kotoba日記                     小久保圭介

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V字飛行

2012年11月01日 | 生活
ずっと見たかったものがあります。
近くで、見たかったものがあります。
以前、西の遠くに、
それを認めたのだけれど、
今日は、
近くの、
東の空に、
見ました。
鳥のV字。
鳥は、
大きな群で、
いくつかに分かれて、
見事なV字を作って、
南の海に向かって、
飛行していました。
空には、
素晴らしい景がたくさんあるけれど、
雲だって、毎日違うし、
同じ雲なんてないのだから、
飽きることはないのだけれど、
空の青さも、違うし、
雨が降るし、
太陽が照って、黄色になるし、
月も星も虹も、
空にはあります。
でも、
このV字の飛行は、
いつ見ても、
わー、
っとなります。
鳥は、
自分たちを大きく見せようと、
あのように、
大きな鳥を描くのだそうですけれど、
その知恵だけでも、
素晴らしいです。
それが、
動いている。
それを、
今日、
見ました。

渡り鳥なのかは、
判りませんけれど、
奥田民生の歌で、
「えんえんととんでいく」
という、
渡り鳥の歌があります。
面白い歌詞で、
「えんえん」
という鳴き声と、
「延々」を鰍ッています。
さらに、
「永遠と」と、
奥田民生は歌います。
奥田民生は、
あらゆる要素が、
大好きですけれど、
この曲にも、
歌詞の良さ、
が現れています。
歌詞の中で、
「傷ついた あちこちを 治しながら飛んでいく」
という言葉があります。
これが、良い。
「前のめりで飛んでく」
というのも、
実際、本当にそうでしょうし、
滑稽かつ、前進的で、
素敵な歌です。
僕はいつか、
この曲のイメージで、
小説を書きたいと思っています。