kotoba日記                     小久保圭介

言葉 音 歌 空 青 道 草 木 花 陽 地 息 天 歩 石 海 風 波 魚 緑 明 声 鳥 光 心 思

わらび餅

2009年07月30日 | 生活
朝は晴れ。
わらび餅の賞味期限が切れそうだったので、
アイスボックスに入れて、
労働場に持っていきました。
今日も暑くて、
オジとわらび餅を食べました。
先に、オジに「好きなだけ食べていいよ」と言うと、
おいしかったのか、たくさん食べてあって、
僕はいつも食べているので、
持っていって良かったなと思いました。
訊くと、この10年以上、
オジはわらび餅を食べていなかったそうです。
凄くおいしかったらしく、
夏の暑さの中、
ひんやりしたわらび餅と、
きな粉の甘さは、体に快楽なのでしょう。
「スーパーで80円ぐらいじゃあでえ、こうたらええんじゃあ」
と言うと、
オジは早速、奥さんに電話して、
「わらび餅」と言いました。
子供の時は、
わらび餅屋の屋台が鐘をちりんちりん鳴らして、
やってくると、
夏休みの僕たちは、
そこに群がりました。
自分で買ったこともあったし、
誰かが買ったのを少し食べさせてもらったこともあったりで、
こうして思い出してみると、
分け合って食べていました。
一番、おぼえているのは、
わらび餅を小さな舟に乗せて、売ってくれるのですけど、
その小さな舟はウエハースというか、
ソフトクリームのあのペラペラのお菓子でできていて、
わらび餅を食べ終わったあと、
その舟も食べられるのでした。
食べられないのは、爪楊枝だけ。
舟の色は、薄い赤や、薄い青、緑もあったし、
今、思うと僕らの世代の夏休みは、
本当に楽しかったです。
こんなことを書いていると、
夏休みの映画「菊次郎の夏」が、
すごく観たくなってきました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする