
JR秋葉原駅、総武線下りホーム側の駅そば「新田毎」。安くてうまいそばは、秋葉原駅では貴重な存在で、よく利用させてもらっている。
だが、この駅そば屋に昔から気になるメニューがあった。
「ステーキカレー」。
嘘か真か、カレーにサーロインのステーキがのっているという。しかも、普段は1,100円のくせに、火木土日の曜日は690円になるというカレーである。
しかし、駅そばで、1,100円もするカレーって。それだけで十分気になるではないか。そんなに、すごいステーキがカレーにのっているのか。思わぬ期待を寄せてしまうのである。
だが、いつもタイミングが悪く、ずっと食べられずにいた。だが、そのチャンスは意外な展開で訪れた。券売機にSuicaをかざし、「ステーキカレー」のボタンをON。出てきた食券を店のおばちゃんに渡す。混んでいないとそのまま待てばいいが、昼時など混雑していれば、番号札が渡される。この日は運悪く、昼時だった。
厨房のおじさんは、いつもちょっと乱暴である。食器や盛り付けには大きな音を立てて準備する。それをいつも目の前で見ていて、がっかりするのだ。
この日は、番号札をもらったので、着席して出来上がりを待った。そして、いよいよ番号が呼ばれ、そのカレーを目の当たりにしたとき、軽いショックを受けた。
肉が小さく、ステーキと呼ぶにはいささかオーバーなビーフが5枚。え、これで1,100円もとるかしら?これなら万世橋を渡って、「いきなりステーキ」に行った方がいい。だって、カレーソースは多分レトルト。保存料のような味わいがする。
ちょっと待ってほしい。これで1,100円て。いや、この日はサービスデイで690円だったけれど、それでも高く感じる。
いやぁ、がっかりだ。まだ、カレーソースがいけていれば、こんな失望もなかったのだが。そもそも、ステーキとカレーを組み合わせる必然性って。しかも、これって二重価格じゃないかしら。
品名:「ステーキカレー」
値段:普段は1,100円(火木土日はサービスデイ690円)
米 :ジャポニカ米
大盛 :100円
辛さの調節:なし
確かに、そば屋にステーキは求めてない。でも、だからこそのインパクトもあるんだよ。
ネット上では、かなり評価が高いのが、よく分からないなぁ。