「めとろ庵」て、しかし。
ものすごいネーミングだ。フランス語と古典的な日本語の融合。JRの駅そばブランド、「いろり庵」を意識しているのか。
東京メトロの駅そば、「めとろ庵」のことである。この「めとろ庵」、非常に希少である。ボクの知っているところでは、大手町のコンコースと、新木場駅、そしてこの西船橋の駅しか知らない。確かにメトロ利用者に、駅そばの需要は、そんなにも多くないだろう。でも、ボクは駅そばを見かけると、ついつい吸い込まれるように入ってしまうのだ。
「もりそば」(290円)。
しっかり海苔がまぶされている。その海苔がやけに眩しい。
やや、黒みがかったそば。挽きぐるみ気味の感漂うワイルドなそば。JRのNREが提供するそばと、恐らく遜色ないと思う。けれど、「いろり庵」より、そばが黒く、そば粉比率も高く感じるのは気のせいか。
そばつゆは、辛さも甘さも兼ね備えた万能タイプ。とりわけ、特徴的ともいえないが、ジャンク好きな自分にとって、妙に落ち着く味わいだったりする。
ついつい、都内の駅そばということで、「いろり庵」と比べてしまうのだが、希少性でいえば、「めとろ庵」の方が上。駅ナカに両店があれば、ボクは「めとろ庵」を選ぶ。
今はその、めとろ庵も少なくなりましたか。
確か大手町にも有りますよ。
自分の場合、まずいとは感じませんでした。食べるシチュエーションで、感じ方も違いますからね。
はい。大手町にもあります。
後日、また行った時はまともになっていたから麺の湯切りの技術の所為だったかも。
一斉に不味くなったのはJRのあじさいと混同してるかも知れません。
JRのNREも、コロコロ変わってますね。自分は、「いろり庵きらく」が、どうも好きになれません。