広島カープ監督、山本浩二氏がようやく辞任を表明した。
当ブログでも再三に渡って氏の更迭を求めてきたが、5年間の就任中一度もAクラスにあがることもできず、当然の結果であったといえよう。
大学時代、三羽烏といわれた星野仙一氏とは好対照の引き際だけに、山本氏の去就は哀れでもある。
さて、ホリエモンこと堀江貴文氏のカープ買収の噂がかまびすしい。
9月15日号の週刊新潮に始まり、今週発売の週刊ポスト、或いは週刊現代で、この話題は取り上げられた。
これらの報道によると、堀江氏のカープ買収話しは、苦境に立った選挙戦で失地回復の切り札として飛び出したリップサービスが発端であった、と説明している。
だが、果たして本当だろうか。
実は、堀江氏は端から選挙に勝つ気持ちなどなく、広島6区からの出馬の目的は広島カープの買収にあったのではなかったか。
今年3月に上梓した「僕が伝えたかったこと」(マガジンハウス)で堀江氏は「政治家は絶対にやらない」と心中を吐露している。僅か半年でその心が簡単に変わることなどあるのだろうか。
また、自民党の公認を受けず、無所属で選挙に臨んだのも、亀井静香氏に善戦して散りたい、という意図があったのではないかと勘ぐりたくもなる事柄のひとつだ。
選挙戦のさなかに、プライオリティがそれほど高くもないカープの改革論の資料作りを行っていた、というのも解せない。
それはつまり、選挙に勝利することが目的ではなく、カープ買収が本当のミッションであったことを意味するのである。
はからずも尾道市民の反応は頗るよかった。
しかも県民の民意にも同様の反応があったという。
堀江氏もこうしたシグナルをしっかりと受け止めたことだろう。
だから、今年のストーブリーグではプロ野球界を揺るがすほど、「カープ買収」の話題は大問題に発展するはずである。
堀江氏きっと本気である。
一方、カープファンである。
前出の週刊誌には資金力のある堀江氏のカープ買は概ね歓迎する旨のカープファンの声が掲載されている。
だが、果たしてこの部分も真実かどうか怪しい。
カープは唯一プロ野球の中では市民球団である。選手も地元の選手を獲得してじっくり育てる、というスタイルだ。そうしたチーム方針を180度転換してどっかの金満球団のごとく、選手を金で買ってきてファンが喜ぶのだろうか。
また、カープは関東地方でも多くの熱心なファンを持つ。
彼ら彼女らが何故カープを愛するようになったか。それは決して鳴りもの入りの選手を獲得するわけでもなく、じっくり選手を育て、金をかけるわけでもなく、個性的な選手を輩出しているに他ならない。こうして育てた生え抜きの選手を中心に金満球団に対峙していく。こうした清々しさが少なからず野球ファンに好感を抱かせた結果である。
こうしたファンが、果たして堀江氏のチーム作りに納得するのだろうか。
プロ野球は勝負事である前に経営でもある。しかし、その反面、エンターテインメントであることも間違いない。
チーム作りの均衡は金だけでは図れない。
当ブログでも再三に渡って氏の更迭を求めてきたが、5年間の就任中一度もAクラスにあがることもできず、当然の結果であったといえよう。
大学時代、三羽烏といわれた星野仙一氏とは好対照の引き際だけに、山本氏の去就は哀れでもある。
さて、ホリエモンこと堀江貴文氏のカープ買収の噂がかまびすしい。
9月15日号の週刊新潮に始まり、今週発売の週刊ポスト、或いは週刊現代で、この話題は取り上げられた。
これらの報道によると、堀江氏のカープ買収話しは、苦境に立った選挙戦で失地回復の切り札として飛び出したリップサービスが発端であった、と説明している。
だが、果たして本当だろうか。
実は、堀江氏は端から選挙に勝つ気持ちなどなく、広島6区からの出馬の目的は広島カープの買収にあったのではなかったか。
今年3月に上梓した「僕が伝えたかったこと」(マガジンハウス)で堀江氏は「政治家は絶対にやらない」と心中を吐露している。僅か半年でその心が簡単に変わることなどあるのだろうか。
また、自民党の公認を受けず、無所属で選挙に臨んだのも、亀井静香氏に善戦して散りたい、という意図があったのではないかと勘ぐりたくもなる事柄のひとつだ。
選挙戦のさなかに、プライオリティがそれほど高くもないカープの改革論の資料作りを行っていた、というのも解せない。
それはつまり、選挙に勝利することが目的ではなく、カープ買収が本当のミッションであったことを意味するのである。
はからずも尾道市民の反応は頗るよかった。
しかも県民の民意にも同様の反応があったという。
堀江氏もこうしたシグナルをしっかりと受け止めたことだろう。
だから、今年のストーブリーグではプロ野球界を揺るがすほど、「カープ買収」の話題は大問題に発展するはずである。
堀江氏きっと本気である。
一方、カープファンである。
前出の週刊誌には資金力のある堀江氏のカープ買は概ね歓迎する旨のカープファンの声が掲載されている。
だが、果たしてこの部分も真実かどうか怪しい。
カープは唯一プロ野球の中では市民球団である。選手も地元の選手を獲得してじっくり育てる、というスタイルだ。そうしたチーム方針を180度転換してどっかの金満球団のごとく、選手を金で買ってきてファンが喜ぶのだろうか。
また、カープは関東地方でも多くの熱心なファンを持つ。
彼ら彼女らが何故カープを愛するようになったか。それは決して鳴りもの入りの選手を獲得するわけでもなく、じっくり選手を育て、金をかけるわけでもなく、個性的な選手を輩出しているに他ならない。こうして育てた生え抜きの選手を中心に金満球団に対峙していく。こうした清々しさが少なからず野球ファンに好感を抱かせた結果である。
こうしたファンが、果たして堀江氏のチーム作りに納得するのだろうか。
プロ野球は勝負事である前に経営でもある。しかし、その反面、エンターテインメントであることも間違いない。
チーム作りの均衡は金だけでは図れない。
亀井38.5%、佐藤26%、堀江34%の3人の無党派支持率
亀井38.8%
堀江34%
佐藤さん26.5%
無名の佐藤さんと比べても大して変わりません。知名度やTV出演量で劣る亀井氏でも有権者は亀井の方がましと
判断した様です。
堀江は小泉派自民党と公明党と共産党を
固めて組織型選挙を進めたが、無党派に負けた。
●全数調査で明らかになった、堀江支持率
無党派に限れば、
亀井を支持38.5%
堀江を支持34%
堀江不支持66%
●堀江支持者は低IQのB層だな
無党派層の支持率
亀井38.5%・・・C層(地方の働き盛り夫婦)
堀江34%・・・・B層(ボケ老人、低学歴若年層)
佐藤さん26.5%・・・A層(勝ち組、技術職、ホワイトカラー)
●無党派層が共産創価自民ブタを退治
天皇制廃止を唱えたブタ、共産票目当て
ブタが自由投票になった共産党支持者の
票を獲得するために共産党員に迎合。
それに対し、無党派層の票を伸ばして
大勝した亀井氏。無党派が共産創価自民ブタを退治。
●ブタが「抵抗勢力が票をすり替えた」と主張
総選挙に出馬したが無党派票を獲得できず、結局当選者を出すことはなく、信者株主は動揺しブタへの帰依も弱まってしまった。そのうち下向(投売り)するものもでてきたことから、ブタは信者株主の統率と自分のカリスマを保つため、これを抵抗勢力のせいにした。すなわち選挙に落選したのは抵抗勢力が票を操作したのだと信者株主をいいくるめ、また同時に自分の会社ライブドアの勢力を拡大していくには正当な手段ではもはや不可能と判断、このころよりブタは究極のIT実践法とする「ターボリナックス」を説法するようになり、ターボリナックスの普及のためなら殺人も善行であるとくりかえし発言している。そうしてライブドアは武装化に邁進するようになった。会社の出発時は「全人類のIT化」が目的だったはずのライブドアは、ここにきて手段と目的がひっくり返り、ターボリナックスの名を語るただの犯罪集団へと成り下がったのである.
ソース http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/ele_hiroshima_div06.html?d=11kyodo2005091101009971&cat=38
週刊誌報道によると堀江氏は「比例には公明党を」と呼びかけていたそうですね。しかし、「天皇制廃止」は共産票を意識したものだったのでしょうか?どこかで読み散らかしてきた単なる知識だけのような気がします。
>また、カープは関東地方でも多くの熱心なファンを持つ。
>彼ら彼女らが何故カープを愛するようになったか。それは決して鳴りもの入りの選手を獲得するわけでもなく、じっくり選手を育て、金をかけるわけでもなく、個性的な選手を輩出しているに他ならない。こうして育てた生え抜きの選手を中心に金満球団に対峙していく。こうした清々しさが少なからず野球ファンに好感を抱かせた結果である。
>こうしたファンが、果たして堀江氏のチーム作りに納得するのだろうか。
>プロ野球は勝負事である前に経営でもある。しかし、その反面、エンターテインメントであることも間違いない。
>チーム作りの均衡は金だけでは図れない。
残念ながら、カープは補強やファンサービスを随分怠っている。「金がない」という言葉に甘えて、である。しかし去年までは黒字経営していたらしく、球団自身もそれ相当誇示していたようだ。それは巨人戦の放映権料のおかげであって、大いなる努力の賜物ではなく、結局はセリーグの特権に甘えてきた。しかし今年以降は交流戦が始まり、命綱である巨人戦の数も減った。だから今年以降は赤字転落を覚悟しなければならない。
選手の補強やファンサービスよりも黒字を優先させるスタイルが気に入らないのだ。ボール運び犬がファンサービスだと球団関係者は言うが、それは大間違い。そんなまやかしのサービスではファン離れを止めることはできない。
確かにおっしゃることは分かります。経営努力を怠ってきた部分は否めませんね。
まず、チームグッズが魅力的ではないこと。そして、FAで選手を流出させていること。更に、カープに興味を持たない選手はたとえ欲しい選手でも獲得しない。という点が挙げられるでしょう。
こうした部分は経営努力の怠慢といわれても仕方ないと思います。
10月15日付け日刊ゲンダイの高橋乗宣氏のコラム「日本経済 一歩の真相」で氏は「カープファンは球団に変わってもらいたい」と本音を吐露しています。
確かにわたしもちょっぴり本音を言えば、皆様の意見にも少々賛同します。もっと、お金を使ってお客さんを呼んでみれば?とも思います。
しかし、とも思うのです。
まず、お金を使わなくても、素晴らしい選手を育てています。カープの選手は他球団にひけをとらない選手ばかりです。こうした才能を発掘している部分では野球界の振興に大きく貢献しているのではないでしょうか。(松田元オーナーが意図的にしているかは不明ではありますが)
また、広島カープは株式会社です。(株とファンの微妙な関係は別として)企業である以上、黒字を出さなければいけません。それが企業の義務でしょう。カープのような規模でも黒字が出せるという意味ではプロ野球界でもお手本とするべきビジネスモデルだと思います。(確かに寅さんのご指摘の通り、巨人戦という既得利権に寄りかかっていたとしても)
夢のある球団運営を行っていても、球団が消滅しては元も子もありません。
シーズン中、わたしはかなり厳しくカープを叱責します。長い間、カープが低迷していても、ファンでいられるのは、「球団さえあれば幸せだな」と感じているからに他ありません。
来季よりマーティ・ブラウンを監督に抜擢しました。カープ在籍時代はホームにヘッドスライディングするガッツ溢れるプレーの選手であったことを考慮すれば、カープの再生を本気で考えた人選なのだな、と今は感じています。
カープもそれなりに努力をしているのだな、と微かな喜びを感じています。