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駅弁さすらひ 014 - ホームかビジターか - 「炙り煮あなごめし」(広島駅弁当)

2023-11-09 16:57:33 | 駅弁さすらい

帰りの新幹線は11:02発の「のぞみ」の指定をとっている。

「頑張れカープ赤うどん」を食べたばかりだが、約4時間の道中、飯は必要だ。新幹線ホームのお店で駅弁を物色した。駅弁屋にはいろんな種類の弁当があり、悩んだりする。自分の駅弁選びのポイントは

1.地元のもの

2.人気のもの

3.ネタになりそうなもの

である。

熟考を重ね。広島名物「あなごめし」に絞った。だが、この「あなごめし」には2種類あった。白いパッケージの「活あなごめし」、そして赤い「煮あなごめし」である。「活あなごめし」は

焼きか、煮か。或いは白か赤か。後はもう好みだろう。

広島だからホームグラウンドだし、ホームユニフォームの白を選ぼうとしたが、自分はどちらかといえばビジターユニの方が好きなのだ。焼きか、煮かは問題ではない。

赤の「煮あなごめし」を選んだ。

そして誘惑に負けて缶ビールも買ってしまった。車内で仕事しなきゃならないのに。

さて、車内でちょっと仕事して、少し小腹が空いて、弁当の時間にした。駅弁のパッケージを開ける時はなんだかワクワクする。ましてや地方のなかなか食べられないもの。さて、どんな内容なのか。

うおー!

お弁当にはあなごがびっしり。下のご飯がまるで見えない。さすが1,500円。客にがっかりさせない意気込みを感じる。これはすごい! 漬物の広島菜はしそとプレーンの2種類。

早速、タレをかけていただく。また、このタレが絶妙だった。甘タレはふっくらとしたあなごのうまさを倍加させた。

ご飯には下味がついていて、もう箸が止まらない。

うまいよ。うますぎる。

ご飯がもっと欲しいくらい。あなごに対してご飯が少ないような。だから、贅沢極まりなし。これが広島のあなごめしか。

1,500円の価値、価値、かっち価値!

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