kotoba日記                     小久保圭介

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加川良さん

2008年02月07日 | 生活


写真は2月5日の、
午後5時の西の空です。

朝、労働のしたくをしながらテレビをつけていると、
どこぞの女の子が、無邪気に、
「アフリカのために自分ができることをしたい」
と言っていました。
いいな、と朝ですし、ストレートに思いました。
そして、お弁当と白湯(お昼にみそ汁をつくるため)のャbト、
体があたたかくなるように、タンパク質(チーズ、魚肉ソーセージ)
をバッグに入れて、お祈りをして、
自転車を漕ぎました。
まだ空は暗くて、南東に明星が見えます。
そして、テレビの女の子の言葉の影響がまだ残っていて、
「次作は、みんなのためになる小説を書こう」
と純粋に思いました。
ただ、思っただけですけれど。

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通り過ぎるバスには、
「タバタ音楽事務所」と書いてあります。

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公安警察の車が通りすぎます。
うわ、と思って見入ると、
運転席の後部座席の人が、
僕を睨みます。僕が見ているから。
それにしても、凄い迫力で、
強い目です。
公安の車が通る時、
いつも、うわ、っと思います。
いろいろ、僕は観察しているけれど、
これ以上は書けません。

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先日、加川良さんのライブを見ました。
たぶん、指折り数えて、20年ぶりに見ました。
テレビではよく見ていましたけど、
生加川良は、久しぶりでした。
昔の話です、
僕は加川良を15歳ぐらいで、
金沢の卯辰フェスティバルで見ました。
夏でした。
一日目は、フォークの日、
二日目は、ジャズの日、
三日目は、ロックの日でした。
二日目は、熱を出して、僕は旅館で寝ていました。
ロックの日には、上田正樹とサウス・トゥ・サウスが、ものすごくかっこよかった。
一日目は、当時金沢にいた浅野由彦さんや、なぎらけんいちさん(バックでドラムスを高田渡さんが叩いていた)、
そして、トリは、加川良でした。
その時の衝撃が凄くて、
名古屋に帰ってから、
さっそく加川良を見に行きました。
それから、3年間ぐらい、
加川良を中心にして、いろいろ聞いていました。
ギターのコピーも、加川良の全曲をコピーしましたし、
そういう意味では、加川良という存在は、
当時、圧涛Iに僕の行く末を決定した人の一人ですし、
複雑な心境でライブを聴いていました。
名盤の評価が高い「アウト・オブ・マインド」からの選曲が多いのは、
良い歌が多いからだと思います。
バッグも凄いメンバーですから、音も良いです。
当時、あまり好きじゃなかった歌「あした天気になあれ」は、
軽やかすぎてダメだったのです。
ところが、時を経て、
今はとても良い歌になっているのです。
歌は(作品、小説でも)変わらないのに、
僕が変わったというコト。

 雨があがって、ひだまりの中
 時は転がり続け 昨日の歌を一つ口ずさみ、
 国道に立っている

 遙かな夢はあの丘を越え
 時の流れに沿って
 あなただけがこの道のりを
 わかってくれる

 一番電車を見送って
 目覚めの紅茶を飲んで
 シャツの袖をまくりあげ
 おんぼろ車に乗って

      「あした天気になあれ」加川良・アルバム「アウトオブマインド」より。


 今日、僕はこの歌を胸で歌っていました。
 「シャツの袖をまくりあげ」
 という歌詞が、自然発生的で、とても良いと思います。
 誰もたぶん、こんな歌詞を歌わないのじゃないかしら。
 細部がすべて。

コメント
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