朝
中庭を通る時
小さな森になっているので
蝉が凄い大音量オーケストラで
響く
木々の下を通ると
凡庸な言い方を許していただければ
蝉の音が
まるで
宇宙から響いているみたい
雨上がり
東エリアで
忍び武士と
労働
暑いし
ああ
なんか
体に悪いもの食べたい
と思い
クリームパンとあんパンを食べ
帰りは牛丼を食べ
キウイを食べ
歯を磨き
薬を飲んで
寝唐キ
砂田橋から
前衛詩が届いているので
サウス先生に見せると
「凄いな」
と京都弁で感心
確かに
凄い
ここまで
日本語が木っ端微塵にできるとは
ほんと凄い
わたしなんぞ
足下にも及ばない