Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

プロ初勝利(平良海馬)

2019-08-30 21:47:06 | 他スポーツ
今日は野球からいいニュースが入ってきました。写真の19歳、平良海馬投手のプロ初勝利です。今日の試合は2-2の同点で進み、7回に今井が降板した後を野田、平良と小刻みにつないで、その裏に森友哉の決勝2ラン本塁打が出ました。今日の平良は、ホークスが誇る内川聖一に対しストレートで勝負を挑み、詰まった二塁ゴロに打ち取りました。

平良は沖縄出身で、中学2年生で投手に転向するまでは捕手でした。高校生でも3年の夏に1回戦で敗退しており、甲子園の出場経験はない投手ですが、無理に使われていないのが逆に高評価につながったようで、西武にドラフト4位で入団することになります。平良は173cm95kgと投手にしては珍しいメタボ体型です。

もっとも、今の平良を見ていると、そのメタボ体型を逆に利用している印象を受けます。平良は最速156kmを記録した剛腕投手で、まだまだ変化球の質などはこれから高めていかないといけないですが、西武の抑えの増田達至より速いストレートを投げられるのは売り物にしていって欲しいです。彼の投球は、先日の西武ドームで一度だけ生で見ました。

彼のフォームを見ていると、ストレートを投げるときに相当力んでいる様子が見えます。これと同じ投げ方で変化球を投げられないと、プロのレベルではまだまだ厳しいですが、それでも荒削りとはいえストレートで勝負を挑める剛腕は貴重です。こういう投手を、プロの抑えができるレベルに育てられるか、西武というチームの育成力が試されます。

私が見た試合(8/13オリックス戦)では危険球で退場するなど、コントロールもこれからの課題です。速さよりコントロール重視でと、コーチからは指示が出ている様子ですが、大きな「ダイヤモンドの原石」が発掘されたと感じた、今日の初勝利でした。
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湘南戦プレビュー

2019-08-29 21:48:41 | 浦和レッズ
浦和は今度の日曜日、アウェイのBMWスタジアムで湘南ベルマーレと対戦します。ACLの中国から帰ってきた浦和にとっては最もきつい条件の試合になりますが、リーグ戦が残留争いに片足を突っ込んでいる以上勝利が必要な一戦です。上海からは翌日帰国し、翌日の17時には成田空港に戻り、少しは疲労回復も図ったでしょう。湘南は浦和と縁のある相手で、元浦和の梅崎、岡本、山田直輝が在籍します。

もっとも、湘南はチョウ・キジェ監督のパワハラ問題で揺れているチーム事情があります。前節のアウェイ仙台戦は高橋健二コーチが代行で指揮を執っています。布陣的にはチョウ監督のやり方を受け継ぐ3-4-3のようで、後ろからいろんな選手が走り込んでいる「湘南スタイル」はこの試合でも出してくると思います。

湘南の前節仙台戦は1-1で引き分け、勝ち点1を得ています。高橋コーチとしてはチームのメンタル面を落ち着かせることに気を配った様子です。誰もが驚くようなビッグネームはいなくても、ベンチから出てくる選手に信頼が置けるのは湘南の強みで、梅崎や菊地俊介が途中から出てくるのは一つの脅威です。

浦和としては、ボール支配率は高くなるでしょうが、変なミスで湘南に走られないようにしたいです。ミッドウイークに試合がない湘南の方がコンディションはいいでしょうから、その差を出させないような試合運びに気を付けたいです。攻撃はシュートで終わるなど、地味な積み重ねが効いてくる試合になるでしょう。

この試合が終わると代表休みです。浦和はルヴァン杯鹿島戦があるので休みとはいかないですが、ルヴァン杯は思い切ってメンバーを落としてもある程度許される試合です。中国に行っている主力選手をどこまで使うかは不明ですが、この試合は本気で勝ちに行かないといけない試合なので、元気な主力選手は使うと予想しています。
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上海上港戦(A)マニアック分析

2019-08-28 21:07:29 | 浦和レッズ
後半、前のアルナウトビッチ、フッキ、オスカルが生きていない展開を見た上海上港のペレイラ監督は、予想通りDFを一人下げてアタッカータイプのFW(呂文君)を投入してきました。この呂次第でゲームの流れは変わると思われましたが、意外にも呂以外のところから試合は動くことになります。上海上港は布陣を4-3-3に組み替え、右にフッキ、中央にアルナウトビッチ、左に呂の3トップの布陣を引きます。

この交代で、ボランチ気味の位置に下がることになるオスカルが鍵でした。浦和にカウンターを食らったら止められないリスクもある交代ですが、オスカルが下がったことでボールが持てるようになり、ブラジル代表でも見せていた個人技を見せ始めてきます。このオスカルのドリブルの前に、浦和のDFは対応することができず、ゴール前に侵入されてマウリシオがファウルしてPKになります。

このPKをフッキが決めて1-2となり、試合はわからなくなります。この交代で上海上港は流れを取り戻し、いいときの上海上港のようにゴール前のアルナウトビッチにボールを入れる形を多く作るようになってきます。前半はあまり生きなかった、SBの攻撃参加も出始め、ついには呂文君のシュートがマウリシオの手に当たったとの判定で2本目のPKとなり、これをフッキがGKの上に蹴る大胆な弾道で射貫き2-2の同点になります。

ここで、浦和は攻めに行くか、引き分けもある程度視野に入れるか決断を迫られました。浦和の大槻監督が打った手は、ある程度引き分けも考えた交代で、エベルトンを下げて運動量の多い柴戸を入れて、オスカルを見させる手でした。この交代で長澤がボランチ気味に引いて、柴戸、青木、長澤が3ボランチ気味になる、中盤を厚くすることになります。

この手は効きました。途中出場で元気な柴戸の体力が、スタメンで出て疲れているオスカルを上回ったからです。これで、上海上港の攻撃はある程度抑えられ、最後は阿部勇樹、武藤雄樹と動ける選手を入れて補強した浦和が、この試合を2-2の引き分けでしのぐことに成功しました。このアウェイゴールの2点は大きく、ホームの第2戦で0-0、1-1の引き分けなら勝ち上がりの条件にできました。

上海上港のアウェイは映像越しでも厳しさは伝わってきました。芝生もめくれ上がり、どこへ行っても元気な浦和サポの声援もかき消されるほどでした。相手のペレイラ監督の手が効いて引き分けに持ち込まれましたが、後半のサッカーを90分実行するのは厳しいはずで、浦和としては相手が動かない隙をどう狙うか楽しみです。
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ゆっくりしていた相手(8/27上海上港対浦和)

2019-08-27 22:53:28 | 浦和レッズ
衛星回線の不調で映像が途切れ、10分ほど見られませんでしたが今日のアウェイ上海上港戦のレポートです。試合はいきなり波乱含みのスタートになりました。長澤が蹴る、長いFKを相手GK顔駿遼が取り損ね、ボールが落ちたところを槙野が押し込んで、開始3分で浦和は1点リードを奪うことに成功します。

立ち上がりの浦和を見ていると、上海上港に対するスカウティングがうまく行っていたと感じます。上海上港の前3人、アルナウトビッチ、フッキ、オスカルはほとんど守備をせず浦和のDFラインにまったくプレッシャーを掛けて来ないので、落ち着いてさばき相手が入れてくる縦パスを青木とエベルトンのところでカットするという狙いがうまく行きました。

また、上海上港は後ろの中国人選手にも欠点がありました。ロングボールを蹴ってのパワーサッカーに慣れているらしく、DFラインでのつなぎがゆっくりしており、浦和の守備陣がスライドして守備に行く動きが間に合う相手でした。この相手なら勝てると前半は感じたほどで、うまく行かないのに焦ったフッキが槙野を踏みつける反則で警告をもらい、累積警告で埼スタの第2戦は出場停止になりました。

そのため、浦和のカウンターは、たとえスピードに乗って走らなくても機能しました。面白いように前にボールが入り、サイドの関根も何度も相手SB王芯超に仕掛け、ついには長いボールから興梠が抜け出す決定機に、興梠のシュートが相手GKに当たってゴールになり、浦和としては願ってもない、アウェイでの2点リードを奪う展開にできました。

上海上港は3-6-1の布陣でしたが、中国には3バックのサイドが仕掛けるという習慣はないようで、浦和の1トップ興梠に対し3枚が余る、よく言われる「後ろが重い」展開になります。動かない上海上港ですが、相手監督がハーフタイムに何か仕掛けてくるはずだと不気味な印象も持ちながらも、ハーフタイムは2-0で進みます。

後半については明日、マニアック分析で補足します。
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晩夏のさいたま市

2019-08-26 22:15:23 | 埼玉
今日はブログを書く元気が出ないので、昨日の散歩で見かけた「晩夏のさいたま市」の風景を載せます。そろそろ夏も終わりが近づいていますね。



























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ウーベ・バインの記憶

2019-08-25 21:51:49 | 浦和レッズ
今日はどうしてもネタがないので、困ったときの昔話で、1994年から1996年まで浦和に在籍した名ゲームメーカー、ウーベ・バイン氏の思い出です。5月の広島戦の日に埼スタに来ていて、元気な姿を見ることができました。バインは1990年イタリアW杯での西ドイツ代表MFで、当時は「こんなにいい選手が浦和に来るんだ?」と思ったほどの選手でした。

プレー面でもいい動きを見せてくれました。彼のポジションはトップ下が定番で、当時のオジェック監督がカウンターからバインに入れて、そこからのスルーパスで福田、岡野の2トップを走らせるシンプルなサッカーがうまく機能しました。当時の浦和では、岡野が倒されてPKになり、それを福田が決めるのが一つの必勝パターンでした。

もちろん、バイン自身もパスを出して終わりのゲームメーカーではなく、ボールを出してからゴール前に詰めている動きもできるMFでした。そのため、バイン自身のゴール数も多く、1995年シーズンでは福田の32点に次ぐ17得点を挙げる活躍を見せました。この、福田、岡野、バインのトライアングルで浦和は優勝の望みも残す、当時の戦力を考えたら健闘を見せることになります。

福田とバインの会話はシンプルでした。「お前は右足でもらいたいか左足でもらいたいか」とのバインの質問に、福田は「スペースでもらいたい」と要望したところ、バインは「そうか」と特徴を理解しました。それが、福田にとってもバインにとっても、輝いた1995年につながった一つの要因でしょう。

もっとも、相手も研究してきて、バインにマンツーマンでマークにつけてくる相手もいました。忘れられないのは1996年の雨の鹿島戦で、途中出場のバインのパスが脅威とみた鹿島ベンチが、バインに本田泰人をマンツーマンでつけて消したこともあります。当時の浦和は、まだそれを打ち破れるほどの力はなく、この首位攻防戦を敗れ優勝の望みは消えました。

バインは引退してもうまく、2003年の福田の引退試合で絶妙なスルーパスを出してスタンドを驚かせました。福田が「あまりにもいいパスだった」と力みすぎて外しましたが、バインという選手はいい選手だったと、改めて確認できたプレーでした。
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後半落ちた動き(8/23浦和対松本山雅)

2019-08-24 23:01:53 | 浦和レッズ
負け試合のレポートを書くのは気が重かったですが、書いておかないと確実に忘れるので、昨日埼スタで現地観戦した松本山雅戦のレポートを書きます。前半の浦和は、松本に対しボール支配率で上回り、前半19分に宇賀神のクロスからファブリシオがダイレクトで合わせて先制点を得ただけでなくその後の戦い方でも優位に立てていました。高い位置から回収し、攻撃をシュートかクロスで終えることは、できていたと思います。

そんな試合で負けてしまったのは、やはり後半に動きが落ちたことです。松本は3バックの布陣を引き、浦和の1トップ2シャドーに数的同数を保ちながら、浦和の強みである両アウトサイドにも専門のマーカーを決めてきました。それでも、左サイドの山中からは何度かクロスが入りましたが、松本がオフサイドを無理に取りに行かず中央のDF飯田を余らせたことでサイド攻撃が効きにくい状況を作りました。

前で張っていてはボールが入って来ないと感じた興梠は、走り込むと見せかけてわざと走らないでバイタルエリアで待つという高等戦術も見せてきました。山中も気付いてマイナスのクロスを入れましたが、わずかに松本DFに当たってGK守田にセーブされました。この日の松本はDF陣の集中力が高く、浦和のミドルシュートの多くがブロックされていた印象です。

この試合を動かしたのは、後半松本が藤田out町田inの采配を打ってからでした。この町田の運動量の多さが、なかなかチャンスがものにできず苦しんでいた浦和にボディーブローのように効いてきました。同点ゴールは町田からで、サイドの高橋からのアーリークロスに、中央の阪野が競り勝ち、槙野に当たったボールが枠内に入って追いつくことに成功します。

こうなるともう松本の流れでした。時間も悪かったです。83分、浦和の左サイドを崩されたピンチから、マイナスのクロスを高橋がダイレクトで合わせて浦和ゴールを破り、試合はそのまま1-2で浦和の敗戦に終わりました。浦和は苦戦の展開で、3枚の交代枠がすべて攻撃的な選手だったので、守備面を補強できなかったデメリットが出ました。

今節の順位は11位ですが、降格圏の16位鳥栖との差は勝ち点6と、いよいよ下を見て戦わなければならない状況が来てしまいました。今の浦和の勝ち点30では安心できず、あと10点ほどは欲しいところです。次の湘南戦で敗れるようなことがあれば、大変な事態になります。これだけの大サポーターをJ2に落としてはいけないと、まとまるきっかけになればいいですが。
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上海上港戦(A)プレビュー

2019-08-22 22:33:33 | 浦和レッズ
明日浦和は松本山雅戦ですが、休む間もなく今度の火曜日に、アウェイの上海体育場で上海上港(中国)と対戦します。中国リーグのチームに言えるのは、どこも豊富な資金力を生かして有名な外国人選手を集めています。上海上港にも、元ブラジル代表のオスカル、フッキと、オーストリア代表のアルナウトビッチが在籍しています。

アルナウトビッチは昨年プレミアリーグのウエストハムで10得点を挙げた即戦力で、エウケソンが広州恒大に復帰したのに伴って空いた外国人枠で大型補強をしました。もっとも、いかに中国リーグのチームがお金を持っているとしても、その資金は監督と3人の外国人選手を豪華にするのが手いっぱいです。残りの中国人選手のレベルが追いついていないチームも時に見られます。

浦和としてはもちろん狙うべきはその「残りの中国人」の方です。上海上港は2年前にACL準決勝で埼スタに来て実際のプレーを見ましたが、確かにフッキの個人技やオスカルのFKは相当のレベルでしたが、チームとしての組織はバラバラで外国人選手の個人技で勝ってきたチームという印象が強かった相手です。もちろん、前回フッキにマークについた槙野は、また封じてやると意気込んでいるでしょう。

浦和は、松本山雅戦でどれだけの力を使うかにもかかっています。いくら、松本山雅戦が金曜日にずれて3日空くといっても、何人か主力選手が温存されるのは間違いないでしょう。ACLのアウェイ戦は選手にとっては厳しく、本来休日となるはずの試合翌日が移動となり、休めない苦しさもあります。

もちろん、この上海上港とのアウェイ戦は勝って欲しいですが、それ以上に次のホーム戦に有望な点差で帰ってくることが重要です。展開によっては引き分けに持ち込むのもありでしょう。その戦い方の徹底を、大槻監督が見せられるかにかかっている試合だと思います。
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シオカラトンボ

2019-08-21 22:57:05 | 埼玉
今日はブログを書く元気が出ないので、先日桜環境センターのビオトープで見かけた、シオカラトンボの写真を貼っておきます。明日はいい日でありますように。
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20セーブ(増田達至)

2019-08-20 22:00:56 | 他スポーツ
仕事をしているといろんなことがありますが、とりあえずテレビから伝わってきた、写真の増田達至投手の20セーブ目は良かったです。増田はNTT西日本からドラフト1位で西武入りしています。NTT西日本時代は抑え投手で、152kmの剛腕という触れ込みで入団しますが、最初から中継ぎや抑えをやるつもりで西武に入ってきた投手でしょう。

ドラフト指名の直後に、絶対にプロで成功してみせると恋人と入籍した度胸もありますが、その「誓い」は叶ったと思います。最初は7回を任される中継ぎでスタートします。それから、現在に至るまで、昨年を除けば長期間の登録抹消がない、安定した出来を誇っています。田辺監督時代は8回を増田、9回を高橋朋巳が抑えるという継投もなされていました。

増田という投手は、ストレート以外はスライダーくらいという、球種の少ない投手です。そのため、ストレートの球威が落ちると結果に直結してしまう投手です。去年の不振の原因が、ストレートの球速が140km台前半に落ちて狙われたもので、今季はストレートの球威を回復させるためにすべての調整法を見直したと聞きます。

今季、増田が抑えるときは、ストレートの連投で抑えられます。今季は常時150kmが出るようになっており、ストレートで空振りが取れるいいときの増田が戻ってきました。今季は防御率1点台、今日で20セーブと、抑えに復帰するとともに結果も出ています。いつでも行ける準備をしていると、今日のヒーローインタビューでも語っていました。

今日の試合は負けるとソフトバンクにマジックが出るという試合でした。昨年王者として、できるだけソフトバンクを苦しめたいところで、今日の勝利が何かのきっかけになればと願っています。
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