中目黒駅改札向こうに見えるホッピー研会長の姿を見てちょっとホッとした。
会長が一人でたたずんでいたからだ。
噂では今回、会長の飲みトモである「大物俳優T氏が来る」という話がまことしやかに流れていたのである。
とりあえず、よかった。大物俳優Tがホントに来たら、俺っち、まともに喋れないよ。そもそもホントに来てたら、このブログにも書けないとこだったし。
そんでもって「帽子を斜めに被り、ダボダボのシャツ着た奴がいっぱいいる」(会長談)というバリ鳥に行く、という具体的な噂まで一人歩きしていたのだ。しかしねぇ、そういう帽子斜め被りのシャツダボダボ小僧が「オレンジレンジ」のCD買っているんだゼ。会長は彼らのおかげで南の島へバカンスに行けるんだよ。
そうなんだ。こうして世界は回っているンだナ。
てな訳で、いつしかバリ鳥をスルーし、気がつきゃ、安っぽい看板が郷愁を誘う居酒屋「大樽」の前でたたずむオヤジ2匹なのである。外観はもろに定食屋の風情。アルミサッシの引き戸に、よく中華料理屋で見かける見本のショーケース。店の壁には「ジンギスカン」などと貼り紙されている。
さて、いざ入らん。
アルミサッシを開け放つと、目の前には4人掛けテーブルが12卓。カウンターはない。
これってモロ定食屋じゃん。
部屋の向こうにもうひとつ部屋が続いている。どうやら、ジンギスカンは向こうの部屋で食べるらしい。
一番手前のテーブルに腰掛けた。すると彫が深くスラリとしたアーリア系の若い女性がお絞りを持って現れた。
額に付いているあの赤いティラクは付いていないけど、「インド人かな?」。
「とりあえず、瓶ビール2本」を頼むと「はい」と答え、オーダー用紙に書き込んだ。
やがて瓶ビールが運ばれてくる。何とサッポロのラガー。いやぁ、実に渋い!!開拓使の赤い星が燦然と輝くラベルのビールは実に希少である。
そして、この定食屋然としたお店、実に安いのである。
コロッケ、煮込みにゲソ唐揚げなどどれも300円台で食べられる、という超大衆酒場なのであった。しかも、ビールを散々飲んだ後に頼んだ酎杯はなんと100円!普通の酎杯グラスに入っており、味もほとんど普通の店のものと遜色ない酎杯が僅かに100円きりなのである。
さて、つまみに焼き鳥を幾つかインド美人に頼んだ。ニューデリーのコンノートプレイスを歩いているようなジーパンに前掛けといういでたちの店員は、すかさず厨房にオーダーを告げにいく。すると、すぐさま戻ってきて「塩かタレか」と拙い日本語で聞きにくる。「塩で」と我々が答えると、また厨房の方に向き直り、改めてそれを告げにいく。すると三度またもや戻ってきて我々にこう言い放つのである。
「焼き鳥Nothing」。
俺たち、ちょっと意表付いたけど。いいねぇその答え。実にいいねぇ。
バックパッカー時代の記憶が甦ってくるようだよ。
そんなオリエンタル美人はその後も我々のオーダーを隣席の訳あり熟年カップルの伝票に記入するなど、ほのぼのとした愛敬を提供してくれた。
あっそうそう、このお店の料理と酒はただ安いだけじゃなかった。コロッケはアツアツのホクホク揚げたてでうまかったし、ゲソの唐揚げも悪くなかった。ジュースよりも安い100円酎杯も決して悪くはない味なのである。
ひととおり、飲んで店を出た。気が付くと俺っち、いつもどおり、へべれけへの道をひた走っている。
最近、ホッピー研究会の定番になりつつある「二軒目中華料理屋コース」では例によって何を食べたかうろ覚えなのである。
そのお店、「味の三平」で食したのは餃子とレバにら炒め。あとはどうも記憶がない。
しかし、その後3件目に行った締めのラーメン「百麺」の味は強烈に覚えている。化学調味料をふんだんに効かせたスープは忘れもしない、京都で食べたラーメンチェーン「天下一品」の本店で食べたラーメンに瓜二つであった。
しかし、いやはや俺たちホント食べすぎだぁね。
会長が一人でたたずんでいたからだ。
噂では今回、会長の飲みトモである「大物俳優T氏が来る」という話がまことしやかに流れていたのである。
とりあえず、よかった。大物俳優Tがホントに来たら、俺っち、まともに喋れないよ。そもそもホントに来てたら、このブログにも書けないとこだったし。
そんでもって「帽子を斜めに被り、ダボダボのシャツ着た奴がいっぱいいる」(会長談)というバリ鳥に行く、という具体的な噂まで一人歩きしていたのだ。しかしねぇ、そういう帽子斜め被りのシャツダボダボ小僧が「オレンジレンジ」のCD買っているんだゼ。会長は彼らのおかげで南の島へバカンスに行けるんだよ。
そうなんだ。こうして世界は回っているンだナ。
てな訳で、いつしかバリ鳥をスルーし、気がつきゃ、安っぽい看板が郷愁を誘う居酒屋「大樽」の前でたたずむオヤジ2匹なのである。外観はもろに定食屋の風情。アルミサッシの引き戸に、よく中華料理屋で見かける見本のショーケース。店の壁には「ジンギスカン」などと貼り紙されている。
さて、いざ入らん。
アルミサッシを開け放つと、目の前には4人掛けテーブルが12卓。カウンターはない。
これってモロ定食屋じゃん。
部屋の向こうにもうひとつ部屋が続いている。どうやら、ジンギスカンは向こうの部屋で食べるらしい。
一番手前のテーブルに腰掛けた。すると彫が深くスラリとしたアーリア系の若い女性がお絞りを持って現れた。
額に付いているあの赤いティラクは付いていないけど、「インド人かな?」。
「とりあえず、瓶ビール2本」を頼むと「はい」と答え、オーダー用紙に書き込んだ。
やがて瓶ビールが運ばれてくる。何とサッポロのラガー。いやぁ、実に渋い!!開拓使の赤い星が燦然と輝くラベルのビールは実に希少である。
そして、この定食屋然としたお店、実に安いのである。
コロッケ、煮込みにゲソ唐揚げなどどれも300円台で食べられる、という超大衆酒場なのであった。しかも、ビールを散々飲んだ後に頼んだ酎杯はなんと100円!普通の酎杯グラスに入っており、味もほとんど普通の店のものと遜色ない酎杯が僅かに100円きりなのである。
さて、つまみに焼き鳥を幾つかインド美人に頼んだ。ニューデリーのコンノートプレイスを歩いているようなジーパンに前掛けといういでたちの店員は、すかさず厨房にオーダーを告げにいく。すると、すぐさま戻ってきて「塩かタレか」と拙い日本語で聞きにくる。「塩で」と我々が答えると、また厨房の方に向き直り、改めてそれを告げにいく。すると三度またもや戻ってきて我々にこう言い放つのである。
「焼き鳥Nothing」。
俺たち、ちょっと意表付いたけど。いいねぇその答え。実にいいねぇ。
バックパッカー時代の記憶が甦ってくるようだよ。
そんなオリエンタル美人はその後も我々のオーダーを隣席の訳あり熟年カップルの伝票に記入するなど、ほのぼのとした愛敬を提供してくれた。
あっそうそう、このお店の料理と酒はただ安いだけじゃなかった。コロッケはアツアツのホクホク揚げたてでうまかったし、ゲソの唐揚げも悪くなかった。ジュースよりも安い100円酎杯も決して悪くはない味なのである。
ひととおり、飲んで店を出た。気が付くと俺っち、いつもどおり、へべれけへの道をひた走っている。
最近、ホッピー研究会の定番になりつつある「二軒目中華料理屋コース」では例によって何を食べたかうろ覚えなのである。
そのお店、「味の三平」で食したのは餃子とレバにら炒め。あとはどうも記憶がない。
しかし、その後3件目に行った締めのラーメン「百麺」の味は強烈に覚えている。化学調味料をふんだんに効かせたスープは忘れもしない、京都で食べたラーメンチェーン「天下一品」の本店で食べたラーメンに瓜二つであった。
しかし、いやはや俺たちホント食べすぎだぁね。
いやあ、題名でも書いたがそれにしても食べすぎだぞ師よ。それでなくてもおっさんの俺達、特に夜の食べすぎは腹が出る最大の原因だぞ!新聞にも出てたろ、夜食うと太りやすいって。気をつけろ!(長井秀和風。既に少し古いか?)
ちなみに最近の俺は、外食ではいいものを少しがモットーだ。ただ、そのためにたまーにしか外食しないんだが・・。
にしてもインディアおねいさんは日本でもやってくれてるね。俺もバックパッカー時代には(時代って・・・。)インドの方々には色々と素敵なこと!?をされたり、したりしたもんだなと思い出したりしたよ。
さて、京都天一のネタを出したのはやはり俺へのネタ振りか?(自意識過剰)確かにあそこのスープは親の敵のように化学調味料が入っていて、軽い味の素症候群の俺は、あそこで食すと、しばらくして頭がくらくらして、更に軽い頭痛が襲って来たりするんだよね。若いときはしょっちゅう行ってたんだがなあ。
そんな俺は、最近、あっさり系しょうゆ味のラーメンが好きですな。京都だと花園にある「親父」ですかな。しかし、とんこつ系が好きでないと言うのもおっさんの証明かもなあ・・・。
いや、ほんとまた色んな意味で再訪してみたい店だったね。
そして、「ラーメン親父」!! 生ニンニク入りを食べたのを思い出しました。
2Fの座敷の窓側のすぐ外に、桜が奇麗に見えるんですよ。
毎年、その時期は2Fの座席だけ、予約がいっぱいになるらしいです。
私が行った時もオリエンタル美人でした。
伝票に書いてある字が読めなかったけど
ちゃんと会計できたのかなぁ。
確かに、ラーメン天一は微かにネタ振りしたよ。
だって、最近師はこのコーナーにコメントしてくれないじゃないか。冷たいよ、師よ。
さて、最近お腹出てきたよ。案の定。
週末ジョギングしてるのに。
でも、まだお腹いっぱい食べられるのは、微妙に若いからか?
ちなみに、今pもコメント中に師にネタ振りしてるぞ。
ちなみに俺も営業マンじゃなくなった昨今(って言うか無職じゃん俺)にんにく入り比率高いっす。にんにく入り「ダブルで」って言うと倍量になってすんごいにんにくテーストになるっす。ああ、食いたくなってきたなあ。
ところで師よ。あれは食ったのかよあれは??
ちなみにおっさんなのに結構食ってしまうのは、おっさんの意地汚さからだと俺は思うんだが、(俺はそうだな。)師はどうなのよ?
なお、楽屋ネタ的で申し訳ないっす。
とにかく、お花見スポットな訳なのですね。
また、来春になったら行ってみよう、っと。