子供が生まれてからというもの、我が家ではほとんどテレビを見なくなった。
妻は朝の「大沢悠里のゆうゆうワイド」から夕刻までTBSラジオを聴いているようす。 そんなわけで今年の日本シリーズはほとんどをラジオ中継で聴いていた。
小学生の頃はほとんどラジオでプロ野球を聴いていたし、クルマに乗る仕事をしていた
ときも、ほとんど野球中継といえばラジオだった。
思い起こせば、91年に広島カープが優勝した瞬間は、成田空港の第一駐車場でその瞬間
を聴いたし、野茂英雄投手がメジャー1年目でオールスターに先発した試合は浦安の勤務
先からラジオに耳を傾けていた。
野球中継ばかりではない。アトランタ五輪のサッカー、「マイアミの奇跡」も成田空港近くをクルマで走っていたときに聴いていた、そうそう、97年のサッカーW杯最終予選。加茂周監督が更迭され、岡田コーチが監督代行した緒戦は千葉県の印西市あたりをクルマに揺られて耳にしたものである。
さて、話しはおおいに脱線したが、とにかく今年の日本シリーズは懐かしきラジオを通して堪能することができた。
「ドラゴンズは何故負けたか」。
あえて、このような難題に挑んでみたのだが、要は運がなかったのではないかと思っている。
戦前、「どっちが勝つと思う」という友人の質問に、とかくこういった類いの話しには饒舌にわたしでも「わからない」というしか術がなかった。
それほど両チームの戦力は接近していたのだと思う。
結果は日本ハムの4勝1敗という一方的なものに終ったが、個々の試合は全て接戦。どちらのチームが勝利していてもおかしくない試合ばかりであった。
流れを引き寄せたのは第2戦の日本ハム。7回表一死で稲葉篤紀の捕ゴロを中日、谷繁 元信が悪送球。ゲーム終盤のミスは非常に怖い。しかも、最小得点差。続く、新庄剛志のポテンヒットの伏線になったのは、偶然でなく、必然であったように思う。
この好機を逃さなかったのが、結果的に勝利の女神を手繰りよせたのではないだろうか。
逆転打を打った金子誠を褒めるべし。
しかし、金子選手は第5戦でも、難しい球に喰らいつき、スクイズ成功。この後の試合の流れをまたまた変えた。
わたしとしては、最高殊勲選手賞は、勝利への流れを引き寄せた金子選手に取ってもらいたかった。
勝負の世界に「もし、たら、れば」は禁物だが、金子選手がいなければ、このシリーズはどっちに勝負が転がりこんでいたか分からなかっただろう。
最後に、このシリーズで特に見ごたえのあった対決を記しておきたい。
第3戦の6回表ピンチで登板した日本ハム武田久とタイロン・ウッズの場面は見ごたえがあった(唯一テレビ観戦していた)。
結果はウッズを空振り三振に仕留める。フルカウントの場面で三振に仕留めた球は内角の直球。あの場面、カープの投手陣だったら、外角に逃げるスライダーでお茶を濁していただろうな。
そして、もうひとつが第4戦の5回表、日本ハム先発の金村暁と中日、福留孝介。ヒットが出れば逆転の場面で空振り三振に仕留めた。
いずれも、日本ハム投手陣に気合勝ち。一方の中日打者には、「なんとしても」という気迫は伝わってこなかった。
運が明暗を分けた、という非常に身勝手な結論ではあるが、その運は新庄選手が呼び寄せた、となれば、それほど適当な論拠ともいえないだろう。
運も実力のうちだからね。
妻は朝の「大沢悠里のゆうゆうワイド」から夕刻までTBSラジオを聴いているようす。 そんなわけで今年の日本シリーズはほとんどをラジオ中継で聴いていた。
小学生の頃はほとんどラジオでプロ野球を聴いていたし、クルマに乗る仕事をしていた
ときも、ほとんど野球中継といえばラジオだった。
思い起こせば、91年に広島カープが優勝した瞬間は、成田空港の第一駐車場でその瞬間
を聴いたし、野茂英雄投手がメジャー1年目でオールスターに先発した試合は浦安の勤務
先からラジオに耳を傾けていた。
野球中継ばかりではない。アトランタ五輪のサッカー、「マイアミの奇跡」も成田空港近くをクルマで走っていたときに聴いていた、そうそう、97年のサッカーW杯最終予選。加茂周監督が更迭され、岡田コーチが監督代行した緒戦は千葉県の印西市あたりをクルマに揺られて耳にしたものである。
さて、話しはおおいに脱線したが、とにかく今年の日本シリーズは懐かしきラジオを通して堪能することができた。
「ドラゴンズは何故負けたか」。
あえて、このような難題に挑んでみたのだが、要は運がなかったのではないかと思っている。
戦前、「どっちが勝つと思う」という友人の質問に、とかくこういった類いの話しには饒舌にわたしでも「わからない」というしか術がなかった。
それほど両チームの戦力は接近していたのだと思う。
結果は日本ハムの4勝1敗という一方的なものに終ったが、個々の試合は全て接戦。どちらのチームが勝利していてもおかしくない試合ばかりであった。
流れを引き寄せたのは第2戦の日本ハム。7回表一死で稲葉篤紀の捕ゴロを中日、谷繁 元信が悪送球。ゲーム終盤のミスは非常に怖い。しかも、最小得点差。続く、新庄剛志のポテンヒットの伏線になったのは、偶然でなく、必然であったように思う。
この好機を逃さなかったのが、結果的に勝利の女神を手繰りよせたのではないだろうか。
逆転打を打った金子誠を褒めるべし。
しかし、金子選手は第5戦でも、難しい球に喰らいつき、スクイズ成功。この後の試合の流れをまたまた変えた。
わたしとしては、最高殊勲選手賞は、勝利への流れを引き寄せた金子選手に取ってもらいたかった。
勝負の世界に「もし、たら、れば」は禁物だが、金子選手がいなければ、このシリーズはどっちに勝負が転がりこんでいたか分からなかっただろう。
最後に、このシリーズで特に見ごたえのあった対決を記しておきたい。
第3戦の6回表ピンチで登板した日本ハム武田久とタイロン・ウッズの場面は見ごたえがあった(唯一テレビ観戦していた)。
結果はウッズを空振り三振に仕留める。フルカウントの場面で三振に仕留めた球は内角の直球。あの場面、カープの投手陣だったら、外角に逃げるスライダーでお茶を濁していただろうな。
そして、もうひとつが第4戦の5回表、日本ハム先発の金村暁と中日、福留孝介。ヒットが出れば逆転の場面で空振り三振に仕留めた。
いずれも、日本ハム投手陣に気合勝ち。一方の中日打者には、「なんとしても」という気迫は伝わってこなかった。
運が明暗を分けた、という非常に身勝手な結論ではあるが、その運は新庄選手が呼び寄せた、となれば、それほど適当な論拠ともいえないだろう。
運も実力のうちだからね。
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