W杯アジア3次予選が近づいてきましたが、イラクからビッグニュースがやってきました。元日本代表監督、ジーコ氏のイラク代表監督就任です。選手時代の活躍もあり、ジーコの持っているカリスマは相当のものですから、選手も「あのジーコが言うんだから」と選手を一つの方向に向かせることはできるでしょう。
ただ、日本代表の4年間の采配を見る限りでは、W杯予選のオマーン戦で発熱していた柳沢を強行出場させたり、W杯ドイツ大会の初戦でスタメンを予告してしまうなど、史上最強とも言われるメンバーで臨んだW杯を3試合で終わらせてしまった監督というイメージです。
しかし、世界的知名度を誇る人物ですから、イラク協会は奮発したなというのが正直な感想です。イラクという国は戦争やテロで苦しんでいる国情ながら、サッカーに掛ける情熱は相当の国で、毎回どこかで実績のある監督を呼んできます。
結果も残しており、2007年のアジア杯は優勝しています。W杯本大会こそ1986年の1回ですが、個の力もあって戦術意識もちゃんとあります。ジーコは金曜日の初戦をいきなり率いることになるので、最初からジーコイズムという訳にはいかないと思いますが、相手がヨルダンとシンガポールで、アジア杯のときのサッカーができれば十分勝てる相手という幸運もあります。
また、前回の大会ではイラクのホームゲームは治安上の理由で中立地のカタールでの開催でした。今回も首都バクダットでの開催はできませんが、北部は治安も落ち着いてきたという理由で、小さな街とはいえイラク国内で試合ができます。
イラクという国は、アジア杯で優勝したときの初戦で後半に運動量が落ちて、勝ちたい相手だったオマーンと引き分けています。このサッカーを見たらイラクは準備不足でもってベスト8と思いましたが、そこから驚異的な粘りを見せ、日本に快勝したサウジアラビアを決勝で下して優勝しています。
精神力がものを言う消耗戦なら、想像以上の力を発揮するのがイラクで、ジーコもそういうところに惹かれて代表監督のオファーを受けたと思います。日本代表がイラクの地を踏む危険性を考えると最終予選では当たりたくない相手ですが、ジーコの手腕には注目しています。
ただ、日本代表の4年間の采配を見る限りでは、W杯予選のオマーン戦で発熱していた柳沢を強行出場させたり、W杯ドイツ大会の初戦でスタメンを予告してしまうなど、史上最強とも言われるメンバーで臨んだW杯を3試合で終わらせてしまった監督というイメージです。
しかし、世界的知名度を誇る人物ですから、イラク協会は奮発したなというのが正直な感想です。イラクという国は戦争やテロで苦しんでいる国情ながら、サッカーに掛ける情熱は相当の国で、毎回どこかで実績のある監督を呼んできます。
結果も残しており、2007年のアジア杯は優勝しています。W杯本大会こそ1986年の1回ですが、個の力もあって戦術意識もちゃんとあります。ジーコは金曜日の初戦をいきなり率いることになるので、最初からジーコイズムという訳にはいかないと思いますが、相手がヨルダンとシンガポールで、アジア杯のときのサッカーができれば十分勝てる相手という幸運もあります。
また、前回の大会ではイラクのホームゲームは治安上の理由で中立地のカタールでの開催でした。今回も首都バクダットでの開催はできませんが、北部は治安も落ち着いてきたという理由で、小さな街とはいえイラク国内で試合ができます。
イラクという国は、アジア杯で優勝したときの初戦で後半に運動量が落ちて、勝ちたい相手だったオマーンと引き分けています。このサッカーを見たらイラクは準備不足でもってベスト8と思いましたが、そこから驚異的な粘りを見せ、日本に快勝したサウジアラビアを決勝で下して優勝しています。
精神力がものを言う消耗戦なら、想像以上の力を発揮するのがイラクで、ジーコもそういうところに惹かれて代表監督のオファーを受けたと思います。日本代表がイラクの地を踏む危険性を考えると最終予選では当たりたくない相手ですが、ジーコの手腕には注目しています。