帰り、地下鉄の駅で、
足止めになりました。
ホームから人が転落して、
レスキュー隊が入って、
救助したそうです。
ずいぶん、長い間、
改札口のところで、
人々は待っていました。
事情説明の紙が貼られ、
自動改札口は、オープンになり、
切符は発売中止になっていました。
ケータイで連絡をとったり、
じっと待っている人たち、
友達とおしゃべりをしたりする人たち。
僕はありがたいことに、
本を持っていたので、
読んで時間を過ごしました。
となりにいた、
ある娘さんが、
電話口で、彼に向かって、
「どうして怒るの?」
と弱い声で反論していました。
その反論は正論だと思いましたけれど、
彼女に「正論です」、
とは、
言いませんでした。
それから、
彼女は「判った」
と言って、他の通路で、
待ち合わせ場所に行くために、
階段をのぼって行ったそのすぐ後に、
「おまたせ、電車は動くぜ待たせたな諸君」、
とアナウンスがありました。
彼女はついていないというか、
間が悪いというか、
指示した彼のタイミングの悪さというか、
ちょっと気の毒になりました。
電車は混んでいるとばかり思っていたけれど、
すいていました。
足止めになりました。
ホームから人が転落して、
レスキュー隊が入って、
救助したそうです。
ずいぶん、長い間、
改札口のところで、
人々は待っていました。
事情説明の紙が貼られ、
自動改札口は、オープンになり、
切符は発売中止になっていました。
ケータイで連絡をとったり、
じっと待っている人たち、
友達とおしゃべりをしたりする人たち。
僕はありがたいことに、
本を持っていたので、
読んで時間を過ごしました。
となりにいた、
ある娘さんが、
電話口で、彼に向かって、
「どうして怒るの?」
と弱い声で反論していました。
その反論は正論だと思いましたけれど、
彼女に「正論です」、
とは、
言いませんでした。
それから、
彼女は「判った」
と言って、他の通路で、
待ち合わせ場所に行くために、
階段をのぼって行ったそのすぐ後に、
「おまたせ、電車は動くぜ待たせたな諸君」、
とアナウンスがありました。
彼女はついていないというか、
間が悪いというか、
指示した彼のタイミングの悪さというか、
ちょっと気の毒になりました。
電車は混んでいるとばかり思っていたけれど、
すいていました。