展示会3日目。
担当ブースは安定軌道で、あとはこの最終日を乗り切るだけ。ただ、取材が忙しく、昼飯にありついたのが15:30だった。この時間になったら仕事帰りの一杯まで我慢するのが自分の常道だが、この日は違った。前日、 2ヶ月前に取材させてもらった三重県の K田社長と再会し、「フードコートにあるハンバーガーがうまい」と聞いていた。これは絶対に食べねばと心に決めていた。
16時近い店内は空いていた。
並ぶことなく、「ハンバーガーセット」(1,300円)と飲み物「ペプシ」をオーダー。しばらくして、馬鹿でかいバーガーを受け取った。店内のカウンター席に陣取り、一息ついた。
海が見える最高のロケーション。
それだけでもうワクワクしてくる。
そして分厚いパティと形のよいバンズ。
よく、ビッグマックとか、見本の写真と実物が全然違うとなるが、この「ハンバーガー」は見本の写真と同じ圧倒的ボリューム感。
素晴らしい。
その分、食べにくいのだが、ここはガブっとかぶりつくに限る。
でもね、きれいにいかないんだ。
案の定、一瞬のうちにパティとバンズがバラバラになる。あんなにきれいなハンバーガーが一瞬で無残になった。
でもうまいなぁ。
特に焼き加減といい、肉質といい、パティが断然うまい。
確か野村宏伸さんの、デビュー曲、「ボビーに首ったけ」にあるフレーズ。
〽︎ひとつしかないハンバーガー、両端からかじって、そう最後にキスした
どんな薄っぺらなハンバーガーを食べてんだ! と思った。
うすっぺらなハンバーガーしか知らない自分。
パティで、こんなに変わるハンバーガー。
アメリカ行かないと分かんねーかと思っていたが、わりかし近いところに、その答えがあった。
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