
くもり
ピントが合えば
一番の距離を掴められる
すると
作品ができる
遠近法
長く会っていないと
怒り
憎しみが消え
美化し
真珠の如くになる
結晶となる
そこまで近寄る
または離れる
ピントを合わせる
男
道に
「STOP」
と落書きして
東へ向かった
サウス先生が
「STOP」と書いてあったので
そこで止まり
また歩き出した
サウス先生は
常に
そんなことをしている
叙事詩
推敲
Up
もう一つ
書きたい
叙事詩あり
必ず作る
叙事詩は日本に少ない
目覚めたのは
詩人
茨木のり子
『りゅうれんれんの物語』の
あれが凄い
手本
日本に叙事詩の文化が乏しいのは
短文五七五を基軸にして
長文の文化
つまり大陸の広さに比例した
旅の過程の詳細を記述する文化が
生まれにくかったかもしれない
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※乱暴な言い方を許していただくとしたら
叙事詩とは
キリスト教の
『聖書』こそが
大長編叙事詩に他ならず
聖書を根源に
その詩型と叙事方法を用いて
多々
物語詩が
発生したのではないだろうか
という疑問がわき
ここに加筆したい