2020年に全国の警察に寄せられたドメスティックバイオレンス(DV)の相談は8万2643件(前年比436件増)で、2001年のDV防止法施行以降、過去最多を更新したことが3月4日、警察庁の統計(確定値)で分かった。
同庁は、新型コロナウイルス感染拡大により在宅時間が増え、家庭内暴刀が深刻化、潜在化している可能性もあるとして、相談対応を強化する。
警察庁によると、DV相談では、被害者は女性が76・4%。
被害者全体の年齢は20代が23・4%、30代が最多の27・0%、40代が22・9%。
加害者は男性が75・9%を占めた。
摘発は刑法や特別法が8702件、保護命令違反が76件で計8778件(383件減)。
摘発件数全体の統計がある2003年以降で初の減少だが、高止まりが続いている。
内訳は暴行が最多の5183件で、次いで傷害2626件。
殺人はなく、殺人未遂が110件だった。
この件数は氷山の一角なのだろう。
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