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BASEBALL馬鹿 BLOG

不惑の草野球日誌♯6

2011-11-09 14:04:04 | モザイクの一球
9月の試合の第2打席目、鋭い当たりを右翼に飛ばしたが、野手の正面をついた右翼ライナーに終わった。
かつての自分なら、間違いなく右翼の頭を超えていったことだろう。パワーがなくなったのか、それとも技術的に問題があるのか。
歳のせいにしたくはないが、確実に筋肉は衰えていると思う。

こないだの試合の帰り、監督に駅までおくってもらった車中で、F士君はこう言った。
「バッティングフォームをどうしていいか分からない」。
監督は「悩め、悩め」と言った。

「どうしていいか分からない」と訊かれたら、わたしは「どういうバッターになりたいか」と逆に質問しただろう。
「長打を打ちたいのか」「足を生かした打者」になりたいか。
それによってフォームは変わってくる。
そして、その自分のなりたい打者になるためには、どうすればいいのか、それを自分で考えるしかない。

わたしは、やせっぽっちながら、長距離打者になりたいと思ってフォームを固めてきた。
非力だから、バットは軽いものでなくてはいけない。スイングスピードを早くするために、極端に軽いバットをチョイスした。
その軽いバットに少しでも重心を預けるために、極端なクローズドスタンスをとることにした。遠心力でバットに体重をかけるためである。

また、わたしは体が開くクセがあるので、それを防ぐ意味もあったし、その分、ボールを長く見ることも、クローズドスタンスの利点であった。

しかし、その分リスクを犯さなければいけなかった。内角への対処である。クローズドスタンスによって内角には弱いのである。そこで、早めに反応できるように、構えの際、バットは初めからトップの位置としたのである。

しかし、今年は長打どころか、まだ1本もヒットを打っていない。
今年は3試合しかしていないが、まだ無安打である。

そこで、先週の土曜日に素振りをした。
左打席で100スイング、右で50スイング。
フォームを確かめるように素振りをしたのだが、そこで気がついたことがある。フォロースルーが小さくなっていたのだ。

よくよくチェックしてみるとテイクバックの際も若干縮こまっているようだ。つまり、知らず知らずのうちにフォームが小さくなっていたのである。これでは、従来のダイナミックさは消えてしまう。
この原因は運動不足であろう。体や腰が回転しなくなっているのだ。つまり、体の可動域が狭くなっているのである。これを直すには容易ではないが、意識して体を柔らかくしていくしかない。
来季は長打を打てる自分に戻すことが目標である。

F士君!少年よ大使を抱け!
君の体はこれからも伸び代がある。
その恵まれた体格で長距離打者を目指そう!
何ならコーチしてあげるよ。
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