T根と合流して酒場へ。店を探すのももう面倒だったので、前回2人で行った「からあげ番長」へ向かった。2人でサインをした色紙を見に行くという目的もあり。
半年前、T根は禁煙してから半月後で、まぁ長くは続かないだろうと予想していたが、彼の禁煙は続いていた。素晴らしい。
さて、その「からあげ番長」は前回の混雑っぷりが嘘のように空いていた。たまたまお客さんが少ないのか。それとも一気に衰退したのか。
テーブル席に座り、「酎ハイ」をオーダー。自分はレギュラーだが、T根は「番長」をチョイス。
このサイズの違いがものすごいシュール。ただ、「番長」サイズの方がお得なのは分かっているかが、どうもこの馬鹿でかいサイズが気に入らない。
お客さんは老人一組のみ。その彼らは、大きな声で喋っている。
しばらくすると、お通しのからあげが出てきた。なんだかからあげ自体も小さくなっているような気がする。
また、前回はからあげにクイズが添えられていたが、その企画もなくなっていた。なんだかお店の勢いも感じない。前回は完全にイケイケなムードだったが。鳥は鳥でも閑古鳥が鳴きはじめたか。
この店のウィークポイントの一つはメニューの乏しさだろうか。初めてお店に入ったときは番長サイズの飲み物のインパクトにやられたけど、冷静になる2回目の来訪で、メニューの乏しさに気づく。いや、厳密にいえば、メニュー自体はそれほど少なくもないが、からあげ以外では揚げ物メニューが多く、どうにもオーダーするのに二の足を踏んでしまう。メニューが少ないのではなく、頼みたいものが少ないといった方がいいか。とにかく、脂っこいものが多いのだ。
乾杯して、ちょっと落ち着いたところで、前回書いた自分らの色紙を見に行ったが、見つけられなかった。早々に撤去されたのだろう。
T根の飲むペースは相変わらず早い。
自分がレギュラーサイズを飲み干すと同時に、彼は番長サイズを飲み干すのだ。自分も結構早いほうだけど、奴はさらに早い。体もでかいし。
だから、おかわりは同時にした。
それと同時に「和牛ハツ刺し」(390円)と「ポテトフライ」を追加したが、どうにも心躍るようなつまみではなかった。
そんな空気を感じたか、T根が「河岸を変えよう」と言い出した。
へぇ、珍しい。けっこう一軒で、ながっちりのパターンが多いこの人。タバコをやめて、まるで人も変わったようだ。
お互い2杯目を飲み干して、店を後にした。
「番長」には直接的には怖くて言えないけれど、次のリピートはもうないかな。
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