世界の主要な国と地域の中で、地球温暖化対策が最も進んでいるのはデンマーク、日本は53位で「落第」だなどとする温暖化対策ランキングをドイツの環境シンクタンク「ジャーマンウオッチ」などの研究グループが12月8日、気候変動枠組み条約の締約国会議で発表した。
温室効果ガスの排出量が増加傾向にあることなどから、日本は米国(44位)や中国(45位)よりも下にランクされた。
ランキングは、温室効果ガス排出量の多い58の国と地域が対象。
産業革命以降の気温上昇を2度未満に抑えるという国際目標を達成するのに必要な水準の対策を実施している国はなかったことから前年同様1~3位は「対象国なし」で、トップは4位のデンマークだった。
日本は、前年の47.21点から45.07点と成績が下がり、前年と同様に5段階評価で「落第」とされた下位15の国と地域の中の一つになった。
原発を止めている状況だとしかたないと思うが、かつて世界を引っ張っていた優等生の面影はない。
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