kotoba日記                     小久保圭介

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ビワの実

2009年05月28日 | 生活
労働場の近くに、
枇杷の木があります。
大きな葉を春に出して、
やっと実がなってきました。
枝を折って、
3つの実を見ていると、
名古屋の枇杷島という場所は、
以前、枇杷がたくさんあったんじゃないか、
とか、
琵琶法師というぐらいだから、
枇杷の歴史は古い、
とか、
くだらない話をオジとガイドさんと三人でしゃべっていました。
オジが夕方、勇気を出して、
枇杷の実を食べてみると、
うわ、っと、吐き出しました。
あ、渋いのかな、
と僕とガイドさんは思いましたけど、
実際は、オジは種まで食べてしまって、
吐き出したのです。
盲腸にならないだろうか、
とオジは目で発するので、
「大丈夫じゃあー」
と僕はとりあえず言いました。

小雨が降っていて、
「星が落ちていた」
とオジが言いました。
見ると、オジの手の中にあるのは、
星形のペンダントで、
鎖はありません。
オジはいろんなものを拾いますけれど、
たいてい僕が捨てるように言うと、
「そうだな」と言って、
捨てます。
でも、拾ってきたばかりの時は、
宝石を拾ったように、
僕らに見せてくれます。
先日は、「水晶を拾った」
と言い、
水晶のようなガラス製の丸いものをまん中に、
僕らは数分間、
小さな円を作っていました。


コメント (4)
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