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居酒屋さすらい 0768 - 千葉の魚で一杯 - 「魚問屋 浜包丁」(千葉市中央区新千葉)

2014-07-28 18:18:20 | 居酒屋さすらい ◆地方版

千葉駅で降りるのは何年ぶりだろうか。

千葉駅が巨大化してるのに驚きながら、「浜包丁」という酒場に入る。

広い店舗。やっぱり敷地が豊富な千葉だなって思う。

お座敷だって、20畳ほどもある。

 

千葉の魚と聞くと、なんだか血がたぎる。

富山とか地形が入り組んだ独特の漁場とは違うが、親潮と黒潮がぶつかる銚子港をはじめとする千葉の魚も特別だ。

また、南房も魚影が濃く、内房の小さな港の食堂は、実は茨城のそれよりも、今や隠れた穴場スポットである。

この千葉市の千葉港も真鰯の釣れるポイントとして有名で、よくポートピア近辺をドライブしながら、釣りにきた。

千葉の魚はちょっと違う。

 

まずは、生ビールに「鯵タタキ酢なめろう」(500円)。

ビールは「スーパードライ」(450円)に「熟撰」(600円)。もちろん、「熟撰」をチョイス。

今でこそ、「なめろう」はメジャーになったが、元々は千葉の漁師料理である。

あまりのおいしさに皿まで舐めたから「なめろう」と言われるようになったとか、その由来には諸説あるが、「なめろう」は本当においしい。

やっぱり「なめろう」は鯵でなきゃ。

たまに鰯とかあるけれど、絶対に鯵がいい。口の爽やかさがまるで違う。

 

 

「刺身五点盛り」。

赤身は中トロ、青ものはひらまさ、真鯛に、そしてヤリイカ。赤身以外は千葉のものかしら。

クライマックスはやっぱり真鯛。南房の天津小湊は日蓮上人のゆかりの地。その昔、日蓮上人の誕生とともに鯛の群れが押し寄せたとか。千葉を味わう上で鯛は外せない。

 

だが、残念ながら、千葉には優れた酒蔵がない。

せっかく魚がうまいのに、酒に関しては残念だ。

したがって、酒のラインナップも「甲子」「八海山」と無難な銘柄が並ぶ。

わたしは仕方なく「緑茶ハイ」(390円)に切り替えた。

 

千葉の魚には「ほうぼう」や「メバル」も有名だ。本当はこういう魚で一杯やりたいとこ。

別にカッコつけてカルパッチョとか、そんなの要らないからさ。

そういう点では、この店、ちょっと物足りないかな。

 

地ものの魚は焼いたり干したりするだけで、ほんとうにおいしいから、こねくり回さず、素材の味を楽しみたいね。

できればさ、地元の酒といっしょにね。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
久留里の (怪鳥)
2014-07-29 16:36:14
藤平酒造の「福祝」という酒は美味しいよ~。その昔「しお」で一緒に呑んだよ~。
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Unknown (熊猫)
2014-07-29 16:42:57
「福祝」かぁ。
確かに「しお」で飲んだ酒はおいしかった。

先入観はいけないね。
返信する

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