先週はいつになくカレーを食べた。涼しくなり、体がカレーを欲しているのかも。
まずはスパイスカレーの衝動に耐えられず、「アーンドラキッチン」で、「Aランチセット」(750円)。
チキンとナスカレーをオーダー。一体どうしたら、こんなにコクが出るのか。相変わらずうまい。言うまでもなくバティスマイライスをおかわり。
翌日、喫茶店のカレーが食べたくなり、「CAFE ROSE」に。古い建物もさることながら、建物のテナントが中国関連の店舗や会社が入居する。このカフェも中国の方が店員さんだった。「キーマカレー」(800円)。
カレーソースが熱々でなかったのが残念。ちなみにドリンク付き。
そろそろ、コーヒー豆を購入したいと佐竹商店街の「ベースキャンプ」に。この佐竹商店街の目の前に、「ラホール」。この「Bセット」(850円)は、ボクのフェイバリットカレーだ。
カツカレーに日替わりのあげものがトッピング。インドテイストをチョイス。いやはや安定の旨さだ。
しかし、今回はこの並々ならぬ強敵を退けて、ピックアップするのが、神宮球場のバックネット裏にテナントする「欅」のカレー。同球場のグルメを紹介するページには、こんな紹介文が記されている。
「創業以来半世紀にわたり、多くの野球ファンをはじめプロ・アマ問わず各年代の名選手たちにも愛された老舗の名店」。
更に、そのカレーは、「伝統の味」と讃えられている。
一皿650円。ボリュームを考えると高いし、実は瞠目するほどのカレーではない。けれど、うまいものは、食べるシチュエーションが重要だ。野球を観ながら食べるカレー。暑くもなく寒くもない、ナイトゲーム。終盤を迎えたペナントレース。大差のゲーム差はついているものの、まがりなりにも首位攻防戦。こんな環境で食べるカレーが特別でない訳がない。現場に行かなきゃ食べられないカレーがある。それはインスタ映えとはまったく無関係なものである。食べものは、食べる環境に左右される。全ての出来事は一度きり。その瞬間に立ち会い、食べるカレーは唯一無二である。
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