希望&夢

希望や夢あふれる社会になるといいな!
明日や将来のことを思うと、おもわずぼやいてしまいます。

年金受給75歳開始案 65歳より月額84%増

2019年10月22日 | 年金・手当て

厚生労働省は10月18日、現在は60~70歳の間で選べる公的年金の受給開始年齢について、75歳にまで期間を広げる案を社会保障審議会の部会に示した。

75歳から受け取ると、65歳開始に比べて毎月の年金額は84%増える。

元気な高齢者に就業を促し年金制度の支え手になってもらう狙い。

委員からは賛成する意見が相次いだ。

公的年金の受け取り開始年齢は65歳が基本。

受け取り始める時期によって年金額は増減する。

現在は65歳より早めた場合、年金額は1ヵ月当たりO・5%減る。

60歳にすると、65歳からの受け取りに比べて30%減少。

一方、65歳より繰り下げると1ヵ月当たりO・7%増える。

70歳からを選べば84%増となる。

厚労省はこの日の部会で、75歳まで期間を広げることを踏まえ、新たな増減率の案を示した。

最新の平均余命のデータを基に、65歳より早めた際の減額率は現行より縮小。

1ヵ月当たりではO・4%減とし、60歳にすると、65歳からの受け取りに比べ24%減少する。

一方、繰り下げた際の増額率はO・7%を維持し、75歳から受け取り始めると84%増える。

時期を遅らせて受け取っている人は高齢者の1%前後しかいない。

委員からは「70歳より後を選ぶケースが増加するのではないか」などの意見が出た。

厚労省は、会社員らが入る厚生年金の受給額改定を巡り、新たに「在職定時改定」の仕組みも提示した。

65歳以上で働いた人の年金額は現在、70歳になった時やその前に退職した時に合わせて改定される。

これを在職中に毎年改定し、年金を支給する。

毎月の給与20万円前後で1年間働いた場合、年1万3千円程度の年金を新たに受け取ることになる。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« いじめ 最多54万件 重大... | トップ | 固定電話網の要件緩和 携帯... »

コメントを投稿

年金・手当て」カテゴリの最新記事