが、当時のオシム監督に代表に呼ばれます。それでも、都築を放出しても大丈夫という判断を下されたのは今年が初めてです。フィンケ監督が今季の開始時点で山岸を正GKに据える決断がなされたからですが、ついに念願かなった格好です。
浦和の若いGKはなかなか出て来ないので、まだ山岸に頑張ってもらわないと守備の安定感は望めないでしょう。今では、サテライトの練習試合が非公開になってしまったので、一般のサポが若い才能を見つけるのは難しいです。
加藤がナビスコ杯で出番を得たように、若い力がいない訳ではありませんが、リーグ戦で出番を奪わないと山岸を乗り越えたことにはならないでしょう。